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PTA活動を変えるために何をしたのか?(1)

こんにちは!!
#私たちのカタチ・瀬戸口奈穂美です。
今回は、私の行なった『PTA運営改革』の
お話です。。。
長くなるので何度かに分けてお話ししようと
思います。

私が改革を行った小学校のPTA運営は
俗に言う『崩壊』と言ったレベルの
運営状態ではありませんでしたが
保護者のライフスタイルの変化に
運営方法が合わなと感じて始め
てからは数年が経っていました。
各年の会長を中心にその年に
可能な限りの改革を試みていました。
ですが
改革のスピードは世の中の変化のスピードに
追いつくことは難しく
コロナの蔓延でその差はかなりのものになったのは
この学校だけでに限ったことでは
ないでしょう。

世の中の色々な人や組織、団体などが
感じたように、この急激な変化を
味方に着けることは、大きな改革が必要な
私たちのPTAにとってはチャンスだと
思いました。

私は自己紹介でも触れたように
6年の月日をかけて『PTA』について
下調べをしていましたので
私にとっても『今がその時だ』と
PTAと言う船の舵をとる決心をしました。

私の場合『2年』の任期しか時間がありません
でした。
改革はやって終わりではなく
それが、本当にうまく機能するのかを
確認する作業もある為、2年では時間がなりないので
就任する前の年の会長、役員の皆さんにも
お力を借りて就任前から出航の準備をしました。
これをとってもわかるように
この大きな組織をどうにかしようと思うなら
みんなで協力しないと大きな岩は簡単には
動かないと言う事です。
では、その大きな岩を動かすための
沢山の協力を得るにはどうしたかを
お話ししようと思います。


大切なことをしっかりと整理する

PTA改革=今より良い形に変化させる
当たり前のことですが
『今より良い』の意味
最初のここが間違ってしまうと
みんなの時間と動力を無駄にさせて
しまうことになりかねないので
まずは、しっかりと
整理してました。

①何のための活動なのか

PTAの活動は一体何のための活動なのかを
みんなで・確認・共有する

②『やりたいくない事』と『やらなくて良い事』をしっかりと区別する!

実際に改革を行う上で
気をつけないといけないのがここだと思いました。
後でも、お話ししますが
保護者や役員にアンケートをとって問題点を
洗い出すのですが
『やりたくない事』もたくさん出てきます。
この中には『やらなくて良い事』だけではなく
『やるべき事』も沢山あったりします。
その線引きをしっかりとして
やりたくない事でもやるべき事であれば
どうしたら『これならやれる!!』形に
するかを考え、決して、大切な事を
『やらない!!』と言う決断をしないように
気をつけました。

③『子ども達のため』と言う言葉で過度な活動を押し付けない

②でもお話した内容に被りますが。。。
『やるべき事』の線引きのお話になります。
ここで言う『やるべき事』は大体が
『子ども達のため』ですが
私は『子ども達のため』であれば
保護者や教員、地域は本当に全てを投げ打ってまで
やらなくてはいけないのか。。。?!

本当にそうでしょうか?
親としては、全てをやってあげたい。
でも、それはどうしても沢山の『無理』を
強いることになります。
活動する側にも沢山の事情があり
できる事、できない事がある事を
みんなで共有して
過度な活動内容や方法を
押し付ける活動はしない事
を大切にしました。

④活動する側のライフスタイル地域性をしっかりと考慮する

各学校、地域によって様々な活動内容や方法が
あります。それはすごく大切なことで
その学校、地域、保護者のライフスタイルを
考慮した活動内容、方法をしなければいけません。
他校の成功事例は、その学校にあったもの。
また、必ずしも大きな改革が
PTA活動を今より良くするとは限りません。

⑤沢山の皆さんにしっかりと説明・納得を得るために必要な準備をする

この学校、このPTA、この地域についてできるだけ
情報を集めました。
何年も通っている学校なのに意外と
知らない事PTAの事、実際に生活していても
知らない地域の事沢山でした。
そこで、多くの方の協力をいただき、
この先必要になるであろう知識と理解を
深めることに努力しました。
この事は、改革を行う上で
とてもスムーズに
そして時間短縮にもなったと思います。
下記は具体的に行った事です。

⚪︎PTA規約・細則の内容確認
⚪︎歴代の会長と面談しそれぞれの
 規約・細則の理解、解釈のすり合わせ
⚪︎地域のPTA活動にご協力いただいている
 方々との面談
⚪︎PTA会員(保護者)アンケート
⚪︎PTA役員(現・過去)アンケート
⚪︎校長先生との意見交換と今後の
 学校・PTAの目標の共有

私は上記の準備をして
『さぁ、始めよう!!』と本当の一歩を
踏み出しました。
もちろん一人ではなく
素敵な仲間と一緒。。。。

今日はここまで。。。
長い時間お付き合いありがとうござました!!

#私たちのカタチ  代表 瀬戸口奈穂美



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