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【コラム】「転職前に確認しておきたい8項目」

【SYNCAオープン!】

経営管理部門・バックオフィス特化型の転職サイト「SYNCA」(シンカ)がオープンしました😁
皆様是非ご活用ください!

はじめに

私の個人的な見解をまとめていく記事を今後【コラム】として書いていこうと思います😁

最初の記事は、「転職前に確認しておきたい8項目」です。

私の浅い経験、少ない他者事例集を思い起こす限り、転職を衝動的に行うと、失敗する可能性が高まるような気がしています。
かといって考えすぎると転職できず、成長のチャンスを逃します😨
このバランスを取るために、転職前に確認しておくべき項目をちょっとまとめてみよう!と思い立ちました。

では、一つずつ考えていきます😁

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1.転職の動機は明確か

やはり最初は動機です。

「どうして転職したいと思ったのか」

これは面接等でもほぼ確実に聞かれることです。

そして、嘘をついても顔の表情や声のトーンで見抜かれやすいところです。
そのため、動機については、頭から湯気が出るほど考え抜かないといけないポイントだと思っています。
それがきっと、人生にとってもプラスだろうと思います。

実際のところ、転職理由で一番多いのは「人間関係」と「給与」です。
この2つについて少し考えてみます。

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(1)人間関係について

この問題にはいろいろな派生理由があるはずです。
大事なのはむしろそっち😨

・嫌いな人がいっぱいいる
・尊敬できる人たちがいなくなってしまった
・価値観が一致しない人が多すぎる
・上司がガッツリパワハラする人

色んな理由が考えられますが、これを嘘にならない程度にポジティブに言い換えてほしい。
未来の成長や目的に繋げて、良い感じで言い換えないといけません。
私はちょっとアホな子なので全部本当のことをいってしまうタイプですけど、皆さんは上手に言い換えてください😨
「嘘にならない範囲」というのがポイントです。
企業側の担当者も人間なので、いろいろ察してくれます。
人間関係で悩んでいるのはたぶん全員同じです😆

ただ、三十数年生きてきて思うのは、「完璧な人間関係なんてものは存在しない」ということです。
特に私のようなコミュ障にとっては、どこも戦場です。
人間関係のすべてを自分にとって良好なものに保ちたいなら、自分で人事裁量権を持たないといけませんが、そのレベルにまで至ることはほとんどないので、人間関係を理由にする転職はなかなかうまく行きづらいです。

そのため、私の場合は「直上司との相性」をとても重視しています。せめてそこにだけはこだわらせてくれという思いです。
同僚との関係が多少悪くても、直上司が尊敬できればそれでいいという感覚です。
この年齢になると、上司≒CEO等ということも多いので、私はCEOとの相性を最重要視しています。
面接では、若干かっこよく「CEOの理念に対する強烈な共感を判断基準にしています」と説明します😆

物は言いようです😏

その点WARCはいいですよ~。
CEOは気心知れた山本さんですからね😂
他のメンバーの多くは公認会計士や税理士さんです。
尊敬もしているし、すごくやりやすい。
私にとってはすこぶる良い。コミュ障には嬉しい「リモートワークOK」だし。
WARCで働きたいって人がいたら是非私に声をかけてほしい!
どんだけ心が楽か説明したる😍

WARC以外の他社に転職を検討しようと思っている人にも、WARCのエージェントを自信を持って紹介できます。
だって、みんな応募者側の立場に立って考えてくれるメンバーなので。
不安があったら「あの会社の中の人、実際どんな人でしょうか」って聞いてみると良いと思います。教えてくれるはずです。

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(2)給与について

この動機もすごく多いです。
でも、一旦じっくりコトコト考えてほしいです。

もちろん、生活できないほどの報酬だというなら給与アップを狙って転職するのはありだと思います。
成功するかはわかりませんが、生活できないほどならやるしかない。

一方で、生活するには十分だが、もっと上げたいという動機で転職をしようと思っている場合。
これはもう一度よく考えてほしかったりします。

給与って、そんなに大切か?😨

現年収が900万円以上の士業や専門職の皆さんは、それが1000万になったからというていくら手取り増えるのと😨
独身一人暮らしだとすると、年収900万円の月額手取りは、約60万円です。
それが1000万になったとすると、月額は約66万円に増えます。
月額6万の増加です。
月60万もらう人が66万もらうようになったからって、QOL(Quality Of Life:人生の質)が上がるのかな……

