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【腸を家族のように愛そう】


「ダイエットなんてカロリーをコントロールするだけ。超簡単」

私、そう思っていました。実際、それで去年は体重15kg減、体脂肪率15%減を実現しました。肉体改造2年目の今年、カロリーとPFCバランス(タンパク質、脂質、炭水化物のバランス)を管理するだけでは、そのダイエットは「赤点」だと思うに至っています。

カロリーの「中身」が問題

確かにカロリーとPFCだけを管理するだけでも、それなりに見た目は良くなります。でも、中身はどうかというと別の話。

例えば、人工甘味料たっぷりのプロテインなどのサプリや加工食品、ファストフードなど、ヘルシーとは言い難い食品の組み合わせでカロリーとPFCを調整し続けていると健康上のリスクが高まります。

要は腸内環境が悪くなるのです。ダイエット中に体調を崩したり便秘になったり肌荒れしたりメンタルを崩したりするのはだいたいこれです。

腸内環境が悪い状態が続くと、生活習慣病の引き金になると言われます。その腸内環境の良し悪しに重要な役割を果たしているのが腸内細菌です。

腸内細菌とどう付き合う?

腸内細菌は食べ物に非常に敏感です。特に加工食品、ファストフード・ジャンクフードなど高脂肪で食物繊維が少ない食品、そしてスナック菓子や清涼飲料水などの精製糖の多い商品は大の苦手です。これらの食品を多く摂取すると腸内細菌が死にやすくなることが数々の研究によりわかっています。

もちろん、食事は楽しむものでもありますから、時にはファストフードやスナックを楽しむことは否定はしません。しかし、それらは全体のカロリーの10-20%程度に抑えることが賢明です。

その分、新鮮な野菜や果物、全粒穀物、ヨーグルト・乳酸菌飲料・納豆・漬物・味噌などの割合を増やし、トータルでカロリーとPFCバランスを取るのです。

長い目で見れば、腸内細菌に考慮した上でカロリーやPFCバランスをある程度満たす食事選びが重要です。私も今年はかなり気を付けて過ごしているわけですが、やはり明らかに心身ともに頗る体調が良い。

サラダを一皿加えるなど、日々の食事に少しの工夫を加えることが、いずれ大きな差につながります。

腸内細菌は人生の最後まで付き合う「同居人」。いわば家族です。協同してヘルシーな身体を作りましょう。

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