【#Real Voice】 「10代で得た知見」 3年・竹浪良威
※このブログにはクサい表現や考えが沢山出てきます。なぜなら僕は圧倒的な理想主義のクサい人間だからです。夢見がちです。愛を語りがちです。クサいのが苦手な人は、鼻をつまみながらでも読んでください。
ではいきます。
ふと考える。
21歳になった自分。
これから先どういう生き様をして、世界にどんな足跡を残していけるのだろう。
先の見えない旅路の中でどんな選択をしていくのだろう。
後悔のない選択ができるだろうか。
俺らしく生きることができるだろうか。
周りにバカにされて、笑われても、これが俺だと胸を張れる人生にできるだろうか。
家族や大切な人たちは、これからの俺を誇りに思ってくれるだろうか。
無音の世界が広がる深夜にそんなことを考えては、
「きっとなんとかなる、大丈夫」
と自分に言い聞かせて、温かいベッドの中で眠りにつく。
あ、そういえば
少し前に、
小学校6年生、12歳の時に皆んなで埋めたタイムカプセルを発掘しました。
そこには12歳の竹浪少年からのハガキがあって、
「今を全力で生きていますか。大切な人を大切にできていますか。夢に向か ってひたすら走り続けていますか。
苦しいことがあっても大丈夫。誰かが見てるはずだよ。明日に向かって頑張ろう。」
なんてことが書かれていました。
今、もし30歳の竹浪良威さんにハガキを書けと言われたら、多分同じようなことを書いています。
やっぱり俺はいつまでもどこまでも俺なんだなと思いました。
少年の竹浪良威くんも相変わらず最高ですね。
今も昔も考えていることはあんまり変わってないし、心は子どものままかもしれないけど、
10代で経験して学んだこと、考え、想いは必ず今の自分に生きている。
今の自分は10代で得たもので成り立っていると思うから。
13歳のあの出来事が、15歳のあの挫折が、17歳のあの黒歴史が、18歳のあの感情が。
今の私の基盤になっている。
あの自由奔放で、じっと出来ずに動き続けて、何でもかんでも後先考えずに馬鹿してた、あの頃だからこそ、今の俺がいます。
ありがとう。
10代の竹浪良威くんありがとう。
「20代の人生は、忘れがたい断片にいくつ出会い、心を動かされたかで決まる」
私はその断片を「20代で得た知見」と名づけることにしました。
と、以前読んだ本に書いてあったので、
私、竹浪は、
「10代から先の人生は、10代で得た経験や感情を土台とする感受性を基に決まる」
私はその感受性の土台を「10代で得た知見」と名づけることにしました。
10代は皆んな馬鹿野郎です。常識なんてクソ喰らえで生きてます。
こんな大人にはなりたくないと、自分はこうありたいと将来を何とでも描けるのが10代です。
だけど、
徐々に世の中の常識が身に染みてきて、
誰かに笑われて、仲間外れにされて、1人ぼっちになって、俺が世界に合わせないといけないんだと気づく。
だからこそ、
周りを見ずに、自分は自分、で生きていた10代に、人とは違う土台ができていると思うのです。
この10代で得た知見を、これからの人生で大切にしたい。これが自分を支える土台だと自信を持ちたい。
その土台がこの先、20代、30代、40代、50代、60代、70代、80代、90代で得る知見を得る上で大切になると私は信じている。
と言いつつも、僕の10代はついこの間終わってしまったわけです。
だから、もう人生における土台はできあがってます。
これを基に、これから先、私は何十年と生きていくんです。
どっかに書いておかないと気が済まないので、
僕の10代で得た知見、少しだけお裾分けしますね。
迷ったらやってみる
やるか迷ったらやる。直感でやらないと決めたもの以外はやってみる。自分に合わないと思っても、なんか面白くなさそうでもやってみる。その行動が、人生を変えるかもしれない。例えば、めちゃくちゃ疲れてる時に仲良しの人に、ご飯に誘われたらどうでしょう。めっちゃ迷いますよね。僕はここで疲れを押して行くと決めてます。そうすると、人生で忘れられない光景に出会えることがたまに、ごく稀にあります。その時にあぁこっちを選んで良かったって思うんです。
現実に疲れたらサウナに行け
