歴史上の人物と現代のブランディング集客の共通点
ワタナベさんです。
【見られ方が変われば人生が変わる】
をテーマに、ホテルマン時代に300人以上の億万長者のお客様から教わったブランディングをデータ化し、集客法に体系化して10,000人以上の店舗経営者や個人事業主に提供しています。
少し前ですが
あなたが選ぶ歴史上でもっとも偉大な人物ベスト100
みたいなテレビをやっていました。
いろんな人のエピソードを紹介して、たまにその人のエピソードをドラマ化したりして紹介していました。
そのドラマの最後に、その人の残した影響力のある言葉みたいなのが、いたく気に入りました。
そこで現代の集客にも通じるな、と思って影響を受けた方が2人いました。
一人が武田信玄の言葉。
武田信玄は生涯城を築かなかったらしいです。
人は城
人は石垣
人は堀
という信念を持っているからだそうです。
もう一人は松下幸之助さん
「松下はどんな会社ですか?」という問いに
松下は人づくりをしています。その脇で電化製品を作っています。
と言って1代であそこまでの企業を作り出したそうです。
いつの時代もしっかりした組織を構築できているところは、ルールやシステムの前に
「人」
にしっかり着目しているといういい例かもしれません。
しかしトップに愛情がなくては、とても無理な話かもしれませんし、その愛情が受け取られていなければなりたたないでしょう。
ホテルで出会った億万長者のお客様の方々も、人を粗末にする人は誰もいませんでした。
「人」がキーワードになる要素って意外と大きいんじゃないでしょうか。
そう考えた時に、私はSNSで集客する上でやってはいけないのは、
“商品やメニュー、キャンペーンありきで記事を書くこと”
ということをこちらの記事などでお伝えしました。
またこちらの記事でも「人」にフォーカスして、繁盛してたコロッケ屋さんが倒産しかけた話を書かせていただきました。
まとめると人にフォーカスしておらず、商品などばかりにフォーカスしている人はどんどんダメになっているという話でした。
多くの人は騙されたくない、損したくないという心理でお店などを探しているので、そういう不安心理の人には商品などの説明が出れば出るほど「売り込まれている」と思ってしまうから逆効果になるわけです。
その他にも検索で上位に表示されようと思い、商品やメニューなどで記事を書いている人は
・競合が多い中に参入する
・ライバルと似ている記事になる
・商品ありきの記事なので、中身が薄くなる
という自体にも陥ってしまいます。
ご存知の方も多いと思いますが、ご自身と同業者なんて山ほどいませんか?
では同業者のホームページやSNSなども山ほどありますよね?
しかも、みんな意外とこの大事さに気づいていないので、同じように
検索で上位に引っかかりそうなキーワード
を使い文章を書くということをしてますよね?
ということは、ほとんど似たような切り口になりますよね?
これではブランディングどころか差別化さえもできませんよね?
では、どうすればいいんでしょうか?
簡単ですよね。
“商品やメニューありき”で文章を書くのをやめればいいんです。
集客のこと以前にまずは
“自分ありき”
で文章を書いてみるんです。
だって結局「人」で選択されるわけですよね?
だったらブログやSNSを見てもらってあなたのことを
・なんかこの人は大丈夫そう
・なんかこの人は面白そう
・なんかこの人いい人そう
・なんかこの人は相性合いそう
・なんかこの人は凄い人そう
などが伝われば人は一回は来てくれるのです。
集客が起きていないという人は、武田信玄や松下幸之助さんを見習って「人」ベースで発信方法を今一度確認してみるといいかもしれませんね。
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