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簡単にできる認知症予防
「日本における認知症の高齢者人口の将来推計に関する研究」の推計では、2020年の65歳以上の高齢者の認知症有病率は16.7%、約602万人となっており、6人に1人程度が認知症有病者と言えます。
認知症を予防するためにはウォーキングが効果的であることを講習会ではお話ししています。
では、そのほかに注目するべきことはあるのでしょうか?
本日は簡単にできる認知症予防について調べてみました。
認知症予防にはウォーキング+〇〇
今回紹介する
高齢者の足部骨格計測システムの開発と歩行によるアルツハイマー病予防
では
5,000人を対象に大規模コホート研究を実施している.ここでは足部や足爪ケアを指導し,足部の健康維持・向上を図りながらウォーキングを進めている.
(中略)
成果の一例として,75歳以上を5年間追跡した介入群(257人,介入開始時:79.7±2.7歳)と対照群(641人,79.5±2.7歳)のアルツハイマー病の新規疾病発症率を調べた.その結果,Risk Ratioが6.13であり,足部のケアを進め,本システムを実施することでアルツハイマー病の発症予防の効果が推察された.
と報告されている。
この研究では、足部を適切にケアし、ウォーキングで耐久性、筋力を維持することでアルツハイマー型認知症の予防効果が期待できるとされています。
ウォーキング療法士として
上記では、足部のケアとウォーキングが別々に考えられています。
しかし、ウォーキング療法士がお伝えするウォーキングは足部に負担をかけずに歩く方法もあります。
それにより、活動量も増加し、さらなる認知症予防の効果が期待できます。
ポイントとしては、
・足の着く位置
・重心の抜ける方向
を意識してウォーキング指導をしていくことが重要です。
まとめ
ウォーキング療法士は理学療法士、作業療法士だからこそ可能な根拠のあるウォーキングをお伝えしています。
そのため、効果的で個別性のある指導が可能です。
ウォーキングを指導し、その方の悩みをサポートしてみませんか?
療法士として、社会貢献ができる手段がウォーキング療法士です。
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https://iairjapan.jp/wt/
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