僕はよく平日夜のサウナに行くことが多いのですが、おっちゃんやよぼよぼ爺さんと共に裸でいる謎の空間はなんとも言えない感情になります。しかも汗だくだくで。一瞬、客観視すると頭がこんがらがりそうだ、なんでここに俺いんの?って。汗だく男たちの視線はゴールデンタイムのバラエティ番組。最近人気のアイドルのしょうもないボケは面白くないし、それを大袈裟に笑うスタジオにも呆れてしまいそう。でも、おっちゃん達は何故か声を出して笑ってる。気づけばそれをみて俺も笑ってる。男苦しいけど、おっちゃんばっかだけど、この空間が愛おしくてたまらない。おっちゃんが水風呂で潜って死にかけているのもいつも通り。それを見て多少の幸せを感じる。それを見て「明日からも頑張りますか」と頭の片隅で思う。
それが僕の中の本当の「整う」なのかもしれない。
トップの人間になるために
誰でも無限に可能性をもっています。しかし、それを引き出すには1つだけ条件があると思っています。自分の心をコントロールできること。それができた人間だけが、自分の可能性を掘り起こすことができるのです。トップの人間とは、そのコントロールが他の人よりほんの少しうまかった人のことを言う。って西田文郎さんが言っていました。
出会いは偶然の産物
今まで全く同じ性格をした人に会ったことなんて1度もないと思う。たった1度も。こいつは何が好きで、苦手で、異性のタイプはあんなで、こんなぶっ飛んだ考え方してて、今までこんな黒歴史があって、、。その個性がまた面白いし、その人がその人たる所以。全部含めてその人の魅力だと思います。それを笑いながら馬鹿にしあえる人と、より深い関係になっていく。あなたの身の回りにはそういう関係の人がいるでしょうか、私はいますぅ。いっぱいいますぅ。出会えてよかった。
人生に攻略本なんてねえ
人生はそうそう上手くいかない。未来に「絶対」なんてない。でも、先のことなんか考えずに今を楽しんでるって尊くね?って思う。この先どうなるかなんて誰もわかんないんだから、後先なんて考えずに今を精一杯生きることが1番人間っぽいし、俺はそうでありたい。
失敗はおっぱい
僕が尊敬する高校の時の担任が言ってた言葉です。失敗は誰にでもあります、でも何故か皆んな失敗をしたがりません。失敗が見えると、行動を起こしません。失敗は、必ず糧になるというのに。次に同じ失敗をしなければ良いだけの話なのに。失敗を怖がってはいけません、失敗を好きになりましょう。そう、失敗はおっぱいなのだから。
stay hungry stay foolish (ハングリーであれ、バカであれ)
この世はバカが世界を引っ張っています。成功を掴み取る人たちは、大抵バカです。成功する人は小賢い人じゃない、バカになれる人。バカは強い。成功してきた人のほとんどがバカだ。後先を考えないで、やりたいこと思ったことをすぐにチャレンジする。失敗しまくる。その失敗から学び2度と同じ失敗をしなければいいだけの話です。
圧倒的匂いフェチ
スパジアムジャポンの入口の暖簾をくぐると俺は「あっキングダムの匂いだ」ってなる。わかりますか、この感じ。匂いって単なるイメージな訳です。「あのイブサンローランの甘い香水=〇〇さん」、「冬の匂いで3年前の元カノとのデートの情景を思い出す」みたいな。ありますでしょ?皆さんも。俺はそれがただ「スパジアムジャポンの匂い=キングダム」なのです。なぜなら、スパジアムジャポンではいつもキングダムを読むからです。
結局は人間関係
つまんないことでも、どうでもいいことでも、周りに面白いやつがいたら好きな人がいたら、そこの状況変わりませんか。頑張れませんか。世界変えてやるかって思えませんか。人生、結局は人間関係です。どれだけ広く、どれだけ深く人間関係を育めるかが大事であると思います。
これはほんの一部にしかすぎません。
止めないといつまでもダラダラと書いちゃうのでやめておきます。
ぜひ皆さんの「10代で得た知見」教えてください。いつでも待ってます。
人生について考えてみると
「あ、確かにこれも10代で得た知見だったわ」
と、これからどんどん感じていくのではないかな。
まだまだこれからです。
つまり、のびしろってことですね!
