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SE歴6年(うつ経験有)の私が20代最後にSEとして歩んできた全てを話します

初めまして。私はシステムエンジニアとして6年間働いてきた者です。
楽しいことも辛いことを多々ありましたが、20代の最後に私のSE人生を振り返りたいと思います。

少し長くなるかもしれませんが、次のアジェンダで話していきます。(約2万文字の記事になっているため、ゆっくりと読んでみてください。)

・20代のSE人生を振り返る
・SEとして働く上で良かった点・辛かった点
・SE業界で成功するための秘訣
・最後に就活生・若手社員へのアドバイス

このnoteで伝えたいこととしましてこれからSEとして働く方や現在既にSEとして数年のキャリアがある方に向けて、私のような失敗を回避し、是非とも自由で楽しいSEライフを実現してほしいと考えております。


まずは簡単に私の自己紹介からさせていただきます。

大学院を卒業後、大手の金融系SIerに就職しました。その後、うつにより半年間の休職後、そのまま退職し、web系の会社(SIer部隊は10人ほど)へ転職しました。そこでは残業が多く発生しておりましたが、幸い楽しく働くことができました。そして、給料とスキルアップを目指し2度目の転職活動を行いました。その結果、2社目の勤務内容を評価いただき、学生時代には全く手が届かなかった(webテストで落ちた)外資系コンサル企業に転職することができました。現在も引き続き3社目の企業に勤務しております。

結果的に、数年前の私からは想像できないほどのエリート企業に就職できたわけですが、そこに至るまではいろんな苦労や失敗がありました。苦労の中でも自分に取って不必要なものも多くあったので、私の失敗を反面教師としてみなさまには失敗しないように働く考え方を身につけていただきたいと考えております。←失敗の経験と今後の対策を余すところなく書いていきますので、私の経験がみなさまの血肉になっていただけることを願ってます。


ここから有料にしようと思っておりましたが、SE人生を振り返る前に学生時代になぜSEになろうと思ったのか。についてお伝えします。就活生の方で現在下記に記載する内容と同じようなことを考えている方は、この先の内容が高い確率で参考になると思います。また、現在既にSEとしてキャリアがある方も同じような考えでSEになった方であればきっとこの先も参考になりますので、ぜひ読んだみてください。


なぜSEになろうと思ったのか(就活〜入社前)

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私は情報系の学部にいた関係で、就活で友人たちはほとんどSIer企業に就職しました。私も同じように就活しておりましたが、30社受けてほぼほぼ全滅してしまい、内定をもらった企業は主に2次請け(大手SIer企業からの仕事を貰い、手伝うイメージ)の企業でした。評判もあまり良くなく、平均年収も業界内ではかなり低い方でした。また、周りの友人たちでその企業を受けた人は全員内定をもらっており(もちろん全員内定辞退)、正直にこの会社に入ったら人生終わってしまうのではないかと考えることも多くございました。

そして、就活が終わり、あとは卒論だけとなった状況(4年の5月ごろ)で、大学院進学の選択肢があることに気づきました。親には内定が出たことを伝えておりましたが、情報系の勉強が好きだったことから大学院に進学することにしたと伝えました。(大学院の授業料は全て奨学金で支払いました。)そして、運良く同じ大学の院に推薦で行けることがわかり、大学4年の途中から大学院になってから学会発表できるような準備に取り掛かりました。

ここまでいい感じに書いておりますが、要は学部時代に就活で失敗し、大学院へ逃げただけです。。。w


月日は流れ、待ちに待った第二回就職活動大会が幕を開けました。

さっそく言い訳ですが、当時8月面接解禁と聞いていたため、そこまでは研究に注力していた結果、周りを見ると8月から最終面接が始まったり、正式な内定の連絡が8月から伝えられるらしく、完全に出遅れました。

ただし、大学院の時に学会発表(国内4回、国際2回)を経験していたため、どこか気楽な精神状況で就活に臨みました。志望業界は特に何も考えず、「周りが多く行っている」かつ「自分にできそうだった」SEを志望し、有名な企業から選考を受けていきました。

結果は5社の選考を受け、そのうち1社から内定をいただきました。この会社はそこそこ評判も良く私の中では納得できる企業でした。(ちなみに従業員2,000人以上の金融系Sierです。)


タイトルにある「なぜSEになろうと思ったか」につきましては、正直言いますと「周りに流されたから」が回答になります。本当に当時は何も考えていなかったですが、今となってはSEになって間違えていなかったと感じています。


ここまでが私がSEになった経緯になります。ここまでお読みいただき共感できる部分がありましたら、ぜひこの先もお読みください。


〜ご購入ありがとうございます。ここからが本題になります。〜

20代のSE人生を振り返る

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この後の構成としては、本章でSEとして働いてい上で感じた点を全てお伝えします。そして、次章以降では各章のテーマに応じて私の考えをお伝えします。


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