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G20は習近平主席の勝利

■G20閉幕
 中国の習近平主席は、G20前から米中貿易戦争・香港デモ・チベットとウイグルの人権問題など問題を抱えていた。そのため中国は日本に、G20で人権問題を議題にしないように要求した。

 トランプ大統領はG20前から米中貿易戦争で習近平主席を追い詰めていた。だがトランプ大統領は土壇場になって決断しない。これで主導権が習近平主席に移動し、G20は習近平主席の防御が成功したことになる。

■習近平主席の軍事的脅しが成功したのか?
 香港デモ参加者はG20参加国に訴えた。さらにチベット・ウイグルの団体が大阪で訴えた。だがG20では議題にならず習近平主席の防御が成功したと言える。仮にアメリカ・日本が中国の人権問題を議題にすれば大荒れになった。だがトランプ大統領は開催前とは異なり大人しい。

 開催前のトランプ大統領は荒々しい言動だったが、G20が開催されると物静かな対応だった。トランプ大統領は習近平主席を追い詰め挑発したが、結局中国への関税追加は無い。協議継続で一致したので、習近平主席は防御に成功したのだ。

 習近平主席はG20開催前から軍事的な圧力をトランプ大統領に見せつけた。南シナ海のウッディー島に戦闘機4機を見えるように配置。アメリカの偵察衛星に見えるようにしてトランプ大統領を威嚇。さらに中国の空母艦隊を初めてグアム周辺まで進出させた。これは明らかにトランプ大統領への威嚇だろう。

 トランプ大統領はイラン空爆を直前で中止。そうなると習近平主席の軍事的脅しの効果が有ったと思われる。この仮設が正しければ、これから習近平主席は軍事的脅しを行いながら米中貿易戦争を継続する。

■習近平主席の反撃が始まる
 G20は習近平主席の防御が成功した。これで習近平主席は自身を持ったはずだ。習近平主席は防御が成功し、分析が正しいことを確認した。だから習近平主席は軍事力を背景に香港デモを鎮圧する可能性が出てきた。

 悪く言えば香港デモは世界から見捨てられた。チベット・ウイグルも見捨てられたことになる。これからは習近平主席のターンだ。

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