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484*器に盛った時に一番おいしい状態へ

土井善晴さんの著書『料理と利他』より。

今回の読書会で印象に残った言葉。
「器に盛ったときにいちばん美味しい状態を作りたい」

だから、あえて「混ぜすぎない」のだと。
「和える」と「混ぜる」の違いにも繋がる言葉。

先日の七夕まつりのときに、ボランティアメンバーで提供するメニューについて話し合いをしていたとき。こうすると肉が硬くなる、火を通すと野菜から水がでてしまう、など色々と意見を出し合っていました。まさに今回の本に書かれていることを自然と実践していたのだと。

仕事でも音楽などでも同じだと思います。

自分の手元でうまくてきたと思っても、作った資料や商品などを使う人がどう感じるか。演奏する手元や耳元で心地よくても、その音楽を聴く人の耳に届いた時にどう響いて聞こえるか。

どんなものも、必ず受け取る相手がいる。
相手がいるからこそ自分が成り立つ。

その感覚を忘れないようにしたいですね。

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