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「オラ、ワクワクすっぞ!」 2年・北本達拓

「オッス!オラ!北本達拓!」

このタイトルと口調で分かる方もいるかもしれません。そうです。ドラゴンボールから引用しました。ちなみに私はドラゴンボールを殆ど見たこともないし、全然詳しくありません。モノマネで何度かこの台詞を聞いたことがあるだけ。
じゃあ何故このタイトルにしたかと言うと、このブログの内容を一言で表すとしたらこのセリフがピッタリだからだ。

このブログを読んで、1人でも多くの方に私のワクワクが伝染して頂ければ幸いです。

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私は中高6年間を暁星学園で過ごした。暁星では「文武両道」が謳われ、それを体現するべく学生時代の殆どを勉強とサッカーに費やしたと言っても過言ではない。高1の冬から塾に入り、部活ではまとまった休みは基本的になく、2日連続でオフを貰えるのは地獄の新潟遠征の後の1回のみ。勿論、年末年始も変わらずで12/31まで練習をして、1/1はオフで、1/2から始動だ。
(ちなみに、下の写真は毎年1/2に暁星で行われる初蹴りに今年参加した時の写真だ。これだけの人数が年初めに一堂に会し、世代を超えてサッカーをする。改めて素晴らしい学校、先生に恵まれたと思う。)

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当時はそれが当たり前の環境だったし、周りの皆も同じ生活を送っていたのでそこまで違和感はなかった。いい意味で目の前のことに必死だったので、その分、中高の思い出は濃密だし、時間が一瞬で過ぎていった。


では、大学に入って約1年半経ったけど、今はどうだろうか。
中高と変わらず勉強とサッカーに励んでいるが、明らかに他の自由時間が増え余裕もできた。そして、中高の自分を振り返って思う。「視野が狭かったな」と。中高6年間、同じ仲間と時間を過ごした。そこが私にとって世界の全てだった。でも現実は違う。私にとっての全ては、今考えると極端に狭い世界だった。

そんな風に思った私は、もっと色々な経験をしたいと思うようになった。そのひとつとして、1年の冬から社会貢献活動の担当になった。早稲田大学ア式蹴球部という看板を背負いながら、お世話になっている方々や、私達を必要としてくれている外部の人と繋がることができる。大学に入る前の私には無かった気付きや経験だ。今はコロナ禍で以前のような活動はなかなかできないが、今後様々な形で多くの方々と交流できればと考えている。

そしてこの活動を通じて、まだ自分の見ている世界は狭いんじゃないかと感じるようになった。サッカーという1つのスポーツで多くの人と交流できる。全世界でサッカーの競技人口は約2億5000万人。あくまで推定だが、世界でサッカーに興味のある人は約35億人という説もある。これは凄いことだと思う。世界の人口の約半分の人とサッカーというスポーツで繋がることができるのだ。(写真:手前でボール持っているのが自分です)

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ここで改めて自分に問いたい。
これまで生きてきたコミュニティーが、世界の全てになってないか。日本だけで考えていないか。サッカーだけに留まっている必要もない。世界はもっと広い。

そんなことを考えると、人生100年だとした場合残りの80年、まだ自分が知らない人やモノ、色々な経験ができることが楽しみになってきた。

そんな私の感情を表すとしたら、この言葉がぴったりだ。


「オラ、ワクワクすっぞ!」



北本達拓(きたもとたつひろ)
学年:2年
学部:文化構想学部
前所属チーム:暁星高校



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