わんこらメルマガ No.116 典型と定石の違いわかっていますか/何故わざわざベクトルなのか

▼わんこらメルマガNo.116
2022/06/12

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【今週の目次】
1.今週の一言
2.わんこら『典型と定石の違いわかっていますか』
・勉強の仕方の用語は重要
・典型の意味を考えることでわかること
・定石の意味を考えることでわかること
・用語を知ると視点が広がって勉強の達成具合に影響してくる
3.数学・物理コラム『何故わざわざベクトルなのか』
4.ふにゅ
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1.【今週の一言】
こんにちは、わんこらです。
今回は言葉を知ることで頭の中が整理されて悩みが少なくなる話をヒントに定石と典型の違いについて書きました。
数学は簡単な公式でも何故かベクトルで書いてあることがありますが、何故わざわざベクトルであらわしていくのかを書きました

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2.【わんこら式】

『典型と定石の違いわかっていますか』

・勉強の仕方の用語は重要

勉強のアドバイスとかを聞いたり読むと色々なワードが飛び出しますよね。

これは典型
これは定石
とか

そしてこういう言葉自体はどういう意味で、どういう文脈で使われるのか

似たような言葉でもたくさん知っておいた方が頭が整理されて勉強の方針がたちやすくなります。

今回はその典型と定石について書きたいと思います。

典型と定石はどっちも同じような感じではありますが少し違います。

その少しの違いを理解をすることで勉強の仕方のヒントになればなと思います。

まず辞書的な意味としては

典型は「同類ないし同種のものの中で、それらの特性を端的に示しているもの。代表例となるもの。」

定石は「物事をするときの、最上とされる方法・手順。」

のように書いています。

・典型の意味を考えることでわかること

そしたら数学の問題においては、具体的にどういう文脈で使われるのかというと

典型は

「この問題は典型的な問題やな」

というように使います。

よくある代表的な問題ということで使います。

この言葉を使うことで

数学は無限に問題があって雑多には見えますが

試験で出されるような問題を分析すると、同じようなことを聞いてる問題に分類できるということです。

そういうグループを代表するような問題を典型的というわけです。

だから数学は無限に問題が広がってしまうから、将来の夢を叶えていくために試験に合格するには問題を研究して典型問題を勉強しないといけないということになります。

ということは網羅系問題集と呼ばれる問題集で例題を勉強したり、過去問などでどういう問題が出るのか分析して勉強するということが大切になります。

典型と言う言葉を知らなかったら、問題が無限に広がってしまって

パズルみたいな感じになってしまって勉強が永遠と終わらないわけやな。

・定石の意味を考えることでわかること

それでは定石はどうなのかというと

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