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旅の記録

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#一人旅

どこか懐かしく、温かい街「尾道」の魅力⑥

どこか懐かしく、温かい街「尾道」の魅力⑥

6:00起床。
またアラームをかけずとも自然と目が覚めた。
朝の商店街や尾道水道が気になったので、散歩をすることにした。

静かな朝散歩

土曜日の朝。商店街のシャッターはほぼ全て閉まっていてガラガラとスーツケースを押しながら歩く旅行客や海辺を体操しながら散歩するおじいさんや釣りをする老夫婦がいたりしたが、
なんだか自分だけ別世界に迷い込んだかと思うくらい静かな世界だった。

朝の尾道水道を見なが

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どこか懐かしく、温かい街「尾道」の魅力⑤

どこか懐かしく、温かい街「尾道」の魅力⑤

時刻は17:45。余韻と丸ぼしラーメンでまだ胃がいっぱいの私はまだ夕飯を食べる気分ではなかった。

涼しくなってきたし、石段上ろうかな。
猫さんに会えるかも。と、石段をまた上ることにした。

まんまるの夕陽と蚊に刺されと猫

なんとなんと、朝にはいなかったけどたくさんいるではないか。
ただ、猫の細道にいた猫さんたちは人馴れしているような感じだったが、ほかの猫さんは警戒心が強いような感じだ。近寄ると

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どこか懐かしく、温かい街「尾道」の魅力④

どこか懐かしく、温かい街「尾道」の魅力④

「高野豆腐店の春」という映画

急いでチケットを買い、静かにシアターに入るとまだ予告の上映中で何とか間に合った。
真っ暗でどの席が空いているのかわからなかったが、恐る恐る入り口近くの席に腰掛けた。

冒頭、藤竜也さん演じる豆腐店の店主と麻生久美子さん演じる娘の春が豆乳を飲むシーンから始まった。

うん、わかる、この作品わたし好きだわ。

舞台は尾道の豆腐店。"高野豆腐"の店ではなく高野(たかの)さ

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どこか懐かしく、温かい街「尾道」の魅力③

どこか懐かしく、温かい街「尾道」の魅力③

ようやく商店街へ。

7年前に来た時はどこか寂しげでありながらも若い方がリノベーションして作ったお洒落なお店も所々混在していて新旧の融合を感じたのだが、
7年経った今、恐れていたのは古い店がなくなり、新しい店に入れ替わっていることだった。
変わり果てていたらどうしよう、と。

いつまでもそのままでいて欲しい、尾道本通り商店街

心配は不要だった。あの時から時が止まったかのように立ち並ぶレトロな雰囲

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どこか懐かしく、温かい街「尾道」の魅力②

どこか懐かしく、温かい街「尾道」の魅力②

みはらし亭から少し下ったところに「猫の細道」があるという。

まるでジブリの世界に迷い込んだかのような独特な世界観で作られていた「猫の細道」には、カフェや美術館があった。

冒険のようで幼少期の心を取り戻すかのようにワクワクした。

猫さんに案内されるかのように迷い込んだ(?)のは、
「ブーケダルブル」さん。
気さくな店主とお話をしながら絶景を独り占め。

まったりしていると、一人の男性が「また来

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どこか懐かしく、温かい街「尾道」の魅力①

どこか懐かしく、温かい街「尾道」の魅力①

7年前、映画好きの知り合いに連れられて初めていった「尾道」。
その時からいつかまた行きたいとずっと思っていたものの、コロナ禍に入り仕事も忙しくなり、なんやかんや行く機会を逃していた。
そんななか、今回たまたま広島に用事ができ、しかも訳あって仕事を休んでいる今「尾道に行くしかない」と、ついに7年ぶりに行く機会ができたのだ。

そして2泊3日の旅を終え、「やっぱり尾道っていいな」とその素晴らしさに浸り

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