「会心の一日」の内訳って、わりとたいしたことない。
今週の月曜日は、とてもよい一日だった。ずっと気分がよくて、仕事もすいすいと進んだ気がするし、なんとなく軽やかだった。
たまにある、「会心の出来な一日」だったと思う。
こんなふうに一日を思えるのって、正直にいうと「運がよかったんだなあ」と思っている。会心の一日を再現するのは難しいだろうなあと、諦めてはいる。
同じことをしたとしても、そもそもわたしという人間のコンディションが、昨日と今日では違うわけだし。
今日なんとも思わなかった言葉に、明日には深く傷ついてみたり、明後日には学びを見出してみたりするのが、わたしなので。よい一日、を繰り返すのは難しい。
会心の一日を呼び出すヒント
とはいうけれど、せっかく素敵な気持ちで眠れる一日だったわけです。会心の出来な一日を送れるヒントがないか、昨日を振り返ってみることにする。
早起きのために、枕元に上着を置く
たぶん、よい一日を過ごす要素のうち、早起きは重要な役割を持っている。
あとで詳しく書くけれど、早起きしてからのやることはあえて詰め込まず、漠然と「起きるの楽しみだなあ」くらいのテンションでいられるようにするとよいみたい。
早起きを楽しむには、早く起きないといけない。すっごく当たり前のことななのだけれど。
早起きのために、枕元にフリースの上着を置くことにした。軽くて暖かくて可愛いので、最近積極的に着ているやつ。今起きられない理由は、眠気じゃなくて寒さだから。
起きられない理由を越えられるように、前日のわたしから明日のわたしへ、そっと枕元に贈り物を置いておく。
ちなみに、スマホは寝る前に袋の中に入れて、眠れないときや夜中にうっかり触らないようにしている。これも、前日からできる贈り物かもしれない。
仕事が始まる前に、おやつと読書の時間をとる
早起きしてからやることを詰め込まない、と先ほど書いた。朝の予定は、やるべきことと、やりたいこと1つずつ。あとはルーティン的なことと、自分の気分にまかせてみる。
やるべきことは、仕事までの間が3時間あるとしたら、30分以内で終わるものがよいと思う。ほんのちょこっと、という印象。
やるべきことの比率が大きいと「忙しい!」とか「わかっちゃいるけど起きたくない!」とか、気分が傾いてしまうから。
繊細というかもはやワガママで呆れるときもありますが、毎日続けるならこれくらいでよい。
そして、やりたいことですが、わたしの最近やりたいことは、軽いエッセイや雑誌を、おやつをつまみつつ読むこと。これも、30分くらい。
ここ数ヶ月は夜にしっかり食べているので、朝ごはんはスキップしている。しかし、おやつは可。きっといつか崩れるルーティンだろうし、健康には多少よくなさそうだけれど。
多めのご褒美が仕事の前にあると、気分よく切り替えができるものです。
やるべきことは、「べき」になる前にやる
自戒も込めて書いていますが……。ものごとは「前倒し」でやるのが好き。(好きなだけで、得意とは言っていません!)
なんでかというと、やるべきことと楽しく向き合えるから。期限よりも手前に終わらせると、それは「やるべきこと」ではなく「やりたいこと」に姿を変えると思うのです。
それに「やるべき」って、自分が決めたこと。やるべきことは、かつてはやりたいことだったはず。
「やらなきゃ」が色濃くなる前に、朝にさっと手をつけるとよいと思う。たとえば毎日更新したいnoteとか、筋トレとか、会社以外の仕事とか。夜までのものを朝やるだけでも、気分がよい。
仕事中は立って、その場でジョギング(たまに踊る)
朝の時間を気持ちよく終えて仕事に入ると、集中力がいかに続くかが課題になる。
最近は、仕事中に足踏みをして1万歩を達成している。ムーブリングを達成させるために、ポケットの中にiPhoneを入れている。
仕事中に資料を読んだり、軽い考え事のときはジョギングのようにぴょんぴょん跳ねたり、行進の練習のように足を上げたりしている。なんだか、そうした方がサッと済ませたいことが早く終わる気がする。
効率も良くなるし、体をこまめに動かすことで気分転換にもなる。休憩したい時は好きな音楽に合わせてフェス中みたいなステップをしたりする(在宅で良かった)。
ちなみに家にスタンディングデスクはなく、本棚の上に分厚い本やらを置いて即席スタンディングデスクとして使っている。
立って仕事をするのに慣れず、初めは足が疲れて途中から座ったりしていたのだけれど、3ヶ月くらいするとなんの疲れも感じなくなる。
SNSと手帳でログを残す
これがこまめにできる日は、やっぱりよい日になってると思う。SNSのログというのは、Instagramのストーリーズのこと。時間が表示されるフィルタを使うと、何時に何をしていたかがあとで振り返りやすい。自分のためのSNSの使い方って感じ。
ログを残すと、客観視ができる。途中で気に食わないことがあっても、手帳に記録するとそれは「過去のこと」になる気がする。
まだまだ修行中で、なんでも手帳に書いて解決できるわけではないけれど。一日の終わりまでこまめに記録できた日は、やっぱりよい日であることが多い。
再現できない「よい日」と、出会う確率を上げていく
会心の一日って、実はたいした特別なことはしていない。あとから振り返るとこれが良かった、と思うことはできるのだけれど、自分から作るってなかなかできない。
それでも、人生長いし、ご褒美は多めが好きなので、生きている中でよい日の比率が増えたらなと思っている。
できる限りで毎日を丁寧に、自分が心地よい一日を過ごせるように、注意深く過ごしていきたい。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?