【walk on コラム vol.25】糖尿病と運動の関係性
いつもご観覧ありがとうございます。
宇都宮でフレイル・生活習慣病・認知症の予防に力を入れている運動施設、健康管理教室walk on代表
健康運動指導士 の 平野太一です。
今回は糖尿病について記載します。
糖尿病はよく耳にしますし、気にされている方も多いです。
ただどういった症状になってしまうかまで理解している方は少ないのではないでしょうか。
糖尿病について理解を深めて予防や改善に努めていきましょう。
【糖尿病とは】
血中の血糖値が通常よりも高くなり、その結果として身体に様々な問題を引き起こす慢性的な状態です。インスリンの不足や体内でのインスリンの効果の低下によって引き起こされます。糖尿病の種類にはタイプ1糖尿病、タイプ2糖尿病、および妊娠糖尿病があります。
糖尿病の原因は複雑で、タイプ1糖尿病では免疫系が自身のインスリン産生を攻撃し、インスリンの生産が低下します。タイプ2糖尿病では、遺伝的素因や生活習慣(運動不足、肥満、不健康な食事)がリスク要因として関与します。また、妊娠糖尿病は妊娠中に一時的に高血糖が起こる状態です。
【糖尿病の症状は】
糖尿病の症状には、多尿、頻尿、過度な飢餓感、体重減少、疲労感、視覚障害、皮膚のかゆみや発疹、感染症の増加などがあります。また、糖尿病が進行すると、神経障害や循環障害、足の潰瘍などの合併症が現れることもあります。
【糖尿病を改善するためには】
1. 健康的な食事
バランスの取れた食事を摂取し、糖質や脂質の摂取を制限します。甘いものや揚げ物などは控えましょう。
2. 運動
定期的な運動を行うことで血糖値をコントロールし、体重を管理します。
ウォーキングや軽度の筋トレなどがおすすめです。
3. ストレス管理
ストレスで自律神経は乱れを起こします。そのようになると食を過度に取り入れてしまいます。ストレスを軽減するためにリラックス技術やストレス管理の方法を取り入れます。
4. 血糖モニタリング
定期的に血糖値をモニタリングし、適切な管理を行います。
これらの方法を組み合わせて、糖尿病の管理と改善を目指します。ただし、個々の状況に応じて医師の指示に従うことが重要です。
【糖尿病と運動の関係性】
糖尿病と運動の関係は重要です。
適度な運動は糖尿病の管理に非常に役立ちます。
運動によって筋肉が動くことで、血糖値を下げるために必要なグルコースが消費されます。
また、運動は体重管理にも役立ち、インスリンの効果を改善し、インスリン抵抗性を減少させる可能性があります。
ただし、運動を始める前に医師に相談し、糖尿病の状態や個々の健康状態に応じた適切な運動プランを立てることが重要です。
運動を行う際には、血糖値のモニタリングや適切な食事、水分補給も重要です。過度の運動や血糖値の急激な変化を避けるために、計画的かつ適切な運動を行うことが大切です。
【まとめ】
糖尿病は遺伝でなりやすい場合もありますが、基本的には食生活や運動習慣を身につけることが予防や改善に繋がります。
健康診断などで指摘される前に日頃から食事管理や運動習慣を身につけていきましょう!
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