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【#Real Voice】 「不言実行」 1年・竹中豪

こんにちは。
本日ブログを担当することになりました、今年で早稲田13年目の竹中豪です。
今回は自分のサッカー人生を振り返りながら感じたことを書こうと思います。
拙い文章ですがよろしくお願いします。

自分がサッカーを始めたのは小学2年の頃、きっかけは友達作り。遊び感覚で始めたものだったが、小学6年の頃のジュニアユースに入るためのセレクションを通じていろんなコーチや選手と出会い、プロになりたいと思うようになった。だから中学では部活には入らずFCトッカーノというチームに入団した。小学校のチームではキーパーが1人しかいなかったので初めて同期のキーパーがいたことに喜んだのは今でも覚えている。その後は、コパゼルビアという大会に参加したことがきっかけとなり、高校で町田ゼルビアユースに入団することが決まった。早稲田実業高校サッカー部に入る選択肢もあったが、プロへの近道であるJリーグの下部組織という魅力に惹かれ入団を決断した。ここまでは悩み事もあまりなく純粋にサッカーを楽しんでいた。
しかし、高校に入学した途端状況は一変した。
高校では勉強量が中学と比べものにならないくらい多くなり、今まであまり気にしてこなかった両立の大変さに気づかされることになる。火曜日から金曜日は大体帰宅が23時頃でそこから夜ご飯を食べたりすると就寝は1時頃、小テストなどがある場合や定期テストが近づいてくるとそこから勉強を始める。土曜日は学校があり、授業が終わり次第急いでグラウンドに向かい練習試合などをしていた。もちろん土曜日に公式戦などが入った場合でも公欠を取ることはできない。唯一の月曜日のオフには塾を入れ、高2の頃になると木曜日と土曜日の22時30分にオンライン家庭教師も入れることになった。

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この生活を3年間続けた結果、サッカーも勉強も中途半端なもので終わってしまったなと今は感じている。
その原因は言い訳だった。
勉強であまり点数が取れないと
「サッカーが忙しいから」「疲れているから」
プレーが上手くいかないと
「勉強が大変で寝ていないから調子が悪い」
などと自分の中で言い訳をつくっていた。
だからキーパーコーチにきつく言われたり同期に言われたりしても自分の中ではあまり気にしなかった。自分ぐらい大変な人はいないし、自分の状況を理解できる奴なんていないだろうと思っていた。

しかし、その考え方こそが
自分の限界を勝手に決めて、成長を止めているのだとア式にきて実感した。
ア式にはいろんな経歴を持った凄い選手が沢山いて、自分よりも苦労した人が沢山いる。その人達の話を聞いていく中で高校時代の自分が情けないように思った。

"不言実行"

「言葉には表さずすべきことを実行する」という意味だ。まさに今までの自分のような言い訳をつくったり声に出すのではなく、自分にとって大切だと思うことを黙って実行する、これこそが自分の目標を達成する近道であり人生を豊かにする手段の1つだと感じた。
なので、まだまだ未熟な自分だが、大学4年間はこの言葉を体現できるように日々積み上げていきたい。

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竹中豪(たけなかつよし)
学年:1年
学部:人間科学部
前所属チーム:FC町田ゼルビアユース

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