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ワタナ
2024年6月19日 09:52
18あれは多分小学校四年生の時だと思うクラスメイトに突然「ミマの家っておかあさん居ないんでしょ?可哀想だね」と言われた子どもだからこその悪意の…いや、意味なんて殆どない挨拶程度の言葉だけど私にとって衝撃だった何も答えられなかった母が居ない生活が当たり前だったから母が居ないことを意識なんてしてなかったこの言葉が私には母が居ないということをしっかりと自覚させ
2024年3月4日 10:03
7母のお葬式の記憶は少しだけ残っている私は兄と葬儀場でたくさん遊んだ色んな大人が集まっていてなんだかお祭りみたいで楽しかった沢山の人が優しく、時に泣きながら声をかけてくれるただ「おかあさんの分まで頑張って」という言葉は子どもながらに不思議で重たくて苦しかった
2024年2月26日 10:36
6そこから先の記憶は残っていない聞いた話によると結局兄が祖父母に電話をかけて助けを呼んだらしい母は病院に運ばれたそして亡くなった脳梗塞だった
2024年2月22日 12:08
3記憶にしっかりと残っている自分の人生の最初の場面それは多分母が亡くなったあの日のことその日、兄と私が起きたら父はもう居なくて母はまだ寝ていた兄と二人で遊びながら母が起きるのを待つお腹が空いてお菓子を食べたけれど母はまだ起きてこないその内、ドーンドーンと大きな音が聞こえた何の音か分からなかったそして母がやっと起きてきたでもいつもの母とは違っていた