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【現代詩】曇りはあれど胸を張る

おそらく多くの人が
自分の人生に一点の曇りもないとは言えないだろう
振り返れば思わず顔を覆ってしまう
そんな選択や出来事にあふれている

だから大丈夫
いまさらひとつふたつ増えたところで
ただの誤差でしかない
縮こまっておとなしくなんてしなくていい

挑んだ後に浮かぶ
全てを包み込む笑顔は
欠点を隠すためにあるんじゃない
人生に胸を張るためにあるのだ




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