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#Real Voice 2023

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ピッチでプレーする姿を見ていただくだけでは伝えきれない、部員一人ひとりの「リアルな声」が持つ魅力や価値にフォーカス。自身の「心の内」を赤裸々に綴ることで、まだ見ぬ「ありのままの姿…
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2023年11月の記事一覧

【#Real Voice 2023】 「大学一のセンターバックになるために」 3年・神橋良汰

リーグ終盤になるに連れ、この言葉が頭の中で駆け巡る。 「俺のせいで勝ち点を何個落としたんだ。」 一部昇格の可能性を考えるたびに多くの失点シーンが頭によぎる。なぜ、神橋が出ているんだ。謎に感じている部員も多かっただろう。 今シーズン、ベンチ入り含めて多くの試合に関わり、出場していた身として一部昇格、日本一のタイトルを取れなかったこと、情けなく、非常に申し訳ない気持ちでいっぱいです。 ホーム、アウェー関係なく、グラウンドに足を運んでくださり、熱い声援ありがとうございました。

【#Real Voice 2023】 「等身大の願い事」 3年・光田脩人

ここまで部員ブログを書きたくない感覚は、初めてだ。 書きたくないというより、書く事がないのか。 部員ブログ(別名Real voice)とは自分が抱いてる目標や熱量を本音で綴ることで人々の心を動かしたり、活力を生みだす事が出来るものだと思う。 しかし、今現在の自分にはこれまでの人生にはあった、何かに夢中で過ごす日々や熱量がない。 自分の中学、高校時代を見ているようで、山市君(2年・山市秀翔 / 桐光学園高校)の熱量には嫉妬してます笑 この部員ブログを通じて、今の感情や感覚に偽

【#Real Voice 2023】 「大学3年目」 3年・石谷光基

来年は4年生になり、ア式が100周年を迎える。 目標は日本一をとること。 これは入学当初から変わらず思っていることで、なかなか難しい目標。 それでも目標に向かって頑張れることが目の前にあるだけで嬉しい。 長い間サッカーを続けていてやっぱりサッカーは楽しいって思うし、サッカーをしていれば他の事を忘れて夢中になれる。 来シーズンの個人的な目標を立てるとしたら今年よりもピッチに立って試合に出たい。 点を取って活躍するとか、怪我しないとか立てたい目標はたくさんあるけど1個にするって

【#Real Voice 2023】 「石川真丸、ここに宣言します!」 3年・石川真丸

2023シーズン、チームで掲げた日本一、1部昇格という目標は叶いませんでした。 (新人戦はまだ日本一になれる可能性が十分にあるので応援の程よろしくお願いします。) 試合に出ていた身として情けなく、不甲斐ない気持ちでいっぱいです。 早稲田に関わる全ての皆様の期待に応えるべく、100周年に相応しい年にし、来年こそは日本一、1部昇格を掴み取ります。 本日から3年生のブログが始まります。比較的、物静かですがスイッチが入れば誰も手につかないぐらい、内に秘めた熱いハートが魅力的な集

【#Real Voice 2023】 「早稲田を愛する全ての人へ」 4年・平松柚佑

書くことが思い浮かびません。 4年目なんてブログ書くの簡単だろうと思っていたのに。 日々の感謝と4年間の振り返りを書けば良いと。 しかし、これがまた難しいんです。絶妙に。 それでも1文字ずつ、丁寧に、言葉を紡いでいきます。 後悔、葛藤、嘆き、想い、喜び、そして愛。 何を綴ろう、何から綴ろう。 同期の4年分の部員ブログを読み返し、こいつ成長したな、こんなこと考えていたのか。 気持ちが高揚し、時に涙しそうになります。 みんなと離れるの寂しいなと感じると同時に、今年1年間

【#Real Voice 2023】 「終わりと始まり」 4年・植村洋斗

大学生活も後少しで終わりを迎えます。 授業も少なくなり、朝ご飯を食べ、筋トレをし、お昼ご飯を食べて、チーム練習を行う。こんな毎日を過ごしています。 たまに行うスマブラでは、毎回負けるのに“ほぼ勝ちだった”とかよくわからないことを言ってくる同部屋や、“サランヘヨしていい?”と言って愛の不時着を見に来るIリーグの10番がいたりと、ピッチ内外充実しているような感じがします。 来年からそれぞれが別々の道に進みます。普段、感情を表に出さないし、出すのが苦手なので別れとか寂しくないように

