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【#Real Voice】 「4年」 4年・田部井悠

遂に最後の部員ブログになりました。



過去の3作は以下になりますので、お時間のある方は是非ご覧ください。





冒頭にも書いてありますが、最近、何においても最後という文字が付き纏います。



少し、名残惜しい気持ちになります。



ただ、先日の縦割り班のミーティングにて、慧一(佐藤慧一・2年)が

「終わり方は始まり方」

という話をしてくれました。



その通りですよね。



めちゃくちゃ心に刺さりました。



何かがなくなるわけでもない。



何かが終わった時は、何かが始まる時です。



この言葉、大事にしていきます。



さて、前置きはこの辺りにして、ここから田部井悠の#Real Voiceを書いていきます!!




4年目。



4年目は、これまで生きてきた中で経験したことのない1年でした。



自分が想像していた以上に、重く濃い時間でした。



様々な立場で、この1年はチームに携わりました。



別に、美談にしようとしているわけではないです。



4年目を一言で表せというなら、




「苦しいことが多かった1年」





そう答えます。



ただ、苦しい1年だったからこそ、大切なんだなと想ったことがあります。



それは今後の自分を支えてくれると思いますし、ア式のみんなや見てくれている人に何か伝えられることはあるのかなと思います。



さて、この1年を通じて大切だなと思ったことは





今の自分は「ありたい姿」なのかどうか





です。



評価や陰口を気にする必要はないです。



失敗を恐れることはないです。



ありたい姿に向かって、チャレンジできたのかが重要です。



自分がした選択を、まずは自分がかっこいいと思えるのかが大切です。



それはピッチ内外関わらずです。



自分は、苦しい中でも、ありたい姿に向かって突き進んでいく人の背中に心を動かされてきたのだと思います。




「私のような大学も出ていない年をとった無知な女でも、まだ道端に咲いている花の名前を1日に1つぐらいは覚えることができる。1つ名前を知れば、世界の謎が1つ解けたことになる。その分だけ人生と世界は単純になっていく。だからこそ人生は楽しく、生きることは素晴らしい」





シャネルの創業者ココ・シャネルの言葉です。



素晴らしい言葉だなと思います。



ありたい自分を持っている人は、それだけで人生が豊かになるのだと思います。



ア式にいると、勝ち負けが全てなんじゃないかと思う場面があります。



もちろん、勝負の世界である以上、逃げてはいけない部分なのは分かっています。



ただ、それ以上に、今日は人として、サッカー選手として、何が成長できたのかが、大事なんじゃないかと自分は思います。



成長し続けた先に、勝ちや評価があると思います。



この辺りの話は、昨年卒業したデラ(小野寺拓海)君のブログも読んでみるとしっくり来ると思います。



是非、読んでみてください。

今後も苦しい時こそ、ありたい自分ってなんだっけと思い出して、自分らしく突き進もうと思います。

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もう1つ、自分が大切だなと思ったことがあります。



それは





1人にならない

1人にしない





ことです。



須藤も昨日の部員ブログで書いていましたし、雄大も言っていた言葉ですが、自分からも大切だなと思うので、伝えさせてもらいます。



ぶっちゃけた話、早慶戦に敗れた後、自分の中で気持ちの糸が切れかけてました。



それでも拓殖戦で糸が切れることなく踏ん張れたのは、



寝る間も惜しんで早慶戦の運営をしてくれた同期が俺よりも苦しいはずなのに、練習のサポートをしてくれてたり



お前に出て欲しかった、と同期が言ってくれたり



4年生に出て欲しかった、と泣きながら部室で想いを伝えてくれる後輩がいたり



数多くのBの選手がわざわざ東伏見まで来て円陣を組んでくれたり



それこそ、1人にならなかったからです。





みんながいてくれたからです。





そんなのわかってるよと言いたくなる人もいると思います。



ただ、苦しいときって何かと1人で溜め込む人が多い気がします。



苦しいときは、隣にいる仲間の顔を見てください。



苦しいときは、隣にいる仲間に想いを吐き出してください。



ア式は良くも悪くも普通じゃない組織だと思います。



だからこそ、まずは、自分を労わる気持ちを、そして、仲間を労わる気持ちは忘れずに、日々活動してほしいです。



ア式のみんなには、コロナの影響で、みんなでどっかいくとかは難しくなってきてしまっているけれど、みんながいる東伏見のグランドでは、思う存分サッカーを楽しんで、時には熱い話を、時にはどうでもいい話をして笑い合っていてほしいと思います。



長くなってしまいましたが、苦しいことが多かったからこそ、大切だなと想ったことは以上になります。



きっと、この先はもっと苦しいことが増えると思います。



そんな時に、このア式の4年目で見つけた大切なものを胸に、頑張ろうと思います。



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さて、最後は最高の終わり方の話をしましょう。



インカレの決勝が、ちょうど1ヶ月後です。



みんなで最高のクリスマスにしましょう。



日本一をとって、人生を変えましょう。



泣く人が多いんじゃないかなと思います。



特に同期は。



もう負けてみんなが泣く姿を見るのは散々です。



最後は、みんなで、勝って、泣きましょう。



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田部井悠(たべいゆう)
学年:4年
学部:スポーツ科学部
前所属チーム:前橋育英高校


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