副産物と副菜
先日お隣さんの畑から、小さな大根を沢山いただいた。
堆肥が多すぎてぼけてしまい、葉っぱだけが元気に育ってしまったのでまた土を作り直すのだそう。
それでも食べれるくらいに育ったものはいくらかあるから、好きなだけ持って行って良いよと声をかけていただいたので、お言葉に甘えて収穫させていただいたのである。
その大根を何に使おうかなと考えていたら、つい先日梅を干した後の梅酢をとってあるのを思い出した。
副産物と副菜。何だか素敵な組み合わせ。
箸休めを作るのにうってつけな、細くて小ぶりでかわいい大根たち。
皮を向いて1cmくらいの厚みに切った大根と、そこに梅酢をほんの少し注いで、あとは冷蔵庫で放置する簡単なレシピ。
そのまま食べるのは勿論、同じく旬のきゅうりと一緒に細切りにして和えてみたり、トマトやレタスと混ぜてごろごろ野菜の和風サラダにしたりと、アレンジしても使いやすくて、夏を感じる一品。
副菜と言うにはシンプルすぎるかもしれない・・けれど、酸っぱいものは夏の疲れに効くので、食卓に出しておいて損はない筈。
そういう訳で、梅干しの副産物の梅酢で、大根の梅酢漬けという実に夏らしい副菜が完成した。
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