
北陸の大工、「暮らしづくり職人のしごと」noteをはじめます。
はじめまして、北陸・富山で地元の木にこだわった家づくりをしているWARMTH坂口工務店の坂口智志です!

21歳で大工の道に入ってから47歳の今まで、「正直につくる」という理念のもと、自然の力、地域の恵み、地元で培われてきた匠の技でたくさんの住まい手さまの家づくりをご一緒させていただいています。
このたびnoteをはじめたのは、売るだけでも建てるだけでもない、設計から提案、建築まで一貫して手がける「暮らしづくり」の職人として、「こんな住まい手さまへの寄り添い方がある」ということをお届けしていきたいと思ったからです。
家づくりの「コスパ」とは?
より安価に、より効率的にというコスパのよさが何事にも求められる時代ですが、それは家づくりも例外ではありません。
ですが、数字でわかりやすく見える「コスト」に対して、家の「パフォーマンス」とはなんなのでしょうか。
耐震性が高いこと、家の寿命が延びること、見た目がいいこと、家事動線がスムーズであること・・・などなど、その評価はさまざまですが、26年間の大工としての経験を通じて、私は下の図のような「輪」を実現したいと思うようになりました。

暮らす環境、地域の素材、作り手の技が調和し、住まい手さまの暮らしがより豊かになること。
その素材は、本当に土地の風土に合っているのか。
その技術は、本当に暮らす環境を整えてくれるのか。
その家は、本当に住まい手さまが理想とする暮らしにつながっていくのか。
そんな問いかけを胸に私坂口、そしてWARMTH坂口工務店は家づくりを通じて住まい手さまの暮らしづくりに取り組んできました。



このnoteでは、「暮らしづくり職人」としてつくってきた住まい手さまひとりひとりの暮らしとその裏側をちょっとずつご紹介していこうと思います。
WARMTH坂口工務店 代表 坂口智志
第1回記事「愛する猫のために家を建てたらこうなった」はこちらから。
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