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わたしの好き「古着」

わたしの好き。古着

私は趣味で、レトロなアクセサリーやスカーフ、ワンピースなど集めてきました。中高生の時、よく男子が古着を着ていて当時は「どこの誰が着てたのか分からないのによく着られるよね」なんて思っていました。

すみませんでした…。古着サイコーです。後になってその良さが分かりました。特にイギリスやアメリカの60~70年代頃のワンピースがお気に入りです。形がキレイで今にないデザインで、カジュアルすぎずコンサバしすぎていない。ボタンひとつひとつが凝っていて、まるでアクセサリーや宝石のよう。食べてしまいたいほど可愛いです。

この世に1着しかないであろう古着との出会い。きっと大切に扱われてきた状態の良いワンピース。古着にも持ち主と一緒に歩んできたドラマがあるはすです。

60年代の外国で、ある女性が胸を弾ませこのワンピースを着てデートに向かったのかもしれません。または友人とカフェでおしゃべりを楽しんでいたのかもしれません。縁があって私の元にやってきてくれた古着たち。時代も国も超えて1着の洋服から物語が紡がれてゆくなんてワクワクします。

着るだけで自分がオレンジ色のガーベラにでもなったかのような元気になれるレトロポップなデザインのワンピース。まるで昔の映画のヒロインになっちゃった♡めでたく勘違いできる、ボウタイデザインの上品なネイビー系のワンピース。大切に扱われてきたものや、自分がコレだ!とトキメク古着には、きっと魔法がかかっているのだと思います。


ワンピース1枚でも存在感があるのですが更にワンピースと同系色の大ぶりのイヤリングなど合わせるとサイコーです。やはりアクセサリーも当時の物がしっくり馴染みます。

足先からヘアスタイルまで統一しないとなんかヘン。それはまるで「衣装」なのかも。白衣を羽織ればドクターに。着物を着れば背筋が伸びてシャンとする。特攻服で決めればガニ股歩きに。ルーズソックスを履けばギャルに。ファッションも自己表現のひとつかも。もしくは、なりたいキャラクターになりきれる「着ぐるみ」なのかもしれません。









 


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