今年の冬はチャイマスターになる
友人宅で振る舞われたコーヒーに感動して「わたしも豆からコーヒーを淹れられるようになりたい!」と思い、色んなコーヒーグッズをみては購入検討していた10月ごろ。
しかし、調べているうちにコーヒーの淹れ方にも様々な方法があって、道具もそれぞれにあるということが分かってきた。選択肢を増やしてしまったわたしは選ぶことが面倒になり、一旦放置。
そうこうしているうちに、「秋どこいった?」というスピードで冷え込んできた。
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ココアやミルクティーを小鍋で丁寧に作るというシーンに憧れがある。
身体が冷えてしまったときや気分が落ち込んだとき、寝る前のひとときなんかに、丁寧に淹れた温かい飲み物を振る舞えたら素敵じゃないか。
そうは思っていたものの、なかなかマスターする気が起こらず現在に至る。
加えて、わたしはチャイが結構好きだ。カフェでも迷ったら頼むし、無印やカルディのチャイ(牛乳を混ぜる粉タイプのもの)を常備していたこともあるくらいには好きだ。
チャイなら、コーヒーと違って必要な道具は小鍋と茶こしだけで、すでに家にある。それに、ココアやミルクティーよりもマイナーで珍しさがある気がする。他人と少し違うことをしてみたくなるのは昔からだ。
そうして、わたしは今年の冬に「スパイスから作るチャイ」をマスターすることを決意したのだ。
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とりあえず、ネットで作り方を調べて1つのレシピに慣れてみることにした。
参考にしたのはFOODIEのもの。
FOODIEは記事の感じが洒落ているし、「本格」「プロ直伝」といった「いいものを作りたい・食べたい欲」を刺激されるコンテンツが並んでいて、工程も写真付きで分かりやすいのでよく参考にしている。
さっそく必要なスパイスと紅茶を買いに出かけた。
全部Jupiterで揃った。輸入食料品店ラブ。
今回揃えたスパイスは、セイロンシナモン・カルダモン・クローブ。
カルダモンは、鞘から種を取り出して潰す。
1人分作るのに、これくらい使ってみている。
水からスパイスを煮出し、茶葉を入れ、牛乳と砂糖を入れて完成だ。
マグカップたっぷりのチャイ!
美味しいし、あったまる。
舌バカなので味の違いはよく分からないが、自分で手間をかけて作ったというだけで満足感が増す。
あと、朝チャイがいい。
最近はお布団から起きられずぎりぎりの時間まで粘ってしまうが、チャイを作って飲むのだと決めていると、少し余裕をもって起きられる。
朝からスパイスの匂いを嗅ぐのも、なかなかいいものだ。
慣れてきたらスパイスの量や種類も冒険してみて、自分好みのチャイが淹れられるようになりたいところ。
今年の冬はチャイマスターになるという目標ができた、この頃でありました。
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