「私の同期」　3年・高原歩希

2021年1月30日 12:38

4年生が引退してしまった。
2020シーズンの4年生は、私たち下級生のことを、チームのことを、すごく考えてくれて、様々な場面で圧倒的な姿を見せてくれて、本当に尊敬できる人たちばかりだった。早稲田のキャプテンっていう言葉がぴったりなリーダーシップを持つ杉山さん。チームを想う熱量が圧倒的だった主務西前さん、縦割り班が同じで楽しい話も真面目な話も沢山交わした金田さんと晃士さん（すごく楽しい縦割り班でした）。同じ文キャンとして沢山面倒見てくれた陽太さん（陽太さんの作るモチベや選手紹介アナウンス好きでした）。選手でもありながら早慶戦を素晴らしいものにするために運営を一緒に戦ったくっきーさん（バイオリン弾いているところ見たかったです）。
他にもここでは書ききれないほど楽しくて、愉快で、真面目で、真っ直ぐな4年生ばかりで、次グラウンドに行ってもその姿がないのかと考えると、とても寂しいです。4年生には本当に感謝しかありません。ありがとうございました。

今年の私の部員ブログ、何を書こうか散々悩んだけど、同期のみんなのことについて書きたいと思います。

私の同期は23人。真面目な人が多くて、頭固いなと思うときもあるけど、ふざけるときは本当にふざけていて、めんどくさい絡みも多いけど、私はこの学年でよかったなと思っています。最初は扱いづらかったかもしれない私を、女子だからといって変に特別扱いしたりせずに、厳しく、優しく接してくれた。同期に女子いてくれたら良かったなーと思うことは今でもあるけれど、それでもみんなといれば寂しくないし、みんなとだから、これから始まる4年生としての1年間にワクワクしてる。

そんな素敵な自慢の23人を、みんなの笑顔の写真と共に、マネージャーの私の視点で簡単ですが紹介していきます！　少しでも1人1人に興味を持ってもらえたら、それがきっかけでア式のことを知ってもらえたら、好きになってもらえたら、是非試合や東伏見のグラウンドに彼らが活躍する姿を観にきていただけると嬉しいです。

GK 上川琢
面倒な絡みが多いし、私のことを怖いっていうけど、1年生のときから気遣いしてくれるとっても優しい琢。彼女の話を振ると嬉しそうに話すのがかわいいなーと思っています。キーパーとしての力はすごいのに、歌が少し（かなり？）お下手。（ごめんね笑）
4年生のGKが引退してしまったけど、今までの関東リーグでの経験を糧に今年の早稲田のゴールも守ってね。

GK 公文翔
学年問わずいじられキャラな公文。少しあいみょんに似ているので、くみょんとも呼ばれています。練習後や週末に自主練をする姿勢、サッカーに対する熱と向上心は本当にすごいなと思っています。ユニサカという組織で大学スポーツの変革に力も注いでくれているので、是非ユニサカのSNSアカウントもチェックしてみてください！

GK 高田侑真
天然人たらし。いつもしょうもないこと言って周りの人を楽しませてくれるし、私がミスして落ち込んでいたときは励ましてくれた優しい侑真。普段ふざけてばかりいます。けどやるときはやる早稲田のGKチームのリーダー！
遊ぶのも程々にね。

DF、MF 秋元浩希
初めて会った時はハーフかと思っていました。モノマネがすごいうまくて、個人的には浩希のする倉田のマネがすごく面白いです（内輪ネタでごめんなさい）。浩希はチームのアナライズもやってくれています。
見た目通り（？）足がとっても速い！　彼のピッチを駆け上がる姿に是非ご注目ください！

DF 大西翔也
静かなイメージだけど、笑うとすごく素敵な笑顔の翔也。プーさんみたいな癒しキャラだと思っています。ピッチ内外いつも落ち着いていて、特にピッチ上の翔也の守備と繊細なキックは見たらきっと魅了されます。個人的注目選手の1人です。

DF 川野秀悟
一人称が「ぼく」の秀悟。山崎育三郎に似ています。自分にも他人にも厳しくできるところ、本当に尊敬しています。どんなときもぶれない軸を持って真っ直ぐなのはすごいことだと思います。着実に力を付けて、Aにいる時間も長くなってきている秀悟、関東リーグ出場に向けて応援しています！

