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サカナの小骨

(2022/02/25更新)
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ダンサーであり、整体師でもあり、ヨガの先生なO様。

現在、力を入れているのが「自分のからだを知って自分で整えていく」がコンセプトの自力整体

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「健康であることへの執着がすごいの」と彼女。そんな言葉を聞いていると、ずっと迷いなく進んできたように見えたりもする。

でも、やっぱりそう単純なことではなくて。

どうやら多くの葛藤も同時にあったようです。

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【情熱と不安の間】

今回、話の流れで彼女のここまでの道のりをはじめて伺うこととなった。

ヨガトレーナーの修行先であるインドから、その足でベルギーへ。
心から惚れ込んだダンスカンパニーに、整体師として体当たりで参加。

3ヶ月、全身全霊で取り組み、カンパニーから専属のセラピストとしての信頼を獲得する。

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え……💦

すごい…すごすぎる…

なにその伝説たちっ!!!


思い出話を聞けば聞くほどに、その半端ない真っ直ぐなエネルギーに圧倒される。

しかし、私がそれらの伝説以上に驚いたことが別にあった。

それは、この凄すぎる武勇伝を

「今まであまり他人に話してこなかった」 

ってこと。

『なんで?』と私。

『ふと自分の言動を振り返った時に「わたし、大丈夫か?」と不安になるのよ。』と彼女。

迷いなく進んできたように見えていた彼女の意外な言葉。

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森の中のイベントでの整体出店🌱


【人目を気にする自分】

「やってる時は夢中で、気づかないんだけど、その直後に、他人の反応が気になって、反射的に、自分がザザザーーーーっと身を引くのを感じるの。思い切り表現できない自分がたまに現れるんだよね。」

これが解消できたら「もっと楽に」「もっと面白く」生きられるんじゃないか?とは思うんだけど…。

溢れ出ている彼女の個性は色鮮やかで魅力的で。

だからこそ、私もその「ザザザザーーーーーっと身を引く」原因が気になって仕方ないったらありゃしない。

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【ひとり旅に行く】という提案

私自身の話をすると、ちょうど彼女に提案したいことがあった。

「心からの休息を味わうひとり旅」
「自分の本音が聞こえてくるひとり旅」

そんなリトリートあったらいいなと思っていた。

私の周りの頑張る女性たちに提供したく、準備をしているところだった。そこで私は、彼女に旅のモデルになってもらえないか?と提案。

彼女が、快諾してくれて、旅が決定。

私にとっても、彼女にとっても「初体験」な旅となりました。

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ー「ひとり旅」という休息

結論から言うと、彼女の感受性に大いに助けられて、初旅は大成功となりました。私の想像を遥かに超える満喫っぷりで彼女は帰宅した。ありがたい限りです😭

そして後日、更に私を喜ばせたのは「以前のような「不安」が、日常を過ごす中でゆっくりと薄れていった」という報告を彼女からもらったこと。

原因不明だった不安の「根っこ」は、旅の最中にふいに思い出した子供のころの思い出の中に隠れていました。


「独創的であることは危ないこと」
   「我を出すことは、よくないこと」


子供だった彼女は大人から言われた事を本気で信じてしまったんです。


小さな小骨のような「思い込み」が、自分らしく表現する事を不安にさせていた「思い込み」は働き方にも影響し、気付かぬうちに疲れが溜まっていたようです。



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ー現在

彼女は、以前のような不安から解消され、仕事面でも流れが変わっていき、集客や収入も安定し、今では無意識に抱いていたお金の不安もなくなっていったそうです。


「自分がこんなにも穏やかな心境になれるとは!思いもしなかった!」


と彼女。

緊急事態宣言が初めて発令された昨年の春。
彼女は、耐え忍ぶのではなく、動き出す決断をしていた。

気づけば、なんとか乗り越えるはずの一年が、前年の2倍の売り上げという結果となっていた。

彼女のもとには、常連さんがたくさん通っている。
新規の受付をクローズせざるを得ないほどだ。

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「私ほどお客さんのことを考えている整体師はいない。」

と言い切る姿は、とても自然体で清々しい。

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「ダンサー」として舞台を思いっきり舞い、

「体を整える人」として場を広げ、表現の自由度を加速させている彼女。


「一体どこまで面白いことになるんだろう。この人。」

どうか、おもしろい悪だくみの時には、私のこともチラッと思い出していただきたい。

その時は、どこにでも馳せ参じます!

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彼女と出会った子供達と踊るワークショップ🎵

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