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【#Real Voice】 「(元)無責任人間」 1年・稲場ちひろ

皆さんこんにちは、(元)無責任人間の稲場です。

今回はタイトルにもある通り元無責任人間の私が責任人間になるまでの過程を簡単にお話していこうと思います。


ア式に来てから最初の方は漠然と「頑張らなきゃ」「何かできることはあるかな」と考えてはいたものの、結局振り返ってみたらただ必死に誰かについて行くだけのア式生活をしていました。

気づいたら何がなんだか自分が何をしたいんだかわからなくなっていました。
毎日意味もなく涙を流して、自分に甘い選択肢ばかり想像して、自分が下したア式に入るという決断に責任を持てなくなっていました。恥ずかしいですが、「甘え」ですね。

そう考えたら高校の時もそうでした。自分で進学校に進むことを決めたにも関わらず、入学当初から燃え尽き症候群で勉強を見事に放棄し学年最下位だって何度も取りました。自分の夢とか考えたこともなかったし、親にも先生にも何も言われなかったのをいい事に、楽しい部活より辛い勉強をとるという選択肢はなかったし、自分の人生に無責任でした。

でも今は何があっても自分の責任、良くも悪くも自分の責任で生きることの大切さを知っています。涙も流さないし、自分の将来を放棄せず自分に常に何ができるか、挑戦できるかを考え続けている気がします。

自分をそう変えてくれた要因は何か、


答えは明確です。無責任な人なんていない集団に来てしまったからです。


ア式は自分の仕事に対しての熱量と責任がすごい人たちの集まりです。正直最初は引きました。「やってらんない」と思うこともありました。なにせ無責任人間なので逃げたいことばかりでした。

しかしふと周りを見てみると、改善点を常に話し合い高めあい続ける選手の皆さん、常に部にどう貢献できるかを考え続け行動に移すスタッフの皆さん、色んな人たちがいますが全員に圧倒される日々です。
なぜならみんな自分の将来のために、チームの未来のために自分で責任を持って動いている人達しかいないからです。

そんな組織にいたら嫌でも責任を持つようになります。自分がやると決めたことはどう転んでも自分の責任です。そりゃやろう、やらなければ!ってなりますよね。


人生は選択の連続で、どうなるかなんてわかりません。
でも全ては自分の責任です。
こういう話を地元の無責任友達にすると「え〜重い重い」なんて言われてしまうのですが、
1度責任というものは持ってみるものだな、とここにきて思いました。

「どうなっても自分のせいだから」と思うことで、行動にも言動にも今まではなかった強さを持つことができるようになりました。自信ってやつですね。

これからもずっと長いこと責任というものをたくさんの場面で背負うことになると思います。ア式で責任というものを知らなければ一生無責任のお気楽人間だった私ですが、責任を持てるようになったことで重たい人生にはなったけど、50倍くらいは強くなった気がします。


責任を負って強くなっていく私を見ていてください。



稲場ちひろ(いなばちひろ)
学年:1年
学部:教育学部
出身校:北海道札幌西高校

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