DF 倉田拓実
田無紺碧寮ではかなりお世話になりました。口悪いところあるけど話しやすいです。口癖は「せやんな。」。
いつもチームのために、学連としても準備や運営を頑張ってくれてありがとう。JUFAのTwitterでは彼の実況ハイライトがあるので、それも是非みてください。上手いです。昨シーズン1年怪我だったりで苦しい1年だったけど、今シーズンの活躍に期待してます！

DF 須藤友介
めちゃくちゃ走れる選手。「地獄」って言いながら縦横無尽に駆ける姿が私的見所です。そしてピッチ外でもア式のマスコットキャラクター「アルフ」の作成だったり、活動自粛期間の『ステイングイレブン』のコンテンツ作りとか、クリエイティビティ溢れるピッチ外でもいい選手。
みんなは某芸人に似てるっていうけど、私はキンプリの平野紫耀に似てるって思ってるよ。

DF、MF 松浦一貴
いつもあんまり面白くない一発芸をやってチームを明るくさせてくれるムードメーカー的存在です。松浦もとってもいじられキャラで、ここまでいじられキャラなのもひとつの才能だなと感じます。めちゃくちゃうるさいけど、そのうるささを今シーズンの勝利に繋げてくれると信じています。
いつも同じネタで飽きちゃったのでそろそろ新しい芸見たいです！

DF、MF 吉田峻
真っ白なお肌、羨ましいです。いつもグラウンドで誰かにいたずらやちょっかいを出している姿をよく見ます。昨シーズンは怪我に悩まされた1年だったけど、復帰後は昨シーズンの分も暴れてくれるであろう峻のプレーをすごく楽しみにしています。冬でも半袖短パンな気がするので、風邪引かないようにね。

MF 小林将也
学年唯一の理工学部で、とっても頭が良くて1年生のときは単位獲得に切羽詰まった私の英語の課題も手伝ってくれました（心から感謝しています）。来シーズン、選手でありながらもアナライズチームのリーダーを行ってくれるので、将也のプレーはもちろん、早稲田の戦術にもご注目ください！

MF 髙橋佑太
顔が大きいいじりをされる髙橋。そのビッグな頭で昨年は練習試合でヘディングゴールを決めていました。とっても優しくて、優しすぎて将来詐欺とかに騙されないか心配しています。彼の実家は老舗のお漬物屋さんなので、皆さん是非岐阜に旅行した際は食べてください。

MF 田中雄大
ハードなランテストの後に試合をこなしていていたのが今でも印象的です。1年生のときはよく顔が似てるって言われていましたが今は似ていません（良かった！）。個人的に雄大のプレーがとても好きです！　雄大のプレーは見ていて楽しいので是非会場で、生で見ていただきたいです。個人的には結構仲良いと思っているけど、普通に痛いから殴るのはやめてほしいです、2倍にしてやり返します。

MF 田部井悠
泥臭くプレーする姿は早稲田を体現するのにぴったりな選手。集合写真をとるときは悠の隣にいけば小顔効果狙えます。何かと私をバカにしてふざけてくるけど、やるときはやるこの男。今シーズンとっても頼りにしています。高校で日本一取ったから、次は大学で。日本一を一緒に取りにいこう。
早く春が訪れるといいね！

MF 倉持快
同じ埼玉出身なのになぜか私のことを田舎者扱いしてきます。かわいい感じを出しているけど、中身はちょっと（かなり）腹黒い。けど頭の回転が早くて頭いいからリスク管理はばっちり！　ピッチ内外頼りにしています。（今シーズン同じ縦割り班、楽しい班にしていこ！）

FW 加藤拓己
存在感も顔もでっかいゴリ。底抜けに明るくて、ゴリがいるだけでチームが明るくなります。そしてチームが苦しいとき、いつも救ってくれます。今シーズンも早稲田を勝たせるスーパーヒーローになってね。

FW 佐藤航大
FWもDFもできるマルチプレイヤー。未だに早稲田の付属校、「早大学院」のプライドがすごい航大。付属校の話をすると嬉しそうなので、同じ付属出身としてこれからもよろしく、とでも言っておきます。早口で何言っているかわからない時もあります。笑　昨シーズンから、航大は社会人リーグに参画しているFCにおいて選手も運営もやってくれて、今シーズンもFCの主務をやってくれます。

FW 杉田将宏
いつもバナナを食べているイメージがあります。まさは1年生の頃から学年のリーダーとしてこの学年をまとめてくれました。ミスした時はよくまさに怒られてしまっていたけど、今では甘やかすことなく高い基準を求めてくれたことに本当に感謝しています。ありがとう。

