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変化すること、変化しないこと。

私事ですが、今年の10月に結婚いたしました。一人暮らしを謳歌していて、「このまま一生独身なんだろうな」と思っていたので、ぬるっと結婚したことに一番驚いたのは私自身かもしれません。

結婚してみて、本当にいろいろな変化がありました。
まず、苗字が変わりました。新しい名前にはまだ馴染めず、病院や役所で名前を呼ばれても、2〜3回は他人のことだと思い無視してしまっています。
生活環境や生活リズムなどの変化もありました。徒歩10分の通勤が、電車で45分になりました。通勤時間は増えましたが、住まいが実家に近くなったため、両親に会える頻度が増えました。
考え方や価値観もじわじわ変化してきています。今までだったら許せなかったことを笑って見過ごせるようになりました。逆に今までどうでもいいと思って流していたことが気になりはじめることもあります。「自分が快適ならなんでもいい」という考え方がなくなり、「2人で無理なく快適に過ごすにはどうしたらいいか」を考えるようになりました。

でも、いろんなことが変化しても、負担や違和感なく、今の生活を楽しめています。それは、環境や価値観などいろいろなことが変わっても、私が大事にしている芯の部分は変えずにいられるからだと思います。私が大事にするものを一緒に大事にしてくれる夫には感謝しかないです。そして、夫のその姿勢は、私も夫が大切にする芯の部分を一緒に大事にしていきたいと思わせてくれます。


ウォームハートも、20年間、たくさん変化してきました。
6年前、上井草事務所がお引っ越ししました。2年前には訪問看護ステーションが開設されました。そして今年は実施記録がICT化されました。私含め、みなさん一人一人の入社も、会社にとって大きな変化の一つです。そして、今後もウォームハートは変化し続けていくと思います。それは、ウォームハートが、ロゴの『気球』のように、時代の風をよみ、その風に合わせて動いているからです。

でも、時代に合わせて変化しても、変わっていないことがあります。
それは、ウォームハートの芯の部分です。
ウォームハートの芯の部分というのは、『幸せを広げる』という、ウォームハートが大事にしてきた想いのことです。自分が幸せになり、その幸せを仲間に広げ、そしてその仲間たちで幸せを地域に広げていく。この芯となる部分は、ずっと変わっていないし、変えてはいけないと思います。いくら時代の流れが読めていても、芯がブレていては、ひとりひとりの考えがぶつかったとき、同じ方向を向くことができなくなってしまいます。

変化が多かったり、大きな変化があると、不安になることや迷うことも増えると思います。そういうときは、ウォームハートが大事にしている想いや、行動指針を振り返ってみるといいです。「ウォームハートって意外となにも変わってないな」と安心できたりします。

(上條)

【今月の一言】
日の光を借りて照る、大いなる月であるよりも、自ら光を放つ小さな灯火でありなさい。
(森鴎外)

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