私は、32歳超えたあたりから、QOLを重視するようになってきました。

「何のために働くんだっけ?」

ということを毎日考えるようになりました……
人生≒残された時間なので、自分が30歳超えて、元気に動ける時間があと半分程度だと認識しはじめてから、すごく考えるようになりました。
正解のない問だからこそ、重要だと思っています。

そもそも、人間が起きている時間は、一日16時間程度です。
一週間で112時間
平日は9時間くらい仕事に費やすので、一週間のうち仕事をしているのは45時間
つまり、人生の約40%(45時間/112時間)は仕事です。
40%もの資産(時間)を投資するのであれば、質の高い投資をしたい。
しっかりとリターンを得たい。

よって、給与の高低より、やりがいや一緒に働く人、CEOの夢・情熱に投資したいと考えています。

33歳超えたおっさんが青臭いこというてますが、人生は一回しか無いので、死ぬまで青臭いこと言いたいです😆

だから、転職するなら、給与だけを動機にせず、しっかり自分の「本質的な満足」について考えてほしいとおじさんは思っています😏

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2.転職の目的は明確か

さて、動機を明確にしたら、次は目的です。

転職の動機と目的って、完全に一致しないことがよくあります。
最初は「人間関係が嫌でたまらない」という動機だったかもしれませんが、じっくり考えていくと、別の目的が出来上がるということはよくあることです。

だからこそ、ここで目的を明確にしておきたい。

よほどあれな人でない限り、人生で『転職』を経験するのはたった数回です。
それゆえに、転職は人生を大きく変える出来事です。
必死こいて考えたほうがいい。

何をゴールにして生きているのかと。
そのゴールに到達するために、この転職は合理的なのかと。
自分に問い続けてほしいです。
目的のない転職は極めて危険です😨

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3.転職先の業界選定は明確か

動機・目的が明確にできたら、次に転職先の業界選定をしましょう。

今までと同一の業界に行くのか、それとも全く違う業界を選ぶのか。

人生の分かれ道です。

私は最初、営業系の商社に行き、その後金融の営業マンになりました。
このときの業界選定は、別に悩みませんでした。
広い意味では「営業」だったし、対個人営業なので、実質同じだと思っていたからです。

しかし、IT企業に転職する際はすごく悩みました😨

それまでパソコンすらろくに触ってきていないので、全くわからない分野ですし、ゲームやアプリも全く知りません。
何なら当時はガラケーでした(すでにスマホが主流)。
何ならITに興味もありませんでした😆
でも、ITのリテラシーが今後の人生に必須であるということだけは確信していました。
絶対に学ばないといけない分野です😨
ゆえに、ITです。所得は一気に下がったけど、全然いい。学ぶための転職なので。

これが後々より大きな利益を生むことになりました。

私は自分の学びたいことを基軸にして選びましたが、この判断基準は、動機・目的と密接に関係しています。
自分の人生の目的から逆算して、その業界に行くことが必要かつ合理的といえるかどうか。
そういう視点で選ぶといいかなぁと思います。


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4.自分の強み・弱みは明確か

業界選定まで終わったら、次は自己分析をしましょう😆

自分の強みと弱み、スパッといえますか?

私の強みは、教育(マネジメント)です。
ここだけは日本でも有数だと思っています。
私は特定の人に対する教育で極めて高い教育効果を出すことができます。
今も教育でお手伝いしている会社がありますが、その生徒さん(選抜制)の8割くらいは『自分の人生が刻一刻と変わっていっている』と実感しているはずです。
おそらく、私から学んだ期間は、一生忘れない思い出になると思います。

しかーし!

私は「特定の人」以外に対しては、超絶コミュ障です😨
もうお話にならないレベル。
それが弱みです。

上記のとおり、この「強み」と「弱み」という概念は、実は表裏一体です😏

特定分野の強みは、他方では弱みにもなるんですね。
だから、どちらか一方を思いつくことができれば、もう一方は視点を変えればいいだけです。

なお、この「強み」「弱み」は、一つずつである必要もありません。
会社によって欲しい強みは異なりますから、いくつか用意しておくべきだと思います。

専門職であれば、その分野には明るいはずなので、それが強みと言いやすいです。
一方で、他分野の知識は浅いはずなので「今後の課題として●●分野を学ぼうと思って本を読み始めています」と言えれば印象が良きです😆


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5.自分のキャリアプランは明確か

自分の分析をより深めていきましょう。

転職が最も盛んに行われ、かつ、企業側からのニーズも高いのは、20代後半から30代後半くらいまでです。

この年代は成長期ですし、働き盛りです😆

ゆえに、キャリアプランを一度しっかり考えてみましょう。

何歳までに、どうなっていたいですか。
何ならライフプランも考えてほしいです。
結婚、出産、家買うのかどうか。
それらを実現するためには、どの程度の年収が必要なのか。
将来独立するのか、雇われ経営層を目指すのか、それとも中間管理職の方が性に合っているのか。

