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【#Real Voice】 「『所属』からの脱却」 1年・舩越嶺

こんにちは、1年の舩越です。
よく“船越“と間違われやすいので、今回のブログを機に覚えていただけると光栄です。
拙い文章ですが、よろしくお願いします。


まず軽く過去を振り返ろうと思う。
兄の影響を受け、私はサッカーを始めた。これまで12年間サッカーをやってきた。少年団、中体連、高体連でプレーしてきたため、小、中、高、いずれも学校の校庭・グラウンドが練習場だった。
小学生時の練習場はスパイクの使用が許されなかったし、中学生時の練習場はピッチ内に野球部、ソフトボール部用のマウンドがあった。そして高校のグラウンドも土(2021年5月に人工芝になりました)。雨が降った日の次の日は、授業前や昼休み、練習前にスポンジで水抜きをする必要があった。

そんな私にとって、東伏見サッカー場で、人工芝で毎日トレーニングできるということ自体が喜びである。また練習場だけではなく、仲間にも恵まれていると感じている。
サッカーがめちゃくちゃ上手い人、ピッチ内外で主体的に動く人、自らの行動で示し先導する人など、ア式には多くの素晴らしい選手・人物がいる。
サッカー選手として、1人の人間として自分より1枚上手な先輩や同期に感化される日々。
私はア式に入って、間違いなく充実した時間を過ごしてきたと思っている。

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ブログを書いていくうちに、自分が置かれた環境の贅沢さを改めて感じた。それを踏まえて今度は自分自身と向き合ってみる。

友人に「早稲田だとなかなか試合に出られないっしょ」と言われることがある。私はそれにこう答える。「試合に出られなくてもア式でサッカーできること自体が幸せだよ」と。
そしてふと思う。ア式に属していることそのものに満足している自分がどこかにいるのではないかと。
この「所属」に満足している限り、いくら一所懸命練習しても成長速度は高が知れる。また、大事なのは自分が置かれた環境で何をするのかということである。

だから俺は決心した。この「所属」から脱却しよう。

ア式という組織の一員であることに、ただ満足するだけの自分はもうやめだ。自分自身のレゾンデートルを認知し、泥臭くやっていこう。このような素晴らしい環境でサッカーができることの有り難さを忘れずに、常に上を目指して精一杯努力しようと思う。

先日、関東リーグの試合が行われた。自分はツイッターでの速報を担当し、ピッチ外からチームをサポートする形となった。
今はピッチ外からでしかチームに貢献できないかもしれない。
でもいつかピッチ内で貢献できるように、ツイッター担当者に「俺の苗字、誤字に気をつけてね」と言えるように、これからも謙虚に愚直に、日々精進するのみ。



舩越嶺(ふなこしりょう)
学年:1年
学部:人間科学部
前所属チーム:市立浦和高校

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