再開していた文化大革命

■文化大革命
 中国の文化大革命は1977年に終わった。だがチベット・ウイグルで継続されていた。チベット・ウイグルへの人権弾圧ではなく、文化大革命の継続と見るべきだ。中国全土に文化大革命が復活したのは2012年からと思われる。

■習近平主席
 中国全土の寺院の仏像が破壊されるようになったのは2012年以後から。これは習近平主席が就任してからだ。習近平主席は2013年から大学に国旗衛兵を設置。これは毛沢東が使った紅衛兵と運用が似ている。

 習近平主席が就任してからチベット・ウイグルへの人権弾圧は激しくなったが、同時に中国全土でイスラム教・仏教・キリスト教への弾圧が激しくなっている。

■大学は既に管理されている
 中国の大学は既に文化大革命に管理されていると見た方が良い。中国共産党は大学に国旗衛兵を配置。これは大学生で構成された準軍事組織の一つ。前回の文化大革命で紅衛兵が使われたが前回は管理に失敗した。

 今回の国旗衛兵は中国共産党の管理下で制御された組織と思われる。だから前回の様な紅衛兵の暴走は無いだろう。中国共産党は前回の失敗から学び、全ての組織を中国共産党が管理するシステムにしたはず。

 学生である国旗衛兵は大学の監視を行い、大学側で宗教・異質な思想を排除させる。国旗衛兵は実動部隊ではなく監視活動が任務だろう。これなら紅衛兵の様な暴走は無い。

■欲望を利用
 おそらく国旗衛兵に参加した学生は出世欲が強い。中国共産党は出世欲が強い学生を採用し、欲望を使って中国共産党の維持に使っている。欲望が強いならば積極的に社会主義・共産主義を受け入れ出世の道具にするはずだ。

 中国共産党は出世欲の強い若者を採用し、中国全土の監視活動を任せている。だから中国全土は既に文化大革命が覆っているのでは。

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