【#Real Voice 2023】 「うまくいかないあなたへ、そしてみんなへ」 4年・奥田陽琉

卒業見込み判定不可 11/1の練習後に気がつき、11/2の所沢キャンパスに向かうバスの絶対絶命な状況でブログを書いていく。こういう時に人間は本性が出るからReal Voiceにぴったりですね。(何とか卒業できそうです。お騒がせしました。) 拙い文章ですし、構成や順序は、頭がいい人には伝わらない文章になると思います。 書きたい言葉、伝えたい想い重視です。 そんな自分の4回目の魂の部員ブログ、楽しんでいただけたらなと思います。 自分は、スポーツ推薦で早稲田大学に来ました。 サ

【#Real Voice 2023】 「試合に出られない組のダブボ」 4年・大橋優貴

「お前を入部させたのは間違いだった」 入部を認められた翌日、練習後の集合で一緒に練習した4年生から言われた。 タイトルにある「試合に出られない組のダブボ」 当時は、練習試合のアップだけして試合に出られないなんてよくあった。 これが私のスタートライン。 4年間を振り返った時に最初に記憶から掘り起こされるもの。 そして、その次に記憶から掘り起こされる出来事がこの言葉だ。 「お前を入部させたのは間違いだった」 Real Voice はじめに断っておく。 これは私の4

【#Real Voice 2023】 「思いの儘に」 4年・山田怜於

「なんでサッカーをやっているのか」 「なんで大学でサッカーを続けているのか」 「なんでプロを目指していないのに頑張るのか/頑張れるのか」 「なんでプロ志望じゃないのにサッカーを続けているのか」 他には、 「なぜ主務をやろうと思ったのですか」とか 「主務/選手として試合に出ていますがどのような心境ですか」とか 今年はよくこれらの言葉を聞いた、というよりは聞けるようになった気がする。 TOPで試合に出場する機会ができたからか、4年生になって将来について話すことが増えてきたから

【#Real Voice 2023】 「本物の幸せ」 4年・小松寛太

この冒頭はあとがきではありません。 私にとっての本当の幸せはなんだろうか。 これからの人生を社会のレールに沿って生きていくことが、私にとっての本当の幸せなのか。 22年間生きてきて、多くの情報を、サッカーを通じて得てきた。 私の小さい頃の夢 「バルセロナに入って、カンプノウで観客を魅了するプレーをして、バロンドールを受賞して世界一のサッカー選手になる」 これを今の皆さんはどう思うだろうか。 こんにちは。 今回最後の部員ブログを書かせていただく小松寛太です。 最後の

【#Real Voice 2023】 「心のままに」 4年・藤間英吉

こんにちは 本日部員ブログを担当する藤間英吉です。 自分は素直になることが苦手です。 たとえ家族や親しい人であっても、心のままに何かを伝えることができません。 ​プライドなのか、性格なのかは分かりませんが、素直になれてないなって思う時が、人より少し多い気がします。 このブログを書くことですら、素直になれるのかは不安ではありますが、 マネージャーとして過ごした4年間を、頑張って心のままに綴ります。 中々恥ずかしいことではあったが、この4年間を過去3回書いてきたブログ

【#Real Voice 2023】 「涙から振り返る」 4年・戸部広大

ア式蹴球部には1年生の仕事の中にネット補修というものが存在する。 ネット補修は練習、試合の前にゴールのネットに破損がないか確認するもの。 ただ、ネット補修をしてもア式蹴球部には桁違いなシュート力を持つ選手が多く存在し、その方達によりネットはすぐ破壊される。 理不尽なことに、当時はどれだけネット補修し確認しても、破損してしまったらミスとなる。 桁違いなシュート力を持つ選手が新しく開けた穴だとしてもミスとなる。 ネット補修に関しては何度もミーティングをした。 こんな、ネット補

【#Real Voice 2023】 「変わらないもの」 4年・浅木柊人

オッシャー!! 今年の部員ブログの始まりもこの一言から始めさせて頂きます。 理由を知らない方は去年の私の部員ブログを読んでみてください。 こんにちは 本日誕生日を迎え22歳になりました。浅木柊人です。 みなさんお祝いのメッセージ待ってます。 無事22歳になれたということでこれまでを振り返ってみようと思います。 振り返ると変化の速さをすごく感じる。 実はひそかにタピオカにはまっているのだが、ブームが来たのは何年も前だ。 教育実習で母校に戻ったのだが、最近まで高校生だと思

【#Real Voice 2023】 「楽しさを積み上げて。」 4年・福井寿俊

あと2試合。 多くてもあと3試合。 長く積み上げてきた18年間がもう終わる。 と言っても、 ただ1つのスポーツが終わるだけ。 そう捉えれば単純な事かもしれないが、 今後ここまで情熱を捧げられるものとは出会えないかもしれない。 そんな熱いスポーツを長くやってきて、 終わりを迎えようとする今だから分かる。 それは決して無駄ではなく、 非常に有意義で成長を実感できた時間であったと。 「サッカーをしていて楽しいときはどんなとき?」 高校時のサッカー部のトレーナーの方に聞か