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「ア式2年目のいま、思うこと」 2年・鈴木俊也


こんにちは。今回部員ブログを担当します、商学部2年の鈴木俊也です。

昨年に続いて2度目の部員ブログとなった今回は、ア式蹴球部の活動に参加し始めてから早くも約1年9か月が経過した現在、改めてア式蹴球部での日々を通して考えたことを皆さんにお伝えしようと思います。
拙い文章ですが、「へー、こんなこと思ってるんだ」、「こんな考えを持ってる人がいるんだ」など皆さんの中で適当に処理しながら読んでいただければ幸いです。


では、本題へ。


“結論:ア式は私を成長させる”


今回のブログを書くにあたって色々考えてみましたが、最終的にこれにたどり着いてしまうので、これはブログ用の言葉ではなく、紛れもなく私の本心なのだと思います。


「あなたはもう一度入部前に戻れるとしたら、ア式蹴球部に入りたいと心から願いますか?」
部員のみなさん、少し考えてみてください。もちろん、他部活の人もぜひ。


それぞれ多様な考えが浮かんだと思います。入らないかも、と考えた人も中にはいるのではないでしょうか。私はたくさん考えた結果、再び入部を目指すという結論に至りました。自分でも意外でした。時に、学部の友人や高校の同期たちが送っている、いわゆる一般的なキャンパスライフを非常に魅力的だと感じることもあります。しかし、それでも決断した理由は前述した通り、ア式が私を日々成長させてくれていると実感しているからです。


もう少し具体的に言うと、ア式蹴球部という組織環境そのものに加え、多様なバックグラウンドを持つ100名近い部員たちとの何気ない活動が私を成長させてくれています。いくつか挙げられますが、今回はひとつだけ発信したいと思います。ア式という環境の中で最も私自身の成長を感じるのは、感受性が磨かれ始めたことです。


新チームが始動して後輩たちが入部してきた頃、高校時代からの後輩である慧一(1年・マネージャー)に「俊也くん、なんか変わりましたね。」って突然言われました。一瞬ビクッとしましたが、ポジティブな変化だと言われて安心しました。。。
自分では特に変わったように感じていませんでしたが、人に言われると意外と気になってしまうもので、自分の何が変わったと感じられたのかを考えるようになりました。そこで感じたのが、感受性が豊かになっていることでした。感受性とは、外界の刺激や印象を受け入れ、処理する能力を指します。


昨年の部員ブログで私の高校時代について書かせていただきましたが、当時の私の物事を受け入れる姿勢はいま考えればひどいものでした。もともと、自分の中に確固たる意志や自分なりの思考を日頃から抱いて生活することが習慣となっていて、ミーティングなどではそれをぶつけるような形で発言を繰り返していました。これに関しては今の私も大して変わっていないかもしれません。しかし、自分の中にある意見を形成するまでのプロセスに変化があったと感じています。


変化したと感じる前も、他者の考えは引き出すようにしていたし、受け入れるようにはしていました。しかし、それはあくまで自分の意見に賛同し、肉付けしてくれる意見を探していただけでした。自分と相対する意見を押し倒すためとも言えるでしょう。それが現在では、他者の思考(言葉に発したものだけでなく、表情など表に出た感情を含めて)に対し、まずは吸収し、自身の意見と異なるものこそ向き合い、自分の考えとして置き換えてみるといった一連のサイクルを自然と回すようになりました。このプロセスを踏まえた上で改めて自身の内部に形成された考えを再構築してみると、また違った何かを毎回のように発見できます。


なぜ、このようなプロセスを踏むようになったのか。
それこそが、様々な部員との日々が与えてくれたものだと思います。ア式には100名近い人間がいて、それぞれの主体性(外池さんの言葉をお借りすると責任とアイディア)のもと、目標やビジョンを抱いています。それらは類似することはあるものの、全く同じになることはありません。つまり、単純に100通りの考えに触れることができます。これ程までに質の高い他者の意見に触れることができる環境がありながら、自分の内部に固執することは非常にもったいないことでした。そのように感じてからは、私自身の中に大きな変化が生まれ、「受け取る」という部分によりフォーカスできるようになったと思います。その結果、今では私とは違う視点からの意見を求めるようになり、自分の考えに奥行きが生まれました。



最後に、
私はア式にきて成長しました。ですが、まだほんの少しに過ぎません。現状に満足できていないし、もっと多くの成長を求めています。これからもア式という素晴らしい環境を最大限利用し、自分に問い続け、更なる成長を追い求めていきます。そして、必ずこの組織に還元します。


長く、まとまりのない文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
今後ともア式蹴球部の応援をよろしくお願いします。



鈴木俊也(すずきしゅんや)
学年:2年
学部:商学部
前所属チーム:早稲田実業学校高等部


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