考えるべきことはいっぱいあります。
せっかくの機会ですから、深く考えてみてほしいです😍


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6.相談相手はいるか

転職する際、是非とも信頼できる誰かに相談してほしいです。

できれば、以下の要件を複数満たしている人に相談してほしい😨
何人かに相談するのが良いと思います。

・客観的な意見を正直にくれる人
・転職市場に詳しい人
・自分の行こうとしている業界に詳しい人
・人脈がある人
・あなたのことを本気で考えてくれる人

私はいつも4~5人ほどに相談しています。
そのうち2名はエージェントで、2名は経営者です。
相談したら、結構すぐ動いてくれて、案件を紹介してくれます。
経営者にはメリットないはずなんですけど「知り合いの経営者に聞いてやるよ😁」っていってくれます。
ありがたや~😍

良き相談相手を持つことはとても重要な能力だと思うので『転職しようかなぁ』と思った時点で、少し勇気を持って、人脈を増やしてみてください😁
FacebookやLinkedInというすごく便利なSNSがあるので、比較的簡単に人脈は増やせると思います。
私に声をかけてくださってもOKですよ!
私の人脈の中に適切な人がいれば、ご紹介します😁(もちろん無償です)
弁護士、公認会計士、税理士、社会保険労務士、コンサル出身、人事、エージェント、営業などの方は、私の専門領域と近いので、何か役に立てるかもしれないです😁


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7.エージェント選びは適切か

転職には、いろいろな方法があります。
代表的な方法は、以下の通りです。

・リファーラル(知人からの紹介で転職)
・直接応募
・エージェント経由

このうち、最強なのはリファーラルです。
紹介してくれた人の地位や信頼度によっては、あらゆる試験をすっ飛ばして入ることができますw
CEOからのリファーラルなんてもう採用前提です😆
そのため、まずはリファーラル案件を模索するべきです。

次に有効なものが直接応募です。
企業からすると採用コストがかからないので、本当に助かる😍

ただ、あえて直接応募を受け付けていない企業、直接応募はかなり厳格に見る企業も多くなっています。
規模が大きくなってきたベンチャー企業や上場企業などはエージェント経由じゃないと受け付けていないところもあります。

それは「エージェント経由で応募できなかった人」が来ることも多いからです。
優秀なエージェントは、企業の第一次面接を代替する役割を担っています。
そのため、企業によっては「エージェントを通さない人は危ない」という認識を持っていることもあります。
私自身も企業で採用担当をすることが多いのですが、信頼しているエージェント経由だと、リファーラル採用時くらい安心して面接できます。

ということは、転職においては、エージェント選びがとても重要だということです😨

企業側から信頼されているエージェントを選べているか。
ここには細心の注意を払っていただきたいなぁと思っています。

前述のとおり、転職は人生で何度も行うものではないので、エージェント選びのやり方も通常はわからないと思います。
そこで、参考までに私の基準を述べさせていただきます。
私は、以下の基準でエージェントを選んでいます。

・気が合う人
・営業力
・人を大切にする人

まず、気が合う人じゃないと一緒に転職活動できません😨
エージェントは、転職のパートナーであり、仲間です。
同じ方向を向いて頑張っていかないといけないので、気が合わないエージェントは絶対にオススメできないです。
そもそも、気が合わないと自分の過去の経歴や転職の希望などを正直に伝えることができないと思います😂
友達になれるようなエージェントを選ぶといいでしょう。

次に、営業力です。
有名企業や人気企業では、同じポジションに20~30くらいの応募が来ます。
多い時では100を超えます。
そんな人気ポジションで、自分が最終選考まで残ったとします。
そこで最後のひと押しをしてくれるのがエージェントです。
そのため、エージェントの営業力は極めて重要。
営業が弱い人だと他の人で決まってしまいます。
自分をよく理解してくれていて、強く売り出してくれるエージェントを選ばないといけません。

最後に、人を大切にする人でないといけません。
エージェントは、成功報酬型で報酬をもらっています。
つまり、企業に人材を売って、その手数料で儲けているわけです。
そうすると、エージェントにとって、人はお金です。
これは事実として存在します。
でも、人をどう扱うかはエージェントでだいぶ違います。

