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えっち♡ランナーズ


 皆さん、こんにちは。映画3本ブッ続けは平気木賃もくちんふくよし(芸名)です。
 いや、映画の内容にもよりますが、本数だけで言うなら、1日6〜7本は観た事あるな。

 ちなみに、映画ならアニメ映画でも分け隔てなく観るんですが、実は、アニメはあんまり観ません。
 実は、と言うのも、何故かワタクシ、めっちゃアニメを観る人だと誤解されているからです。
 確かに子供の頃はいわゆるベビーブームで、アニメや特撮の番組が新旧山ほどあったんですよ。(旧と言うのは再放送のこと)
 だから必然的にアニメをたくさん観てたけど、働き始めてからは、アニメが嫌いになったとかじゃなく、単純に、


 (´・Д・)」 アニメを観る時間がない。


 って感じで、どんどんと観なくなっていった経緯があります。


 (´・Д・)」 いや、
 映画を観る時間は
 確保するんだけどね。


 てか、ワタクシは映画が好きなのである。基本2時間で起承転結を綺麗に収める所が好きなのよね。個人芸術なら小説が一番好きだけど、集団芸術なら映画が一番好き。どっちも2時間ぐらいの間、別世界を堪能できる。

 その点、アニメは長いのである。


 ワタクシの時代はまだ、アニメじゃなくて、


 (´・Д・)」 テレビまんが


 って呼ばれてたんだけど、とにかく長い。今みたいにシーズン分けがキチンとしてないから、1年50話を超える作品が沢山あった。
 しかもその大半が、観ても観なくても特に問題のない回が多い。
 現在は、そもそも1年放映の作品も少ないようだが、それでも1クール12~13話か、2クール24~26話が主流の模様。

 かつてに比べると観やすくなったけど、それでも12話なら、


 (´・Д・)」 6時間やで。


 しんどい。正直しんどい。
 結果、休日を1日潰して観るほどじゃなかったりすると、ダメージがデカい。
 同様の理由でドラマはもっとしんどい。1クール12話でも12時間。つらい。正直つらい。
 そしてワタクシの性格上、小分けにして観るのも面倒なのである。

 なので、自発的にアニメやドラマを観ない理由はそんな感じだ。

 さて。そんなワタクシが今回、周囲から強く勧められて観たのは、



 サイバーパンク
 エッジランナーズ



 元々はTRPG(ボードゲームの一種)の「サイバーパンク」「サイバーパンク2.0.2.0」を原作とした「サイバーパンク2077」と言うコンピュータゲームのスピンオフ作品である。

 正確には、コンピュータゲーム「サイバーパンク2077」の前日譚に当たる。
 正直に告白しますが、ワタクシはTRPG版もコンピュータゲーム版も未プレイなので、原作がついにアニメ化! みたいな気持ちはゼロ。実にフラットだ。

 しかし、小説好きとしてはウイリアム・ギブスンやフィリップ・K・ディック、アイザック・アシモフ、アーサー・C・クラークらのSF作品愛読者だ。
 映画好きとしても「ブレードランナー」や「未来世紀ブラジル」が大好きなのである。


 (´°Д°)」 サイバーパンクな
 世界が嫌いな訳がないだろう?


 てな訳で、観てみました「サイバーパンク エッジランナーズ」




 (´・Д・)」 うん。面白かった。


 こう書くと、つまんなかったように聞こえるかも知れないが、面白かった。
 
 ぶっちゃけて言うと、SFアニメの金字塔! とか、SF好きなら絶対観ろ! とかそんな名作ではない。
 感動の名作とか、心に残る名作とか、そーゆーのでもないのである。
 ただ、エンターテイメント作品として、


 (´・Д・)」 コレコレ、
 こーゆーのでイイんだよ。


 って具合は実にいい。ハッキリ言えば、ストーリーはそれなりに波瀾万丈があるんだけど、ほぼ全て予測可能。てか、ぶっちゃけラストの主人公がどうなるか? 以外は、ほぼ全て物語は予想通りだった。
 ラストも、原作ゲームとの関連性や時系列がわかっていれば、おそらく予測可能だっただろう。
 だが、予測可能だからつまらない訳ではない。逆に言えば、予測可能ってことは、


 (´・Д・)」 皆の期待通り
 って事に他ならないのだ。


 そーゆー意味では、抜群の湯加減なので、エンターテイメント作品としてはホントに、


 (´・Д・)」 コレでイイ。


 いや、


 (´・Д・)」 コレがイイ。



 なのである。

 だから、全然褒めてるように思えないかも知れないが、ワタクシは褒めてるつもりなのだ。
 何だろう。960円の定食を食べて、平均的な1200円の定食ぐらいの価値があった感じ。


 (´°Д°)」 えっ? 1200円の定食が500円で!?


 とか、

 (´°Д°)」 1500円の定食で、3000円の懐石が!?


 とか、

 (´°Д°)」 200円で昼定食が食えるの!?


 みたいな新鮮味や驚きや発見や感動はない。しかし、960円の定食を食べて、1200円の内容だったのである。エンターテイメントとしては上出来だろう。

 あえて苦言らしい苦言を呈するなら、



 トリガー臭が強過ぎる。
 とりわけ、
 今石洋之監督臭が強過ぎる。


 誤解を恐れず、ぶっちゃけて言うと、ワタクシはトリガー(本作品の制作会社)作品が肌に合わないのである。
 何だろう? 同じアニメーション監督でも今川泰宏監督とか、漫画家の島本和彦先生は大好きなのだ。
 しかし、作品に熱い、熱過ぎる魂を込めた同系統の今石監督の作品は、


 ワタクシ、何故か
 心が燃えないのである。


 なんか、


 (´・Д・)」 画面の中は、熱く燃えててイイですね。
 ワタクシの魂には何故か着火しませんでしたが。


 って感じなのである。
 マジで。何故かは全然わからない。面白いとは思うんだけど、熱くなれないのである。
 まあ、今回のエッジランナーズは原作付きと言う事もあってか、かなり今石成分は控え目。それがワタクシにとっては良い湯加減だったと言えよう。

 しかしそれでもワタクシにとっては、


 (´・Д・)」 もうちょっと
 控えてもイイんじゃない?



 と思ってしまった訳ですよ。ええ。
 てか、ラスト2話ぐらい、完全にトリガー作品じゃねえかよ。最初の方の怠惰で冷めた、日常からイカレてる雰囲気は何処に行ったよ?

 ってなったのは事実である。
 しかし、全10話。時間にして約5時間。
 前後編の映画を観る感覚で言えば、過不足なく、エンターテイメントとして充分に楽しかったと言える。
 むしろ、あと数話追加して、もう少し掘り下げて欲しいとさえ思う部分さえあるのだ。(かと言って追加されたらダルいと文句を言いそうだが)


 (´・Д・)」 あと、声がいい。


 安原さんと加瀬さんが出てるだけで、価値がある。←渋いおっさんの声フェチなので。

 それから、Netflix独占配信なので、地上波ではもはや放送不可能な、



 (´・∀・)」 えっちなシーンも
 おっぱいポロリも沢山あるよ。



 ちんちんポロリもあるけど。

 (´・Д・)」 長々とした解説より、結局はこーゆー説明の方が、作品を観てもらえるのが現実である。


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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。