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マクドナルドの1000円バーガーが大ヒットした理由

渡辺シンスケです。


2013年日本マクドナルドが
単品の価格が1000円のハンバーガー
「クォーターパウンダージュエリー」
を販売したのをご存知でしょうか?

1週間起きに3日間
1日限定・数量限定で
1000円バーガーを
売り出すというものです。

各30万食限定での販売ということで
1,000円×30万食×3日=9億円。

限定というと
少ないイメージもあるかもですが
3日間で9億円あがったら
悪くないですよね。

結論このハンバーガーは
大ヒットして成功に終わりました。

マクドナルドで1000円は
高いわ〜
なんて声もあったんですが
結果終わってみたら
大成功。

ではこのマクドナルドの
1,000円バーガーがなぜ
ヒットしたと思いますか?

いろいろ理由は
あるかもしれません。

しかしこのハンバーガーが
美味しかったということだけが
理由ではないと思います。

なぜなら美味しそうなハンバーガーは
世の中にたくさんあるので。

そこにはヒットするべき
ブランディング的戦略が
2つあったと思ってます。

1つは
「限定感」
です。

30万食もあるのに限定と言われると
なくなる前に食べてみたいなという
心理が働きますよね。

そして数量だけではなく
期間限定
も限定感です。

この機会を逃したら損する
という機会損失の恐怖は
人を行動に移します。

もう1つは
「ギャップ」
です。

マクドナルドといえば
「安い」
というイメージがあると思います。

そんな中ある意味
「高い」
ハンバーガーって
どんな味がするのかな?

という想像を持たせることが
できたのではないでしょうか。

これは限定じゃなかったら
ギャップだけでは
売れなかったと思います。

なぜなら「安い」ブランドイメージに
ずっと「高い」ものがあったら
ブランドイメージ自体が
崩壊しますからね笑


あるものをそのまま見せるのは
賢い戦略とはいえません。

普段どう見られているから
どう見せていくのか
という時にこの

「限定感」
「ギャップ」

という前輪後輪はいい働きを
してくれると思いますよ。



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