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「折れないことから学ぶ」 3年・小泉建太

初めまして。
2020シーズンから早稲田大学ア式蹴球部の部員となりました小泉建太と申します。
当初、なぜ私が大学3年生からア式の門を叩いたかについて、過去の経験や思い・考えを踏まえて皆様にお伝えしようと思っていたのですが、
2020年はア式での活動や就活を含め、本当に様々な経験をした年であったので、そんな私の現在の考え・思いを中心に書くことにしました。

では本題へ。

私はこれからキャリアを歩むにあたって「折れないこと」は非常に重要な資質であると感じています。
(ここで言う「折れないこと」というのは、強靭なメンタルで何事にも左右・影響されない鋼の精神を持つことではなく、精神的に大きなダメージを負い心がポッキリと折れそうになっても、なんとか首の皮一枚繋がった状態で持ち堪えられることです。)

なぜこのような月並みのことを今更思ったかというと、就活での、とある選考会がキッカケでした。
その選考会は内定に近い段階であったため、参加者をかなり絞り込むもので、ある程度目に見える結果を出さないと落とされる、いわばサッカーのセレクションのようなものでした。
選考が一通り終わった後、上手くいかなかった者は落胆の表情を浮かべており、私も例に漏れずその一人でした。もちろん上手くいかなった原因を分析し改善する作業にすぐ移るべきなのですが、合格者が僅かなことは事前に知っていましたし、志望度も高かったので落ち込んでいました。

そんな中で面接官の方々の締めの挨拶を聞いていると、
最後の面接官の方が
「折れないことって大切なんですよね。どんな人でも折れたら何にもならない。次の選考に進む方もそうでない方も是非この言葉を覚えて帰ってください」と私達に言いました。


何気無い言葉であったのですが「あ、この言葉は今の自分にとって重要だなぁ」と強く感じました。
実は昔から「折れない」という感覚自体、自分の中で大切にしてきたものでした。

逆境に立たされても踏ん張るマインド。

一時期サッカーができない状態があった中で、ア式において3年生から入部が叶ったこともそのマインドが根底にあったからだと思います。
過去の自分は何度も折れない精神に助けられ、次の一歩を踏み出すことができました。

ここで最近の自分に注目してみます。
今の自分はその精神を持てているのだろうか?
特にサッカーの場面で。
そのマインドを持ってやれているのだろうか?
上手くいかない・苦しい場面でも踏ん張って前に進み続ける姿勢を取り続けられているのか?
すごくシンプルで当たり前かもしれないですが、重要なことです。
2021シーズン。コロナの影響もあり何が起きるか分からないシーズンになると思います。
私がア式でサッカーができる残りの時間はそんなに多くありません。
悔いを残さず自分の全てを出し切れるよう、原点に立ち返り何が起こっても、どんな状況下に置かれても、
折れずに全力で今シーズンを走り切りたいと思います。

倒れても手をついて立ち上がる「折れない」こと。
サッカー・就活・人間関係・夢...、何事に対してもこのマインドを持てたら無敵かもしれません。


拙い文章でしたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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小泉建太(こいずみけんた)
学年:3年
学部」:文化構想学部
前所属チーム:水戸桜ノ牧高校

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