見出し画像

ほんとは、毎日あたらしい。

向ふを行くのは お春じゃなゐか 
by はっぴいえんど「春らんまん」(作曲:大瀧詠一、作詞:松本隆)

ということで、そうです、春です。
早くもすっかり初夏の陽気です。

桜の花が咲くと、何歳になってもテンション上がります。


毎年、この時期になると、体が喜ぶ感じというか、
無性に動き出したくなります。
人間も動物なんだな、と思い出す、と言いますか。

僕だけかもしれませんが、
この時期は意味もなく無駄にテンションが上がっています、はい。

この春。
ウォームハートにまた新しいスタッフの方が入社してくれました!

もう、それだけで、うれしい限りなのですが、
新しい環境に挑戦する姿勢に、とても刺激を受けています。

そして、いや、待てよ、と。
自分はどうなんだ。何か、新しいことに挑戦しているか、と。

ふと、振り返ってみるとですね、
「新しいこととは何ぞや」ということを考えてしまうのです。

「新しい学校に入学する」「転職する」「引っ越しする」など、
劇的に環境が変化することも「新しい」ことは間違いないのですが、

「ほんとは、毎日があたらしい体験じゃないか」


ということを、このところ感じています。

今日と同じ日は、この後の人生で一日もないし、
「明日何が起こるかは誰にもわからない」という点においては、
人間はみんな平等です。

ええ、ええ、そうです。
オケラだってミミズだってアメンボだって、
みんなみんな同じです。友達ですね。

話が脱線しましたが、要するに、
「毎日があたらしい」と思えば、
いま目の前にあることは、ただ単に昨日の繰り返しではなく、
新たな価値が生まれるのではないか、
という「気付き」とでも言いましょうか。


コップに半分「しか」ないのか、コップに半分「も」あるのか。


同じものも、視点を変えれば、また新たな価値が生まれる。

1つの価値観だけではなく、複数の視点から、多角的にものごとを捉える。

自分の気持ちだけでものごとを進めるのではなく、
他の人の意見を取り入れながら、
社会情勢や経済的な合理性ともバランスを取り、
さらにそこから自分で考え、率先して行動する。

そして、何より、自分のことを、自分で戒め、自分で褒められるような人。

サウイフモノニ
ワタシハナリタイ

今回、いろいろと脱線していますが・・

「ウォームハート(温かい心)」、だけでなく、
「クールヘッド(冷静な判断)」の部分も大事よね、と
改めて感じる2023年の春でした。

浦野


【今月の一言】

性格は変えられないが、口角は上げられる。
                        三浦 宗一郎


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?