金髪から学んだ大切なこと〜中庭廣明さん〜

今となっては
定番になりつつあるけど
私が初めて金髪にしたのは
2020年8月29日

そう

まだ1年半経ってなかったの

てっきり
もう2年以上経ってると思ってたから
びっくりした

今日は
いつも私の髪を綺麗にしてくれてる
らっぴーでお馴染みの
カリスマ美容師"にわさん"こと
『中庭廣明さん』について書こうと思う

運命の出会い

私が初めてにわさんを知ったのは
Facebookだった

知り合いかもっていうところに出てたり
知り合いが施術してもらったっていう投稿を見たり
っていうのが始まり

にわさんを初めて見た時の感想は
『この人すごいなぁーーーっ！！』の一言に尽きる

見た目だけじゃなくて
何かよくわからないけど
とにかくキラキラしてるというか
クリアというか
私にないモノをたくさん持ってるというか
はっきりした理由はないけど
この人"すごい"って感じたんだよね

それから
にわさんのブログや投稿を読んだりして
にわさんの雰囲気が心地良くて
もっともっと気になり出して
あっという間に
『にわさんい会いたいっ！！』
っていう気持ちになったの

挑戦あるのみ

意を決して
にわさんに初めてメッセージしたのが
2020年3月17日

田舎者の私が…

都心の恵比寿にある美容院に行く！？

しかも
カリスマ美容師さん！？

ないないないっ！！！失笑

前の私は
ずーーーっとそう思ってた

自分の為に
お金や時間をかけるのはもったいない

この固定概念が何十年も続いてた

そんな私の中で
ついに革命が起きたの

『　固定概念　＜　にわさんに会いたい　』

大袈裟かもしれないけど
今思うと
あの日から少しづつ変わったんだと思う

今でも大切にしてる言葉
『挑戦あるのみ』

決めて動くとトントン拍子に進む

初めての予約を入れる時は
まだドキドキしてて
どこか迷いみたいなのがあって
なかなか日程が合わなくて
先の予約になっちゃったんだけど
その予約を入れた後に覚悟を決めるというか
とにかく楽しむことに徹したの

そしたら
だんだんドキドキがわくわくに変わって
気づいたら急なキャンセルが出て
私も急に予定が変わって
パズルがぴたっと合ったような
知恵の輪がするっと入ったような
何とも言えない不思議な感覚に包まれながら
最短最速で予約を入れることができたの

まさにトントン拍子

もう間違いなく
いい感じになるって確信した

もう何も心配いらないなって思った

今思うのはさ
人生ってやっぱり良いも悪いもないんだよね

自分が無意識のうちに
良し悪しのジャッジをしてるだけで
捉え方次第でどうにでもなるのに
それを決めてるのも全部自分なのに
全く気づかなかった

もっともっと楽しんでいいし
どんどん豊かになっていいし
みんなで分かち合っていけばいいんだよね

むしろ
本来は意図せずともそうしてたはずなのに
大きくなればなるほど
忘れてしまってただけなのかもしれない

人は何度でも生まれ変われる

2020年3月30日

待ちに待った初対面の日

どちら様ですか！？ってくらいに
別人でびっくりっていうか
もう本当に本当に初々しいなって思った

これ私なんだよね笑

久しぶりすぎて
自分でも忘れてたくらい笑

約2年前の写真なのに
何だかすっごく懐かしい笑

この日は
特にリクエストもなく
初対面なのに
にわさんに絶大なる信頼を寄せてたから
にわさんにお任せしたの

にわさんの
表情・声・雰囲気・手つき・鋏捌き・立ち居振る舞い

どれを見ても本当に素晴らしくて
見惚れてしまうくらいだった

そんなこんなしてる間に
あっという間に仕上がったのがこちら

ものの数時間でこの変化っ！！

すごくない！？すごいよね！？

何か鏡に映る自分が
自分じゃないみたいで
不思議な感覚になったのを覚えてる

そして最後の"にわマジック"

