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【#Real Voice】 「2022蛮カラ」 3年・山下雄大


インカレの敗戦を以て、2021シーズンの活動は終わった。

今年1年を振り返ると、改めて関東リーグは簡単なリーグじゃなかったし、コロナによる試合延期などの影響もあって今年は特に混沌としていた。
早稲田は終盤に残留争いに巻き込まれたが、終わってみれば5位とこの結果を見ても今年のリーグの複雑さが分かる。

コロナ禍で普通に活動することすらままならない状況もあったけど、やっぱり優勝を掲げていた中での5位は悔しい。
この悔しさは来年にぶつけよう。

個人的にもすっきりしない1年だったが、その分自分と向き合ったことで多くの学びを得られた1年でもあったということにしておく。

そんな大学3年目のシーズンが終わったのも束の間、大学最後のシーズンがあと1ヶ月で始まろうとしている。


来年は、4年として強い早稲田を取り戻すきっかけを作りたい。


まず、強い早稲田になるには勝ち続けなければならない。
勝つためにはチームのコンセプト、スタイルを定めて同じ絵を描くことが必要だとこの1年で強く感じた。そこが欠けていては、ちぐはぐなサッカーになって勝つことからは遠のいてしまう。やはり勝つためにはチームとしての狙いをはっきりとして選手が立ち返る場所を作り、ピッチ上での意識・アイディアの共有をどれだけできるかということが大事だと思う。

しかし、今の早稲田はそこが足りてない。
また、それが早稲田がトップに立てない理由でもあると思う。

週初めに提示する即席のモノではすぐに崩れる。仮に勝てたとしても勝ち続けることはできない。
これは断言できる。
というか部員のみんなも身に染みて感じている事だと思う。だから、自分たちの中に不変のモノを作り上げ、貫いていく。
その先にしか優勝はないと思う。

常に自分達を疑ってプレシーズンの段階から危機感を持って取り組み続ける。1年間ハジメ(3年・島崎元)中心に、

ブレずに構築して徹底すれば目標に到達するチャンスはおおいにある。

決めたことをとにかく徹底的に取り組む。

それが今の俺らに必要な事だと思う。リーグが開幕してしまえば毎週試合がきて待ってはくれないし、修正が効かなくなる。新チームが始動してからリーグ開幕までの期間でどれだけ試行錯誤して精度を高められるかって考えると、時間はあるようでない。


危機感を持って良い準備をして実りのある1年になるように頑張りたい。





山下雄大(やましたゆうだい)
学年:3年
学部:スポーツ科学部
前所属チーム:柏レイソルU-18



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