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「在宅ケア」の喜びと安心感

少し遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

先週久しぶりに会社の事務所に顔を出してきました。
体調を崩し、治療のために休職して今年の5月で丸3年になります。
最近は入退院を繰り返していたので、最後に事務所に行けたのは去年の9月でした。

今までずっと入院治療をしてきましたが、これ以上治療を続けられないくらい体調を崩してしまい、昨年10月末に入院治療を諦め、訪問診療と訪問看護と訪問リハビリを入れての「在宅ケア」に切り替えることにしました。

病院食はどうも口に合わず、食べる量が減ってしまい、長い入院生活で私はすっかりやせ細ってしまいました。

それに比べ、家に帰ってくると、好きなものを好きな時に好きなだけ食べられます。
食べるという幸せを心から感じることができました。

入院中はコロナ禍のため面会ができず、家族にすらほとんど会うことができません。
せっかく友人が会いに来てくれても数十分しか話すことはできませんした。

それに比べ、家に帰ってくると、常に家族がそばにいてくれます。
都合の良い時にいつでも友人や会社の仲間が会いにきてくれて、お茶を一緒にすることもできます。

また、私の場合、週に1回往診の先生が、週に2回看護師さん、そして週に1回リハビリの方が来てくれています。

往診の日は、その日のうちにお薬を処方してくれます。
体調が悪かったり心配な時は、先生や看護師さんに電話をすると必要があればすぐに来てくれます。

訪問リハビリでは家の中でリハビリができ、日常生活で必要な筋力をつけたり、家の中でもっと安全に動けるようになるメニューを組んでくれます。
体調が悪い時はマッサージやベッド上での軽い運動に切り替えてくれて、負担なくリハビリを受けることができます。

病院ではどうしても先生のご都合が優先で、看護師さんに体調不良を訴えても「先生に聞いてみます」から始まり「先生が今連絡付かなくて…」とすぐに対応してもらえないことが多々ありました…。

今までは入院して治療をすることが当たり前だと思っていましたが、自宅に帰ってきて訪問診療や看護・リハビリを訪問で使うことで、とても安心して、しかも病院に入院している時より元気になって過ごせていることに改めて「在宅ケア」の大きさ、安心感、喜びを実感しています。

そして何より家族や会いたい人がそばにいてくれる喜び。
それが何よりの元気の源となり、支えとなります。

ウォームハートの仲間はみんな優しく温かく素敵な方ばかりですが、皆さんにはこれまで以上に「在宅ケア」をしているご自身に誇りと自信を持ってお仕事をしてもらいたいなと思います。

これから寒さがさらに厳しくなり、自転車やバイクでの移動がきつい季節になりますが、どうぞお身体を大切にして、お仕事を頑張っていただきたいと思います。

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