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⁡⁡【見えない所を勉強する】-勉強の仕方⑥-

スイミングコーチ時代、
水泳の入門書を読んでも
かゆい所に手が
届かなかったんです。


どんな痒い所が
あったのかというと


泳ぎの形は教えてくれるけど
その説明を聞いても
多分泳ぎは上手にならない。


もっというと
水泳の本って
泳ぎ方の形は
教えてくれるんです。


「クロールは
 両手を交互に動かして
 キックは止めないように
 します。


 キックは
 水面近くで
 膝を曲げすぎないように
 足を交互に動かします。」


みたいな感じの説明は
してくれています。


でも泳ぎを
上手になりたいと
思っても


この説明じゃ
何も変わらない…



そんな時
スクールで研修会があって


スタッフ同士で
泳ぎの教え方を説明する
っていう課題が出てきたんです。


水泳の本を
もう一回読んでも
ありきたりの説明に
なっちゃうな


って思った矢先、


インターネットで
水泳のお悩み相談室みたいなサイトが
目に飛び込んできたのです。


そこで
水泳の悩みに答えていた
「運動おんちさん」
っていう方の回答が


まさしく
自分の痒いと思っていた所に
手が届くそんな解説を
してくれていました。


「背泳ぎで腰が沈んでしまうのは
 骨盤より膝が高い位置にあるから


 骨盤より深いところで
 膝を動かすようにしたら
 体が浮くようになる」


とか


「背泳ぎのキックで
 膝が曲がりすぎているのは
 足を早く動かしすぎているから


 もう少し
 足をゆっくり動かすと
 膝は曲がりすぎない」


とか、
おちいりやすい状況の原因と
それを解決する方法が
とても明確に書かれているんです。


よくよく読んでいると
その「運動おんちさん」…


体の動かし方の勉強を
されている方だったんです。


体の構造、体の動かし方、
をもとに水泳の話を
してくれるので、
すごく分かりやすいんです。


水泳の事を知りたいから
水泳の本を読む


それはそうなんですけど


水泳は体を動かしてする物
だから、体の動かし方を勉強する


一歩踏み込んで
普段見えにくい
本質的な所を勉強する。


それが、
自分の痒かった所を
解決してくれる方法って
いう事に気づけた
出来事でした!

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