私が勝手に名付けたんだけどね笑

帰り際に
にわさんが写真を撮ってくれるの

それが心地良いのなんのって笑

ポージングもカメラワークも声掛けも素晴らしくて
カメラマンかと思ったくらい

今となっては
お決まりの"らっぴー"でツーショット

本当に本当に最高な至福のひと時だった

にわさんをキャッチして
にわさんにメッセージをして
にわさんに会いに行くって決めて
にわさんに会いに行った

この時の私に心から感謝してる

新たな私の始まり

直感って本当に大切

『直感を大切に』

これって
本当によく聞く言葉だから
賛否両論あるかもしれないね

でもね
本当に大切だと思う

閃いた2秒後には
思考が入ってきちゃうから
閃いた時の感覚とかわくわくを
どれだけモノにできるかが重要なんだと思う

私が金髪にした時もそうだった

特に理由があるわけでもないし
何でって聞かれてもわかんないけど
とにかく無性に金髪にしたくなったの

バッサリ切って
金髪にしたくて仕方なかった

最初は家族総出で反対されて
半ば諦めかけてたんだけど
やっぱりどうしても金髪にしたくて
言葉だけじゃなくて
こういう風にしたいって画像を見せたの

そしたら
あれだけ反対してた旦那さんが
『それなら良いんじゃない？』って言ってくれたの笑

気が変わらないうちに
すぐに予約を入れようと思って
もう夜だったけど
その場でメッセージしたことを覚えてる

そしたら
又々トントン拍子で
翌日の朝
『明日なら空いてる』ってメッセージがきて
もうびっくりっ！！

旦那さんが
お迎えの協力をしてくれることになって
あっという間に願いが叶ったの

この時の感動は忘れられない

そして迎えた
2020年8月29日

久しぶりに
バッサリ切ったし
初めての金髪だし
ブリーチって何回かするのかと思ったら１回だし
初めて車で恵比寿に行ったし
何かもう初めてだらけで最高すぎた

ここから
又更に加速していったような気がする

異端児？冒険者？『私は、規格外の開拓者です』

生まれて初めてのライブ配信に挑戦したのが
ちょうどこのあたりだった

この時の私は
何事もとにかく挑戦するって決めてたし
ちょっとやそっとの事ではへこたれなかった

とにかく無我夢中で全速力で突っ走ってたと思う

この時の勢いは
もう二度と出せないなって思ってる笑

でもね
この時の経験も
やっぱり必要不可欠な経験だったなって思うんだ

この時の私は
何者かになろうとして
必死に頑張ってた

頑張ったからこそ
何者にもなろうとしなくても
大丈夫ってことを知ることができたと思うし
何者かになろうとしても
私は私であって
私が私であることが最高なんだって気づけたの

