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462*自分らしく咲けばいい

自分でやりたいと言って始めたことなのに、自分で望んで決めたことなのに、色んな事に億劫になってばかりの自分に嫌気がさす。

口を開けば愚痴をこぼしそうで、親しい人と顔を合わせれば弱音を吐いてしまいそうで、人と会うことに疲れてしまっている自分がいる。

本当は、人と関わることが好きで、人との繋がりを何よりも大切にしたいと思うのに、そんな繋がりをずっと求めていたはずなのに、その繋がりが疎ましく感じてしまう瞬間がある。

そんな自分を表に出したくなくて、人前では明るく振る舞おうとしてしまう。そのくせに大変さを誰かに分かってほしくて忙しいアピールをしている気がする。そんな自分もまた嫌だと思う。

暇が嫌いな性格だから、暇さえあれば予定を入れようとしたり、常に何かをしていたい人間なのに、最近は何もしない暇な時間がほしくてたまらない。

そんなに時間がないくらい忙しいのかといえば、そんなことはない。時間はいくらでも作れるはずなのに、気がつくと時間ばかりが過ぎていく。

結局、何がしたいのか分からない。自分が何を求めているのか、どこへ行きたいのか、誰と一緒にいたいのか。何をしていても、誰と一緒に居ても、どこか心に穴が空いているような感覚になる。

みんなそうなのかもしれない。
いっときは楽しめても、ふと孤独を感じる瞬間がある。
そのくせに大勢といると一人の時間が欲しくなる。

わがままな心を抱えながら、それでも前に進むしかない。
それが生きるということだと思う。

気がつけば、5月も半分を過ぎようとしている。

自分の殻に閉じこもっていては気づかないものもある。
自分が耳をふさいでいる間にも、ずっと声をかけてくれる人がいる。
自分が目を背けていても、ずっと見守ってくれている人がいる。
自分と同じように悩みながらも前に進もうと自分なりに努力している人がいる。

“どんな日も生きていくことは難しい
だけど その時 気づけばそこにあるよ 心許せる場所”

私が好きなアーティスト龍真咲さんが歌っていた「Miss you always」という曲の歌詞。

自分らしく咲く蓮の花のように、自分らしく生きればいい。

さて明日も頑張りましょうか。
状況は人それぞれ。人と比べても仕方ない。
自分のペースで進めばいい。



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