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【#Real Voice】 「大学でサッカーを続ける理由」 1年・泉颯

こんにちは、基幹理工学部1年の泉颯といいます。私は今回初めてブログを書かせていただくので、あまり上手くは書けないと思うが、最後まで読んでいただけると幸いです。今回は、私が大学でもサッカーを続けた理由について書こうと思う。

大学が決まった時、私は大学でもサッカーを続けるのか迷っていた。高校の同期が大学進学と同時にサッカーをやめていき、私もやめようかなと思う時期もあった。その時、私がサッカーをやっている意味って何だろうと考えた。プロになりたいわけでもない。サッカー関係の仕事に就きたいわけでもない。始めた理由も誰かに憧れていたというわけでもなく、ただ友達がやっていたから始めただけ。では一体何のために大学でもサッカーを続けるのだろうか。

その答えは、高校サッカーを引退してサッカーというものが日常からなくなったときに見つかった。

高校サッカーを引退してア式蹴球部に来るまでの2ヶ月間、その期間はものすごく退屈な日々だった。大学は決まっていたので受験勉強などはしなかった。時間はたくさんあり、友達ともいろいろなところへ遊びに行ける。しかし、何か物足りない日々が続いた。そんなときふと思った。サッカーが日常からなくなると全力で楽しめない、自分からサッカーがなくなると退屈な日々が訪れると。そのとき、私は自分がサッカーをやる理由、大学でも続ける理由が分かった気がした。

その理由とは、私はサッカーが好きだということ。そして、サッカーは私が夢中になれるただ1つのものということだ。

今考えると、幼い時に水泳やピアノなどいろいろな習い事をやってきたが、ほとんどは1年もたたないうちに飽きてしまい、やめてしまった。その中でも11年間うまくいかない時や辛い時もあったが、飽きてやめたいと思わなかったのはサッカーだけだった。そう思うと、私はただ気づいていなかっただけで、幼い時からサッカーに夢中だったのかもしれない。

今、ア式蹴球部でサッカーをしていてとても楽しい。先輩方は優しいし、周りの人はみんなうまい。うまくいかないことや思い通りにならないことはたくさんあるが、大学でもサッカーを続ける選択は正解だったと思う。

サッカーをやっている時だけは、大学の課題やめんどくさいこと、嫌なことを忘れて気持ち良くいられる。ここまで夢中になれるものはこの先もうないと思う。こんなに夢中になれるものを若いうちに見つけられてよかった。大学を卒業してもサッカーを続けるかはわからないが、先のことは気にせず、目の前のことに全力で取り組んでいきたい。



泉颯(いずみはやと)
学年:1年
学部:基幹理工学部
前所属チーム:静岡学園高校

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