数年前に亡くなられた、あるご利用者さんの言葉を思い出します。 その頃は、「ご利用者さんと同じ年代になった時に、そうすると良いのかな?」程度に話を聞いていました。 50歳を過ぎ、自分の心と体に変化を感じたこと、大切な仲間が亡くなったことをきっかけに、改めてご利用者さんの言葉を思い出し始めています。 この仕事を始めて、何年経っても得るものが大きい― 他の仕事をしていたら出逢えない方に出逢え、いろんな気づきを得ることができ、たくさんの温かい『言葉』や『経験談の話』など、たくさ
向ふを行くのは お春じゃなゐか by はっぴいえんど「春らんまん」(作曲:大瀧詠一、作詞:松本隆) ということで、そうです、春です。 早くもすっかり初夏の陽気です。 毎年、この時期になると、体が喜ぶ感じというか、 無性に動き出したくなります。 人間も動物なんだな、と思い出す、と言いますか。 僕だけかもしれませんが、 この時期は意味もなく無駄にテンションが上がっています、はい。 この春。 ウォームハートにまた新しいスタッフの方が入社してくれました! もう、それだけで
皆さんは、『茶道』と聞くと、何を想像しますか? おそらく、茶道を習ったことがある方も、ない方も、真っ先に「抹茶」や「お点前(お茶を点てる作法・所作)」を想像する方が多いんじゃないでしょうか。『茶道』は「お茶の道」で、お茶やお点前あってのものなので、当然だと思います。 でも、そのお茶を点てるための環境は、ポンと現れるものではなく、”誰か”が準備や片付けをしています。 茶道では、こういった準備や片付けなど裏方の仕事のことを「陰の仕事」とか「水屋仕事」と言います。 「陰の仕事」「
あけましておめでとうございます。 あっという間に年が明け、早くもいつも通りの生活に。 休みなく稼働している医療・福祉業界の方は、年末年始も変わらずにお仕事されていたかと思います。いつもありがとうございます! 弊社も微力ながら地域のお役に立てればと思っておりますので、 今年もよろしくお願いいたします。 さて、各スタッフが「今年の目標を書にしたためる」というのを 毎年お正月に実施しておりますが、今年も開催しました。 それぞれの抱負。それぞれの目標。 会社としても設立20
あっという間に年末。今年も残り少なくなりました。 全くもって個人の独断と偏見と妄想ですが、 年末年始って、風が澄んでいく感じというか、 空気が入れ替わるような気がして、何となく気持ちがいいです。 (「それってあなたの感想ですよね?」という某 有名なツッコミには、 「はい、そうです」としか答えられないわけですが‥) 今年も、嬉しいことや、悲しいこと。 予想外にうまくいったことや、思うようにいかなかったこと。 涙が出るくらいに笑った思い出もあるし、悔しい思いをしたことも。
私事ですが、今年の10月に結婚いたしました。一人暮らしを謳歌していて、「このまま一生独身なんだろうな」と思っていたので、ぬるっと結婚したことに一番驚いたのは私自身かもしれません。 結婚してみて、本当にいろいろな変化がありました。 まず、苗字が変わりました。新しい名前にはまだ馴染めず、病院や役所で名前を呼ばれても、2〜3回は他人のことだと思い無視してしまっています。 生活環境や生活リズムなどの変化もありました。徒歩10分の通勤が、電車で45分になりました。通勤時間は増えました
人生で大切なこと。生きているといろんな話を見聞きします。 でも、数年経つと忘れちゃってる、ということはよくあることだと思います。 そんな中、今でも覚えている話があるとしたら、それはきっとその人にとって大切な話なんだろうと思うのです。 僕は片手で数える程度ですが、時々思い出す話があります。今回はその中から一つ、ご紹介させて頂こうと思います。 この話はネット上で有名な「この壺は満杯か?」という話です。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ある大学で
人間のからだはほんとうによくできていると思う。からだには信号機みたいなものがあって、「大丈夫」とか「注意しましょう」とか「止まりましょう」と事前に知らせてくれる。なにがすごいって、とくに黄色信号だ。赤でもない、青でもない、「そろそろ赤になるよ、気をつけて!」の黄色信号。これがあるおかげで多くの事故を未然に防いでいるのだろう。 ぼくはいま、わりと大きめの血豆が、口のなかにできている。 もちろんなんの脈絡もなく血豆ができることはない。子供の頃のように転ぶことも、ケンカをするこ
