【現代詩】私という物語を語ろう
己について何かを語ろうとすると
思わぬところに角が立つ
悪気があろうとなかろうと
己の弱さをこぼしてみれば
暗い気持ちにさせられ不快だと
己の強さを控えめにでも披露すれば
その自信ありげな態度に腹が立つと
だからといって語るのをやめたくない
そう思うのなら
せめてもの気遣いをするのも悪くない
弱さにはそれでも貫いた意志と
低くとも積み上げた日々を添えて
強さには支えられた存在と
謙虚な感謝をともに
今ここに至る物語を語ろう
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