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富士山のふもと富士宮。ふるさと滞在中の休日の過ごし方


いまは地元の静岡に滞在している。静岡は横に長く、私の故郷への思い入れはまあまあ強いので、場所を細かくお伝えしたい。富士宮市というところ。富士山の大宮、富士宮。

今日は、そんな富士宮市でのんびり過ごす様子をたくさんの写真とともにお伝えしたいと思う。

10:40 富士山本宮浅間大社へ

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特に好きなのが写真右手の「湧玉池」
富士山の湧き水がこんこんと。

地元に帰ってまず訪れるのは、この浅間大社。帰るたびに必ずおみくじを引く。20年以上お参りをしているので神様も覚えてくださっているのか、やたらと当たるのです。

その時々で欲しかった背中を押すような言葉や、戒める言葉が書かれていて、毎度どきっとする。

心に留めておくために、おみくじはどんなに悪くても必ず持ち帰る。手帳の栞代わりに使いながら保管して、ふとしたときに見返すようにする。

今回は小吉だったが、こころづよく「他人の助けにあって思う様になります」と書かれていた。

結ぶと富士山型になる、可愛らしいおみくじも。

浅間大社のわきにある湧玉池は、美しい湧き水でできた池だ。これが神田川につながり、海へとながれていく。湧き水のでるところ、川のはじまるところを眺められるのだ。

透き通った水を見ると、こちらも気持ちよく胸がすくような気分になる。神田川沿いの道をとおり、商店街に入る。

11:25 喫茶店「らんぶる」へ

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タイルが可愛らしい

小腹がすいたので、母にすすめられた喫茶店にはいった。「らんぶる」とひらがなで書かれている。タイルが可愛らしい純喫茶だ。店に入ると年配の女性がひとりでやっていた。

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入るだけであたたかい空間とわかる

間接照明だけの薄明かり、天井からかかるシャンデリア。ふぞろいだけれど雰囲気の統一された椅子たち。どれもが一人客でもすっかり溶け込ませてくれる。

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昔ながらのホットケーキ

ホットケーキとブレンドコーヒーを頼んだ。ブレンドはやや酸味があって美味しい。すこし小ぶりなカップは口が分厚く、縁までいったん温めてくれた気遣いを感じる。

喫茶店のてづくりホットケーキにあこがれ続け、やっと味わうことができた。ほんのり甘く、柔らかい記事に、シロップを染み込ませていく。じゅんわりとした味わいになって、じっくり味わいながらぼーっと外を眺める。天気がいい。

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ぼんやりするのにちょうどいい場所

持ってきた本を出して、ゆっくり読み進めた。12時のチャイムが鳴る。富士宮は住んでいた頃はいわゆる学校の「キンコンカンコン」というチャイムだったが、いつのまにか「富士山」に変わっていた。

「ふじはにっぽんいちのやま」のメロディがなり終わる頃には、なんとなく富士宮が誇らしくなっている。

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