ウォームハートでは、スタッフが仕事と家庭生活を両立できる、働きやすい職場・環境づくりを目指しています。 生きていれば人生にはいろんなことが起きます。ケガや病気、出産や育児、介護。そんな時でも安心して働き続けられるように、業務内容や役割、働く場所や時間などの選択肢をなるべく増やし、一緒に考えていきます。 介護士編 ■こんな方におすすめです ・介護のスペシャリストを目指したい方 ・未経験の方 ■こんな方に来ていただきたいです ・チームの一員として動ける方 ・仲間を思いやれる
以前、ウォームハートでは、お客様のお誕生日に、お祝いのカードを作ってお渡ししていました。最近は業務に追われ、お祝いの言葉をお伝えするだけで精一杯になってしまっていますが、カードを渡したときのお客様の顔を思い出すと、やっていてよかったなと思います。ただ、ひとつだけ、このお誕生日カードのことで、反省したことがありました。 お誕生日カードをお渡ししていた当時、お客様のお誕生日の2〜3週間前にメッセージカードを用意し、そのお客様に関わるスタッフさんたちに「お誕生日カードを事務所に置
近所のそば屋の店主さんは「ありがとうございました」の代わりに、「どうもすみませんでした〜」とか「申し訳ないです!」と言うのです。ときどきいるおばちゃんも、「すみませんね〜」なのです。 そういえば、ぼくの身近な大人たちも人にお礼を言うとき「どうもすいません」「もうしわけありません」と、謝るような言い方をしていたと思います。 というか僕も、相手になにかしてもらったとき、とっさに「あ、すみません」と言っている気がします。恐縮して、頭を下げることで、感謝を伝えようとする。きっと大
4年ぶりにウォームハートでフェスを企画することになりました。 今回はスタッフが興味を持った映画『人生をしまう時間』をたくさんの方と共有したい、この映画を通じて在宅ケアについて知ってもらいたい、そんな思いで企画したフェスでした。 『人生をしまう時間』は森鴎外の孫である小堀医師や、堀越医師を中心に訪問診療での日々、その中でも”人生の最期の時間”についてをドキュメンタリー映画にしたものです。 映画の中で私が一番胸を打たれたのは、全盲の娘さんと二人暮らしをしている末期がんを患う
マーク・トウェインの『トム・ソーヤーの冒険』は有名な小説ですが、その中に『ごきげんなペンキ塗り』という話があります。 主人公トムは、罰として壁にペンキを塗る仕事を命じられます。はじめは嫌々やっていたのですが、途中でトムはひらめきます。口笛を吹きながら楽しそうに仕事をやりはじめたのです。すると友人が寄ってきて、そんなに楽しいのなら俺にもやらせてくれとお願いしてきます。わざとトムが断ると、「お願いだ、リンゴをあげるからどうしても代わってくれ!」と懇願され、最後にはペンキ塗りをし
ウォームハートは、半年に1度、正社員を対象とした「面談」が行われています。 そして、その面談に向け、毎回「自己評価シート」というA4サイズのシートを記入し、提出します。 「自己評価シート」には、例えば「体調管理(食事、睡眠、感染予防に気をつけている)」「挨拶(誰に対しても気持ちのいい挨拶ができている)」といったような項目が羅列してあります。そして、それぞれの項目の横には、自分で「○」をつける欄があるのですが、自分で「○」を入れるかどうかの基準が、とても変わっています。普通
先日、スタッフの上條さんがプロポーズされた💕と嬉しいご報告をいただきました。 ずっと心の中で応援していたので、我が子がお嫁に行くような感覚でとても嬉しいのと同時に、とても幸せな気持ちになりました。お祝いは何が良いか考えたのですが、形に残るものより心に残るものが良いかと思い、上條さん、淳さん、福永さん、私、のスタッフ4人で食事を食べながらのろけ話を聴く会を企画。そして、ほんの思いつきで(一緒に働いている仲間を知ることで、結婚後も安心して働いてもらえるかなとも思い・・・)『彼も
東京都の介護職員就業促進事業により、給与支給を受けながら資格を取得できます。受講費や研修へ通う交通費のご負担はなく、受講の時間も給与が支払われます。雇用は最長6ヶ月の有期雇用となりますが、もしもご興味を持たれましたら、そのまま当社で正社員としてご勤務ください。ご不明な点やご質問がございましたら、どうぞお気軽にお問合せください。 ~資格取得までの流れ ~ 【入社】 会社の理念やビジョンなど、私たちの会社のことをお伝えします。また、実際にスタッフに付いて仕事を体験していただい