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うつ病をウォーキングで予防!

うつ病を発症する人は年々増加傾向であり、日本では100人に3から7人という割合で、うつ病を経験した人がいるという調査結果があります。それに伴うつ病による社会経済的損失は2兆円とも言われています。
うつ病を予防することは社会的な課題となっており、各企業も取り組んでいる課題です。
このうつ病に対して効果的と言われているのがウォーキングです。
では、ウォーキングで本当にうつ病に効果があるのでしょうか?
本日はうつ病に対するウォーキングの効果を調べてみました。


うつ病で発症が多いのが働き盛り

年代別のうつ病の発症数を確認すると40〜50代が最も多くなります。
つまり働き盛りの方々がうつ病を発症し、受診・休職・退職するため、社会経済的損失は2兆円とも言われている理由です。
うつ病予防をすることが企業、社会にとってどのくらい重要か?が理解できます。

つ病予防にウォーキング

今回紹介する
健康な労働者の抑うつ気分と社会適応に対する歩行介入の効果
では

ウォーキングプログラム後は、ウォーキングプログラム前に比べて、非運動グループのSDSスコアは低下し、SASSスコアは増加しました

(中略)

定期的に運動をしている被験者は、運動をしていない被験者に比べて抑うつ気分が少なく、職場での社会適応が良好であることを示唆しています。ウォーキングプログラムは、運動をしていない被験者の抑うつ気分と社会適応を改善しました。

と報告されています。
ウォーキングの距離や速度に制限はなく、1日30分のウォーキングを推奨されていました。
つまり、メンタルヘルスに関して、1日30分は歩く時間を設けることが重要であることが理解できます。

まとめ

ウォーキングは心身の健康に貢献します。
しかし、身体に効果を出したい場合、心に効果を出したい場合、それぞれ歩き方の説明が変わってきます。
ぜひ、その方の求めていることをしっかりと根拠を持って伝えられるようになりましょう。
ウォーキング療法士は理学療法士、作業療法士だからこそ可能な根拠のあるウォーキングをお伝えしています。
ウォーキングを指導し、その方の健康寿命をサポートしてみませんか?
療法士として、社会貢献ができる手段がウォーキング療法士です。

ウォーキング療法士の詳細はこちらから
https://iairjapan.jp/wt/

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