FW 宮脇有夢
普段心配になるくらいぼーっとしています。笑　そんな有夢が昨シーズン、関東リーグで初めて決めた前期の国士舘戦のゴール、とっても感動しました。やるときはちゃんと決めてくれるのが有夢です。部員ブログに書いてあった「俺はなんだってできる」って言葉にすごくワクワクしました。私は本当に有夢ならなんでもできると思っています。頑張れ有夢！

トレーナー浦田幹
とってもうるさいア式の長老トレーナーです。髪の毛が伸びるとトイプードルみたいになります。幹も普段ふざけていてめんどくさいときもあるけど、それでも常に“チームのために”を考えていて、自分にも選手にもストイックなスーパートレーナーです。自分にストイックで筋トレもしているみたいだけど、後輩トレーナーの江田ちゃんの方が筋トレ頑張ってそうなのでもっと頑張りましょう。

マネージャー西川玄記
早慶戦といえばこの男。ユニサカの代表理事も務めています。早慶戦は、玄記なしでは語れません。早慶戦への熱量が本当にすごいです。玄記は自分の考えにしっかり軸があって、ユニークなアイデアから成る玄記が生み出すものは素晴らしいものばかり。早慶戦の企画運営でも、困ったらなんでもとりあえず玄記に相談すれば解決してくれてとっても頼りになります。今シーズンも、玄記を中心とした私たちマネージャーが最高の舞台を作り上げますのでご期待ください。

マネージャー羽田拓矢
大期待の2021シーズンの主務！　2つ前のブログでは主務への想いを書いてくれているのでまだ読んでない方は是非読んでください！　拓矢は、マネージャーという立場で歴代の素晴らしい主務の先輩方を近くで見てきているからこそ、拓矢だからこそなれる主務の姿があると思います。そんな拓矢の主務の仕事を私も側でサポートするから、力を合わせて最高のチームマネジメントをしよう。頼りにしているから私のことも沢山頼ってね。
（ただ最近KPOPアイドルへの熱がすごくて少し怖いです、将来貢ぎすぎないようにね！）

マネージャー林隆生
実は、今回載せた同期みんなの写真はほとんどこの林さんが撮ってくれていたものです。そしてこの部員ブログの運営もです。ありがとう。林は、自分にしかできないことだったり、自分にしかないものをしっかり持っていて、みんなと違った視点から新しい意見を教えてくれます。私にはないものを沢山持っていて素直に憧れます。学連でも大変なはずなのに大変な姿をみんなに見せることなく、東伏見のグラウンドでは“学連”としてではなく“マネージャー”として頑張っている姿で、きっと沢山の人が自分も頑張ろうって思えているんじゃないのかな。あと1年、同じア式のマネージャーとして頑張ろうね。

あまり紹介っぽくなくなってしまいましたが、私の自慢の同期について書かせていただきました。
この23人と共に、2021シーズンを駆け抜けます。

私は口にするのがあんまり得意じゃなくてなかなか伝わっていないかもしれないけれど、みんなのことは、みんなが思っている以上に応援しています。きつくなったとき、苦しくなったとき、気持ちで負けそうになったときは、私がめちゃくちゃ応援していることを少しでも思い出してほしい。傲慢かもしれないけれど、それが少しでもプラスに働いてみんなの活力になれたら嬉しいです。

私はどんな4年生になれるのか。私を成長させてくれたチームのために、私に親しんでくれた後輩のために、私を受け入れてくれた同期のみんなに、私はあと1年何ができるのだろう。何をみんなに返せるだろう。

この1年が、4年間という私の少ないサッカー人生の集大成。

早稲田に入ってア式の門を叩いたことを今よりも良かったと思えるように、自分の選択を正解だと、胸を張って言えるような1年にする。

今年届かなかった日本一を、2020シーズンの4年生の気持ちも背負って戦おう。今年叶えられなかった夢をみんなで取りに行こう。

緊張感もプレッシャーも、全て追い風に変えて、どれだけ楽しめるか。
どんなエンディングになろうとも、沢山苦しんだとしても、全力で駆け抜けて後悔しない1年を過ごそう。
残された1年間、最高に楽しくて充実した毎日を、
卒業した後も、思い出しては戻りたくなるような日々を送ろう。