見出し画像

タイ人がいつも使っているSNSとは✨(何を見て「日本」を知るんだろう・・?)

皆さんは、自分の興味あることについて調べる時、どのような情報源/媒体を活用しますか?
天下のGoogle大先生?それともTwitter?
時代は「紙」と「口頭(声)」だった頃が懐かしい(誰目線笑)、今の時代は情報過多とも言われるくらい多様ですよね!

そんな時代を誰よりも楽しんでいる人が「タイの方々」だと感じています♪
今日の記事では、タイの方々のオンラインの利用状況(デジタル関連)と、ICEが街中で100名に実施したアンケート「どの媒体から日本の情報を取り入れていますか?」という結果についてご紹介します✨

タイの方々に届けたいことがある方や、タイのオンライン事情に興味がある方は是非最後までお付き合いくださいませ^^

1、タイ人の中で最も使われているSNSは?

Hootsuiteという調査企業が2020年1月付で取りまとめた「Digital 2020 Thailand」によると、タイの方々の各種SNS利用率は次のとおり。

・Facebook:94%(日本30%)
・Youtube:94%(日本71%)
・LINE:85%(日本61%)
・Instagram:65%(日本33%)
・Twitter:55%(日本50%)
・TIKTOK:36%(日本7%)

日本と比較すると、タイのオンライン利用率の高さが際立ちますね。
私はこの比較をしたときは、「日本はもっと利用している」と感じていましたが、当該統計が13歳から65歳を中心に調査したものなので、日本の50代の方よりもタイの50代の方の方が利用率が高いなど、エレガント層で差が大きくついている可能性があると感じています。

特に、タイで現在多く利用されいているのは、Facebookです。
日本からするとFacebookは仕事つながりだけという人も多いですが、タイでは友達になるならFacebookかLINEでつながることが多いです!
ちなみに、Facebook上では、下記のように個人で作った商品をゆるーく公開して販促につながるという気軽な商売も実施されています(BASE風のような個人商店アカウントも多い)。モデルというより、普通の人が来ているのを広報素材にしているのですが、それでもバンバン売れているのが面白い!!

また、Facebook以外に昨今勢いを伸ばしてきているのは、TIKTOKです。2018年末ごろから、タイに参入しもうすぐ2年になりますが、特に2019年後半からの利用者の伸びは凄まじいです。TIKTOKは、タイ・バンコクだけでなく、地方のチェンマイやウドンタニにおいても流行っているので、今後さらに伸びしろがありそうです!

2、インターネットを1日にどれだけの時間使っているの?

使っている媒体については分かったので、次にどれだけの時間インターネットを使っているかを見てみよう。

ずばり、1日に平均9時間1分利用しています(日本は4時間22分)。
こちらの数字は、様々なデバイスの合計(携帯、PC、タブレット等)ですが、それにしても一日の三分の1以上をインターネット上で暮らしており、日本の二倍以上です!これは驚異的な数字ですが、街中では常に携帯を触っている人が多いので、住んでいる視点から見れば納得です。
モバイルのみだど、1日に平均4時間57分ですので、PCよりはモバイルの方が利用率が高いことがわかります。

3、タイの方はどんな検索ワードで検索しているの?

次に見ていきたいことは、「どんな検索がされているか?」です!
SimilarWebという様々なウェブサイトのアクセス状況がわかるサイトのデータを基にすると、次のようになります。

<1か月のトラフィック(流入量)ごと>
1、Google.com
2、Facebook.com
3、Youtube.com
4、PANTIP.com
5、LINE.ME
6、SANOOK.com

1~3については有名どころですが、、4と6については馴染みがない方が多いかと思いますし、知っておくと面白いので、ご紹介いたします**

Pantip(パンティップ)は、日本でいう2チャンネルのような掲示板サイトです!様々なテーマに基づいてタイ人の中で情報共有がなされており、芸能ネタから訪日観光(インバウンド)ネタまで幅広く活用されています。「パンティップでさー」のような会話が朝に行われることも多いです^^

上の写真は、Pantipで広島について調べたときに出てきた人気記事ですが、なんと「大久野島(おくのしま、うさぎの島ともいわれる無人島)」が紹介されていました!日本人でも行ったことがない人が多いような場所についても、積極的に情報交換がされていて、タイ人の日本観光好き具合がうかがえます!

SANOOK.comは、ポスティングサイトと言われる様々なテーマについて簡潔に記事が掲載されているまとめサイトです。SANOOK(สนุก)は、タイ語で楽しいという意味ですので、様々なテーマを楽しもう!コンセプトなんでしょうね^^

こちらは、SANOOKのなかに紹介されていたワールドツアーマガジン編集委員会が発行している「東北・仙台」というマガジン(約1,300円)ですが、仙台の七夕まつりから、壱弐参横丁(いろはよこちょう)まで幅広く紹介されていました(つい買って読んでしまいました笑)!

ちなみに、PantipもSANOOKも記事広告という形で、自分が紹介したいコンテンツについて各社のライターに記事を書いてもらうことも可能です☆ただし、経験上書いていただいた記事からの遷移(ブログを紹介して、ブログURLをクリックしてもらう等)は見込めないため、記事の内容を充実させることが重要だと思います。

4、日本のことは、どういう媒体経路で知るのだろう?

ICEの方で、バンコク中心部で20代、30代の人に限定して「あなたは日本の何を見て、日本へ行きたくなることが多いですか?」というアンケートを6月15日に100名に対して実施しました!ほやほや情報~by ICE

選択肢は、以下の通りです(複数回答可)。
・テレビ
・雑誌や新聞といった紙媒体
・インフルエンサーの日本関連動画
・旅行メディア媒体(WEB等)
・特にインフルエンサーではない人の日本関連動画

回答は以下のとおりとなりました!
1位:旅行メディア媒体(84名)
2位:インフルエンサーの動画(56名)
3位:特にインフルエンサーではない人の動画(35名)
4位:テレビ(22名)
5位:紙媒体(9名)

旅行メディアといったウェブサイト上で検索をする人が多く、また魅力的なコンテンツに出会えているという結果になりました!紙媒体については、タイには本屋がとても少ないことからもわかるのですが、紙に書かれた文字を読む文化がそこまで発展していないようです。動画関連が2、3位とのことなので、動画を活用したPRも効果的と言えます。気軽に地元の絶景などをYoutubeにアップロードしてタイ語のタイトルをつけてみてはいかがですか?^^

5、最後に

皆さま、最後までお読みいただき、誠にありがとうございます**

いかがだったでしょうか?タイの方々が如何にインターネットを利用しており、そしてその情報を基に活動を進めているのかが伝わったと思います。

いま、コロナの影響で日本の訪日関連情報をPRするためには、オンラインをうまく活用することが重要です!皆さまの情報発信の「媒体選定」などにお役立ていただけますととても嬉しいです!

タイのオンライン事情について「こんなのもあるよー!」という方、「おもしろかったぜ!」という方、また、ご相談などある方は交流さえていただきたいのでお気軽にコメントください♪

いただいたサポートで、あなたの地元についてタイ人目線で記事を書かせていただき、タイテイストで魅力をPRします🎉ขอบคุณครับ あと、日本観光をタイ人に広めるFacebookアカウントの広告代として大切に使わせていただきます☆一緒に日本の魅力を発信しましょう(*^-^*)