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【#Real Voice 2022】 「最高の2022年」 2年・光田脩人

伊勢航のブログでも登場した、アシキ蹴球部2年光田脩人です。
人にあんなこと言ってるせいか、自分が今、1番痛い目みてます笑笑

えーっとタイトルがタイトルなだけに、疑問を持った人は多いと思う。もちろん、チームは2部降格、個人としてもほとんど怪我で試合にも出れなかった。

それでも人生は今年で終わる訳じゃない。
まだまだ先は長いし、人生という道のりの1つの通過点に過ぎない。
今年の結果1つ1つが自分の将来を切り開く武器となると信じる、ていうかそう思うしかない。

ここからは結果だけみればこれまでの人生の中で最悪で、最高の1年間の中で得た知見を書いていこうと思う。

挫折や失敗などを経験し、どん底に落ちた人間は、そこからもう1度、這い上がるあるいは、逆転するには壮絶なパワーがいるということ。

自分は大学2年間のうち、半分以上ピッチに立っていません。復帰しては怪我しての繰り返し、まともにサッカーをしたのなんて大学1年前期の半年間だけ。そこからは、復帰しても全く自分のパフォーマンスを発揮出来ずにすぐに怪我。2カ月サッカー出来たらいい方。
このまま自分のサッカー人生終わっていくのかなって思う日々もあった(いわゆるどん底)。
それでも自分はサッカーだけは絶対に誰にも負けたくなかった。このままじゃいけないと覚悟を決め、とにかく走ることから始めた。そしてそれを継続した。
しかし、1ヶ月継続しても結果がでず、思うように体が動かない、走っても意味ないんじゃねって思ったりもした。

「そうだよ、結果なんて出るわけない。1ヶ月走ったところでたかが1ヶ月。自分より1年以上皆んなはサッカーしてる、走ってる。単純計算でいったら10倍以上、、」

だから走ったあとにプラスしてドリブル練習をした。ひたすら自分の武器を磨いた。そして自分に足りないと思うことをどんどんプラスして磨いた。そして2ヶ月以上継続した先に少し光が見えた。
11月3日、関東リーグ最終戦(vs拓殖)に久しぶりに関東リーグにスタメンで出場した。自分が目指しているものから程遠い1年間ではあったが、少し嬉しかった。この2ヶ月きつい時でも継続出来たこと、少しの光が見えたこと、そして何より2ヶ月間怪我なくサッカー出来たこと(皆んなからしたら普通だと思うが)が成長だと思った。

しかし、12月4日天皇杯予選、大東文化戦。
拓殖戦に続き公式戦では2試合連続でスタートから出場した。
前半25分で負傷交代。また怪我をした。2カ月間サッカー出来たと思ったら、また怪我。
「人生って本当に甘くねえなあ」
でも確実に光は見えた。
もうそんな悩んでる暇はない。
最初に壮絶なパワーがいると言ったが、まだまだ自分には足りなかった、もっと凄まじい努力が必要だった。たかが2カ月、見直して10倍努力してやる。
自分が上手くいってる時には絶対に陥ることのないこの心境。
この闘志漲る感覚は忘れてはいけない。

自分は全くもっての天才じゃない、普通の人間、だからこそそんな人間が他より努力しないでどうするの?
小中学校の時、毎朝父と練習した。
学校から帰ってきて泣きながら走らされた。
夜も走った。
そんな努力もう到底してなかったし、
思い出すだけできついし、やりたくなかった。
でも今はちがう。welcome でしかない。

1番きついのはサッカーが上手くいっていないこの状況だと気付かされた。


だからこそ、こんな思いは2度としたくない。
自分をもう1度本気にさせてくれた2022年、
ありがとう。


そしてこれから、、

とりあえず落ちるところまで落ちたんでここから上がるのみです。
常に1日1日を無駄にせず、他人に流されず、
自分を持ってこれからも強く生きます。
そしていつか報われる日を信じて、この人生最大の苦境を素晴らしい日々に変えるため、今は沢山の誘惑や遊びも我慢し自分の全てであるサッカーに捧げます。改めて2022年を経て、サッカーへの愛を実感したし、自分にはサッカーしかないと思った。これからも度重なる試練だらけだと思うが、自分の可能性を信じ続けて夢を叶えます。そして来年はいつも刺激を貰っている同期、尊敬する先輩、面白い後輩、全員の力で1部復帰、日本1を掴み取りましょう。

まずは明後日の天皇杯予選勝ちましょう🔥

Bravo ーーーーーーーー!!

◇光田脩人◇
学年:2年
学部:スポーツ科学部
前所属チーム:名古屋グランパスU-18





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