渡辺徹

仙台生まれ川崎市中野島在住オッサン。日本酒とバスケット好き。週末は、この界隈を歩き回り…

渡辺徹

仙台生まれ川崎市中野島在住オッサン。日本酒とバスケット好き。週末は、この界隈を歩き回り汗を絞り出し、ビールで補給。(^_^)v

最近の記事

31年前の出来事

1993年7月12日。 この日の午前、羽田行きの飛行中を新千歳空港で待っていた。 この数日間前からの出来事は未だに覚えている。 事の発端は仕事でのトラブル。自分の担当していた装置に不具合が生じていると木曜に連絡が入った。 現場は倶知安。 復旧対応は土曜深夜から日曜にかけて実施と予定された。 ドタバタの週末が始まった。 金曜に友人達との宴会を企画していたが当然参加不可能。なので会社同期に代理をお願いした。 一方で出張前の事前準備のため工場の在る小山に向かう事になる。 で、工

    • 311酔の友

      13年前東日本を襲った地震と津波は今年1月1日能登に被害を及ぼした。まるで人間が定めた暦に意味が無いと言わんばかりに。 未来につなぐバトンをコンセプトにしているこの造り、宮城地酒蔵である一ノ蔵が毎年リリースしている。 被災の年に生まれ、震災孤児となった子供たちが20才成人(13年前の法律定義)になるまで、この造りの売上全額を支援団体に寄付する取り組み。 蔵元の経営が厳しくとも続けられている覚悟と姿勢に敬意を表したい。 毎年この造りを購入すると状況報告のパンフレットが添付さ

      • 高校同窓会? 日本酒の会?

        昨晩高校母校の同窓会が開催され参加。 母校は郷里仙台ながら関東に暮らす卒業生も多数のため、同窓会関東支部会と銘打ち企画している。 自分は関東支部事務局として主に懇親会を担当。更に日本酒手配担当専任。 昨晩の成果は写真の通り。同窓会の体を成してない。(笑) 仙台は新幹線なら東京駅から二時間弱で移動出来るものの、そうそう頻繁に帰れないし、我々世代になると既に実家が空き家となってしまった方も多い。 そんな望郷の想いを懐かしい学友と語らうのに宮城地酒を選ぶのは自然な発想。ただここ

        • 被災地支援について

          大規模な地震が元旦に北陸で発生。震度7の揺れは様々なインフラを破壊し、津波をも引き起こした。 東日本大震災のような大規模な津波とならなかった事が不幸中の幸いと思いつつも、その後続く余震に震源地の浅い影響か、と想像したり。 日本酒マニアの自分には酒造の被災情報が目に入りやすく、歴史を感じ取れる蔵が崩壊し、おびただしい数の酒瓶が割れている画を見ることになる。 SNSを通じて情報を得た事で、現地に支援物資を持って駆けつけようとする人、募金活動を始める人、北陸の被災した蔵の日本

        31年前の出来事

          バスケットボールWCが終わり想う事

          「でも、新潟の選手羨ましい。街で頻繁に声をかけられて。」  20年弱前。縁有ってバスケット日本代表にも選ばれた選手二人と呑んだ事が有り、その選手から発せられた言葉。 その頃はバルセロナオリンピックのドリームチームからNBA人気が高かったものの、日本のバスケットへの注目度は低かった。 世界大会はおろかアジアでも、中国、韓国と競いながら勝ちきれない状況。 日本リーグもJBLとか目先を変えて集客計ろうとするも、一部のマニアなファンか、チーム母体企業の社員、そして選手の家族関係ば

          バスケットボールWCが終わり想う事

          久しぶりの帰省で感じる事

          酷暑の夏。久しぶりに実家に帰省した。 コロナが終息したとは言えない状況ではあるものの、久しぶりに高校母校のイベントも機会されたので、有給休暇の消化ノルマもあり。ただ仙台のイベント、七夕期間にモロ被りなのが面倒。(笑) メインの目的、母校バスケット部のOBOG会。 昼は現役世代との対抗戦。夜は懇親会で、そのための日本酒手配は毎年自分が担当。(笑) 昼の部は、今年こそ試合参加出来なかったものの、コロナ中断までは皆勤。(^^) 今年久々の開催で、今までのロートルOBOGだけじ

          久しぶりの帰省で感じる事

          被災の報に想うこと

          今年の梅雨にも残念ながら多量の降雨により浸水被災した蔵元が出てしまった。 その報を受け、ゲリラ豪雨、線状降水帯など降雨による災害のニュースに慣れてしまった自分に気付く。 同時に、以前は降雨災害で被災した蔵元の報を観て、その蔵元の造りを購入して支援を!などと動き回ってたのに、今年は全くその気になって無い。いや、数年前からか。 以前刈穂蔵が水害に遭ったときは、その造りを近隣で探し回った。やっと見つけた店の店員さんに、蔵元被災の認識が無かった事に、意識レベル低い!と心の中で勝手

          被災の報に想うこと

          今年迎えた311に想う事

          先日元同僚の通夜に参列した。 その彼とはこの5,6年の関わりだったが、同期入社、同学齢、そして明るくお酒を楽しめる人柄から、意気投合するのに時間はかからなかった。 昨年6月に酒席を供にし、9月にまた一献交わしましょうと連絡取り合ったが、その約束も彼を蝕んだ病により叶わなかった。 12年前の今日、311。 突然の災害により大切な人を失った方々が多く生み出された日。 また会おうと交わした約束を果たす機会を突然奪われた日。 そして齢を重ねた事で、会えなくなる人が増えてくる

          今年迎えた311に想う事

          昨日の訃報で感じた事

          今季一番の冷え込みを感じた昨日。 朝一のサッカーWC予選突破のニュースで浮かれて いる中の訃報。 会ったことは一度も無いが、彼の存在により受けた 影響は諸々あった。 彼が刑事ドラマとコマーシャルに出演し、一斉を 風靡した頃、名前を呼ばれる事が嫌だった。 名前を呼ばれると、少なからず他人の視線を感じる ことが度々。 年齢を重ねて、体型が横に成長した頃、初対面の人 に言われる事は「痩せてますね。」(笑) カラオケに行けば、彼のヒット曲を歌わされること にも慣れた。 電車の

          昨日の訃報で感じた事

          3月に起こることと想うこと

          今年の3月31日14時46分は、新宿のとある神社に居た。その時を少し過ぎた辺りで、手を合わせて目を閉じた。 11年経った今年3月16日深夜。福島沖震源の地震が福島、宮城を襲った。震度6強を記録した地点もあり、特に交通機関への影響が大きい。東北新幹線は運行開始まで時間がかかるとの事。 発生時点では自分は既に寝入っており、気がついて目は覚めたものの、多少強めかつ長めの地震と思い、あまり慌てる事も無かった。が、震度の大きかった地域では被害が大きかった。 よりによって、また3月

          3月に起こることと想うこと

          今年も311を迎える

          初めての投稿です。 先ずはお試しに、自分の想いをつらつらと書いてみます。 ご容赦下さい。 3月11日。忘れられない日が今年もやってくる。 10年前のこの日、出張先の大阪でTVに映される画像に見入っていた。 新幹線が止まり東京にすら帰れない。仙台空港が津波に飲み込まれる画像に、空路でも郷里仙台にたどり着けない現実を突き付けられ、忸怩たる気持ちしか無かった事を思い出す。 数年前、仙台ローカルネタをテーマにしたSNSで、「いつまで復興と言ってるんだ!」との書込みが有り、当

          今年も311を迎える