ここで一曲。
のびしろ / Creepy Nuts
サボり方とか 甘え方とか 逃げ方とか 言い訳の仕方とか
やっと覚えて来た 身につけて来た 柔らかい頭
カッコのつけ方 調子のこき方 腹の据え方 良い年のこき方
脂乗りに乗った 濁った目した だらしない身体
嫌われ方や 慕われ方や 叱り方とか 綺麗なぶつかり方
もっと覚えたい事が山のようにある…のびしろしか無いわ
俺らまだのびしろしかないわ
ですって、皆さん。
のびしろしかないんですね。はい。
長々と、人生について語ってしまいました。
お付き合いいただいた方、ありがとうございます。
ここからは少しテイストを変えます。もう少しついてきてください。
「ラスト1年」
そう、残された大学生活はラスト1年。
365日のカウントダウンが始まろうとしている。早いなぁ。皆んなとサッカーできるのも後1年か、、、1日1日を全力で、大切にしよう。と身に浸みて感じる今日この頃である。
よく、「早稲田に来て良かったと思えるように」という言葉を聞くけど
俺はもうすでに、早稲田に来れて良かったと思っています。
それは、
自分を捨ててまでア式のために身体を張り続けて、ピッチ外では優しく包み込んでくれた4年生。
生意気なやつが揃ってるし、だる絡みしてくるやつ多いけど、1人1人のサッカーに対する想いは強いし全員それぞれの熱量をもっててアツい2年生。
まだまだケツは青いけど、上手いやつがいっぱいいてピッチ外では頭おかしくて面白いやつが揃ってる可愛い1年生。
そして親愛なる同期たち。
に出会えたからです。
皆んなに出会えたから、早稲田に来て良かったと本気で思えてる。
1.2年生、
もしかしたら来年どうなるかなって不安に思う人もいるかもしれないけど、
今の3年生には、どの学年にも負けないほどアツい思いを持った人たちが多いし、スイッチ入ったら止まらないやつばっかりだから、
来シーズン、面白くなりそうだなって期待してて良いよ。
そして、
ダチ、ウブ、ユウキ、ペイ、あやちゃん、北本、ケンモ、こば、どりん、とおる、ハジ、しゅんや、ツル、ナカム、はやた、しょおくん、ひさ、にわちゃん、こうすけ、だい、めぐ、りくと、ゆうた、ゆうだい、ヨゴ、ナオキ
皆んな覚えてるかな、2回目の学年飲みのときに「歴史つくろうぜキョイキョイキョイ」って言ってたの。
聞いてないかもしれないし、忘れた人も多いと思うけど、俺は確かに覚えてる。
俺はそれ聞いてひっそりと思ってた。こんな最高の学年で良かったって、こいつら好きだなぁって。
だからこそ、皆んなと日本一になりたい。
皆んなのブログ見て思った、皆んなの性格とか考え方とかまるっきり違うけど、日本一になりたいっていう気持ちは全員一緒。
よく高校の担任の先生が、
なんで日本一になりたいの?
日本一になってどうするの?
日本一の先に何があんの?
って言ってたんだけど、
俺は日本一というあのなんとも言えない感情の中で、皆んなと喜び合いたい。
泣きながら笑いたい。笑いながら泣きたい。
日本一になったらこんな最高の瞬間を手に入れられる、一生忘れられないでしょ。そんなの。
そして、日本一になるためには、周りのやつを見て見ぬ振りをしていてはいけない。辛い人、苦しんでいる人に気づけるチームでいよう。
誰か1人でも置いてきぼりにするチームは、勝ちの価値が下がる。日本一の中でも価値のある日本一を掴もう。
ピッチ内で身体を張るやつもいれば、ピッチ外で身体を張るやつもいるから、そこも忘れないようにしよう。
責任感の強いやつが多いから、1人で抱え込ませないように、お互いの顔を見合って助け合おう。
ラスト1年だよ、皆んな。やるしかなくね??
愚痴とか不満言ってラスト1年を過ごすよりも、俺ららしくワイワイして、バカ騒ぎして、毎日ふざけあって、笑い合って、楽しんで、サッカーに本気で取り組んで、どこのチームよりも日本一目指して戦おう。
社会人になって、おっちゃん、じいちゃんになってから振り返ったときに「4年のときが1番楽しかった」「俺ららしい日本一だった」「あの景色が忘れらんねえよ」って言い合おう。
やろうぜ、皆んな。
俺は絶対できると思う。皆んなとなら。
日本一になって、皆んなで喜び合ってる姿思い浮かぶもん。
あと1ヶ月、全力でオフ楽しんで、
1ヶ月後からやってやろう。
やっべ、ワクワクしてきた。
◇竹浪良威(たけなみらい)◇
学年:3年
学部:スポーツ科学部
前所属チーム:國學院大學久我山高校
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