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認知行動療法&うつ病・適応障害・不安症のおすすめ本

はじめに

読んでよかった認知行動療法やうつ病・適応障害・不安症のおすすめ本の紹介をします。

自分は健康なときは読書が趣味だったにもかからず、症状がひどくなってきてからは、そもそも読書したいというモチベーションが湧きませんでした。それに、無理やり読書しようと思っても、いざ本に向かっても集中力がなく、文字を追うことができませんでした。そのため、まずはしっかり休んで、症状がきちんと落ち着いてから、ゆっくり読書に慣れていくのが大切なんだろうと思います。

認知行動療法のおすすめ本

ここで紹介する2冊で、実際に認知行動療法の効果を感じたのですが、通院している人は、主治医に相談の上、読みはじめたほうがいいと思います。自分の症状に合わせて、いつ読むべきか・読むことができるかを判断するためです。

『いやな気分よ、さようなら コンパクト版』

認知療法で今日から気持が楽になる

『いやな気分よ、さようなら コンパクト版』の帯

「うつ病」のバイブルと言われている824頁の大著「増補改訂版」を、より手軽に、よりコンパクトに

『いやな気分よ、さようなら コンパクト版』の帯

どこへ行くにも携帯していたいので、持ち運びに便利な厚さの本にしてほしいという読者の要望にこたえ、「第7部 感情の化学」を省いた縮約版!!

『いやな気分よ、さようなら コンパクト版』の帯

今回のおすすめ本のなかで、どれか1冊だけと言われれば、迷わず『いやな気分よ、さようなら コンパクト版』。ずっと手元に置いておきたい本です。

認知の歪みの定義がわかりやすく、紹介されている認知行動療法の技法の情報量や具体的な事例が多く、とても実践的でした。実際に1番効果を感じることができた本です。ただ、文章自体は翻訳書なので読みづらいところもありました。それを差し引いても名著です。

自分の読み方は、こんな感じです。まず1周目は自分にとってまだ読む時期が早かったのか、なかなか集中して読み進めることができずに、約1ヶ月半をかけて読了しました。1周目はただ読むことだけに集中して、実際に自分に当てはめて紙などに書いて認知行動療法を実践するということはしませんでした。2周目は気になったところに気軽にどんどん付箋を貼っていきました。1周目の時点でこの本は繰り返し読むことになるとすぐにわかったので、あとで読み返しやすくするためです。付箋だらけになりました。3周目で付箋を貼っているところを中心に読み返し、付箋を微修正しました。4周目以降で、付箋を貼っているところを実践していきました。ルーズリーフ(普通横罫(ドット入り))やGoogleスプレッドシートを使いました。ちなみに、1周目の読んだだけの段階で、症状がとても楽になったのを覚えています。

『セルフケアの道具箱』

カウンセラー歴30年の著者による、メンタルの不調から回復する決定版ワークブック。

『セルフケアの道具箱』の帯

ストレスで苦しい、つらい、眠れない……。
今日から実行できる100個のワーク

『セルフケアの道具箱』の帯

ストレスマネジメント、認知行動療法、コーピング、マインドフルネス、スキーマ療法などの理論をもとにした、決定版ワークブック。

『セルフケアの道具箱』のカバー見返し

いろいろな技法が紹介してあります。すぐに実践しやすいものが多いです。とても読みやすく書かれています。

うつ病・適応障害・不安症のおすすめ本

こちらの本はどれか1冊でも読めば、症状や治療法、休職から復職までの流れなどがわかります。

『図解やさしくわかる うつ病の症状と治療』

『図解 やさしくわかるうつ病からの職場復帰―復職を成功させるポイント』

『うつ病のことが正しくわかる本』

『新版 うつ病をなおす (講談社現代新書)』

『最新版 「うつ」を治す (PHP新書)』

『不安症を治す―対人不安・パフォーマンス恐怖にもう苦しまない (幻冬舎新書)』

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