ダメな会社のエージェントは、毎月のように数字(売上未達)を詰められるので、求職者の気持ちやキャリアなどを無視して、無理矢理にでも転職をさせようとしてきます。
私の知る限り、こういうエージェントほど、スカウトメールが定型文ですw
全く人のプロフィールを見ていませんし、スカウトメールをアルバイトに一斉送信させています。
私が最も苦手とするエージェントですね😂

一方で、人を大切にするエージェントは、一通一通、その人のプロフィールを熟読してから送っています
だから、一日に送れるスカウト数はとても少ないです。
多くて10~20通程度でしょう。
一人ひとりに適合した長文メールを書くって本当に大変なので。
こういうエージェントは、信頼できる。
自分のプロフィール(履歴書・経歴書)をじっくり読んでくれているので、面談もスムーズです。
こういう人を自分のエージェントに選びましょう。

私は転職サイトに登録するとき、プロフィールの一番下に

「このプロフを読んでくれているエージェントの皆様。メッセージを送る際に「●●」というキーワードを入れた上でメッセージをください」

という罠を仕掛けています😏
●●の部分は好きなように変えてください。
「臥薪嘗胆」とか「東方神起」など……
これをやってから、誰が(どこの会社が)アルバイト一斉送信か、すぐにわかるようになりました。

驚いたことに、キーワードをしっかり入れて送ってくれたエージェントは約3%でした。
200通以上スカウトをもらって、たった6名😨
人を大切にしないエージェントがどれだけ多いかがわかりますね……。


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8.企業分析は十分か

さて、自己分析も終わって、良いエージェントも見つけた!
最後にやるべきことは、企業分析です!

エージェントは通常、一人で20~30社ほどの案件を持っています。
会社全体では数百社の求人案件を抱えています。
その中から求職者の希望に適合する案件を紹介してきます。

しかし、エージェントによっては、詳しくない案件もあるわけです😨
一人で数百社すべてを深く理解しているエージェントはほとんどいません。
深く理解しているのはせいぜい10社程度です。

だからこそ、自分で深く分析しないといけません。
財務諸表や決算説明資料が公開されているなら、じっくり読みましょう!
ホームページの経営陣の経歴は全部調べましょう!
企業の口コミ情報も全部読みましょう!
自分の知人にその会社で働いている人がいるなら聞きに行きましょう😆

そうやって、自分でたくさん情報を集める努力をすればするほど、転職の成功確率は高くなります。
知れば知るほど、好きにもなりやすいですし、面接時に語れることも増えます😁
私は一社につき、3時間くらいは調査します。
ネット上にある情報だけでも十分に推測できるので、便利な世の中になりました。


おわりに

今日は長く書き過ぎました😂

上記確認事項が転職を検討する皆さんの参考になれば嬉しいです。
ただ、私の経験上、最終的な判断は「人」です。
企業側の人たちとの相性で、ほぼ決めます😂
細かいところで悩んでもどうせ正解はわからないので、面接や面談でたくさんお話して、モヤモヤしたら追加で面談してもらって、それで気が合いそうだったら飛び込んでみます。
そういう思い切りの良さが、転職成功の最大のカギだと思います。

よく、一人でモヤモヤ考える人が多いんですが、それは勿体ないです。
モヤモヤしていることをそのままにせず、企業側に「もう一度面談お願いしても良いですか?」って聞いてみたら良いです。
企業側があなたを本当に欲しがっている場合、喜んで対応してくれます。
むしろ、企業側もたくさんお話したいのです。
ハイクラス層(部長以上)の役職者の募集などでは特にその傾向が強くて、企業側も実はヒヤヒヤしながら選んでいますw
お互いに人間なので、内心はほぼ同じです。
だから、思い切って面談依頼してしまいましょう😍
きっと対応してくれる。

私の感覚では、4回以上(4時間以上)面談していれば、ほぼ大丈夫です。
社内の人達と合計4時間以上「対話」していれば、大体わかるし、不安もなくなる。
最初の1~2時間は緊張であまり有効な面談にならないので、4時間くらい話したい😁
もやっとしたら、エージェントに頼んでみるといいと思います。
それで面談断られたら、その会社は辞めておきましょう。


私はエージェントではないので、こういう正直な意見を好きに書けますw
というか、こういう意見を世に出すことを認めてくれる山本さんが凄いんだな😨

今後も好きなことを語っていこうと思います😍
次回もお楽しみに!


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【著者情報】

著者:瀧田 桜司(たきた はるかず)
役職:株式会社WARC 法務兼メディア編集長
専門:法学、経営学、心理学
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