誰にも私にはなれないし
私は唯一無二のかけがのない存在なんだよね

みんなも同じ

この時は
毎日のように赤を着てたけど
なぜかこの日は赤を着てないっていう

無意識のうちに
心地良いモノを選べてたんだなって思う

2020年11月21日
にわさんの施術３回目

生きてると色々あるし
あって当然っていうか
あるからこそ楽しいんだと思う

みんな違って
みんないい

私は私

にわさんに会う度に
自分の現在地の確認をしてるような感じがする

転換期

2021年2月18日
にわさんの施術４回目のこの日は
転換期の真っ只中で
しんどくなり始めた頃だった

そんな中でも
にわさんに会いに行くと
不思議と元気になれるっていうか
癒されるような感じがした

無理しなくていいし
取り繕わなくていいし
無理に話したりしなくてよくて

とにかく
『カット・カラー・シャンプー・ブロー・セット・撮影』
全てを満喫して
心地良さを味わい尽くすだけでいいの

にわさんは
私が滞在してる間だけでも
何人ものお客様を同時に対応してる

絶妙なタイミングで
お客様が入れ替わっていくの

そして
その全てのお客様に常に意識を向けてる

にわさんの
そういう心配りが
この安心安全な空気感を
創り出してくれてるんだなって思った

にわさんを見てると
本当に勉強になることばかり

話せば話すほど
自分からも自然と気づきが溢れてくる

録音して
振り返りたいと思ったことがあるくらい

でもね
これもやっぱり必要なくてさ

必要なら
又思い出すっていうか
自然と出てくるから大丈夫なんだよね

前の私は
必死にメモってたけど
見返すってほぼなかった

この日も自然と
『モヤモヤしてても大丈夫』って思えたんだ

にわさんは
いつも大きな器で見守っててくれる
お兄ちゃんみたいな存在なのかもしれない

『切る』ということ

2021年7月11日
にわさんの施術５回目のこの日に
すごい感覚を体感したの

それはね
『髪を切る＝心が軽くなる』

聞いたことはあっても
体感したことはなかったんだ

何となく
そんな気もする…かな！？くらい笑

この日はカラーのみで
カットはしない予定だったの

それがね
にわさんに『少しだけ毛先切ろっか』って言われたから
お願いすることにしたの

毛先をほんの少しだけ切って
あとは髪の毛に沿って
枝毛だけをすぎ落とすような感じで
見たことない切り方をしてて
すごいな〜さすがだな〜って思ってたのね

そしたら…

あれっ！？…うん？あれれ！？
何だかカラダが軽いぞ！？
視界もクリアだし

何より心が楽になって
呼吸しやすくなったのよ

モヤモヤMAXだったんだけど
『よしっ！！やるぞっ！！！』って
覚悟が決まった瞬間でもあった

美容院ってさ
髪を綺麗にしてくれるだけじゃないんだよね

髪を綺麗にすることで
心もカラダも綺麗にしてくれる

誰でもいいってわけじゃなくて
大切なのは美容師さんや美容室の雰囲気と
自分との相性

自分が心地良いと感じる美容院の
大スキな美容師さんにお願いすることが
すっごくすっごく大切なんだと思う

「知名度・認知度・価格・イメージ・口コミ」

そういうので判断するんじゃなくて
自分がどう感じるか

どう思うかじゃなくて
『感じるか』がポイントだと私は思う

スキのチカラ

2021年11月14日
本格的にカメラマンとして
活動をし始めてから初めての施術

言葉はいらないいんじゃないかってくらいに
本当に本当に最高だった

やっと髪を切れて
何だか色々絡みまくってた鎖が解けて
今までで一番の笑顔だなって思った

遠回りに思えることも
過ぎてみると必要なことだったり
最短最速だったりするんだよね

この日の写真を見て
心の底から安心したんだ

『もう今の私なら大丈夫だって』

今までの私の人生は
この私になる為に必要な経験を積んでたんだなって思った

ダメな私はいないんだけど
やっぱり不安になったり
自己嫌悪になったりすることも多々あるのね

でも
それも全部ひっくるめて私であって
何だか自分で自分が愛しくなったんだよね

もっともっと自分を楽しませたいって思ったし
もっともっと自分のスキなことをしていきたいって思った

カメラ歴８年目にして
初めて気づいたこの感覚

カメラを通して
自分のことを深く知っていく

カメラのおかげで
どんどん色々なことが動き出していく

やっぱりスキのチカラって
計り知れないくらい絶大なんだよね

変化を楽しんだらいいんじゃない？

2022年1月22日
あっという間に７回目

今回振り返って気づいたことがあるの

意識してないんだけど
毎回白を着てるんだよね

赤ばっかりだったのにね笑

にわさんは
いつも全身真っ白なんだけど
それには理由があるんだって

確か『お客様のキャンバス！？』って言ってたような

確かに白い背景だと
ヘアスタイルがわかりやすいし
レフ板効果も得られるもんね

実は最近の私は
白率が極めて高いの笑

あえて選んでるわけじゃないんだけどね

むしろ全く考えてない

純粋にスキな服を選んでるだけ

そのスキも
もちろん変わるよ

今回の私も
何だか前と違った雰囲気だなって思った

その人の世界観って
年齢の変化とかだけじゃなくて
心の変化や人間関係も現れるから
どう足掻いても隠せないんだよね

今の私はこういう感じ！いいじゃんっ♫ってね笑

むしろ変化して当然なんだから
どんどん変化していいんじゃないかなって思うんだ

やりたいことやって
合わなければ変えていいし

スキを探したり
集めたりするより
スキじゃないことをやらないでいると
自然とスキでいっぱいになるんじゃないかな？

変化変容を受け入れて
自分の感覚に素直に正直に
流れに身を委ねるって大切なのかもね

まとめ

私は
こうして写真があったおかげで
振り返ることができたし
再確認もできたし
気づきを深めることもできた

やっぱり
"写真っていいな"って改めて思った

そして
にわさんに
心の底から最大最高最上級の感謝の気持ちが
ダダ漏れしてる

にわさんのおかげで
知らない人から
「綺麗な金髪ですね」って言われたり
知り合いから
「私も金髪やってみたいな〜」
「金髪似合うね」
「金髪がトレードマークだね」とかって言われたり
「真似して金髪やってみた笑」って言われた

人から
そう言ってもらえるって
当たり前のことじゃないし
むしろすごいことだし
すっごくすっごく嬉しいし
ありがたいことだなって思う

そして何より
未知の自分に出会うことができたし
もっともっと自分をスキになれた

今の私にとって
『金髪・カメラ・家族』は
本当に本当に大スキな存在だし
かけがえのない宝物でもあるし
私の世界観を表現する大切な存在でもある

今このタイミングで
こうして振り返ることができて
良かったなって思った

思ったより長くなっちゃったけど
最後まで読んでくれて
ありがとう

writing by Yuriko Komine / photo by Akemi Watanabe

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Akemi Watanabe