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街歩き録

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街歩きの記事をテーマごとに並べ替えてみました。
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#街歩

神谷町&麻布台周辺散歩その1:麻布台の再開発とA街区のビル

今回の街歩きの現場は「麻布台」の周辺。ちなみに麻布台ってどこら辺かわかります?西麻布とか麻布十番という地名なら聞いたことあるけど、麻布台は見当がつかない人のほうがたぶん多いと思います。 Googleマップで大体の場所を確認しましょう。 駅でいうと、日比谷線の神谷町、南北線の六本木一丁目、都営大江戸線の赤羽橋辺りからの徒歩圏内です。外苑東通り沿いにロシア大使館があるので、飯倉と飯倉片町の2か所の交差点は機動隊の人たちを多く見かけることでも特徴があります。東京タワーも近いですね

三愛ドリームセンターの解体その1:解体直後からの変化

銀座四丁目交差点。私の中でここの四つ角はずっと、三越、和光、日産、三愛ドリームセンターのイメージでした。日産ギャラリーが入っていたサッポロ銀座ビルが銀座プレイスに建て変わったり、和光ビルがセイコーハウス銀座になったりの変化はこれまでにもありましたが、ランドマークも有名な、人通りの多い交差点です。 昨年9月に勤務先のオフィスが移転したのを機に、銀座をよく通るようになっていました。それでなんとなくこの写真を撮ったのが今年の1月12日でした。 2023年1月12日 その後、再

虎ノ門散歩事情(その4)

2023年になり、次にこの地を訪れたのが3月21日(祝日)。 その時の虎ノ門ヒルズ駅前の様子です。 駅上のビルはもうだいぶできあがっている印象でした。 日比谷線の北千住方面側がA-1街区(ステーションタワー)で、逆側の中目黒方面の建物がA-2街区(グラスロック)らしいです。桜田通りの上にビル同士をつなぐ歩道橋(T-DECK)が架けられるようです。 そして、「虎ノ門ヒルズステーションタワーが10月6日開業」というニュースが聞こえてくる中で再び訪れたのが9月17日でした。この日

虎ノ門散歩事情(その3)

虎ノ門ヒルズ駅は2020年6月6日に開業しました。変な話、駅ビルの新築と同時開業でも良かったんじゃない?と思ったくらい。周辺が解体工事真っ最中で、その中に無理矢理作った仮設駅みたいな感じでしたから。少しでもこの辺の利便性を良くするためだとは思いますが、駅の出入口は仮囲いされた工事現場の中にある感じでちょっと使いにくいし、工事現場なんだから人の出入りは少なくしたほうが本当は良かったのでは・・・? だから華々しくデビューした新駅という感じが全くしませんでした。きっと乗り鉄さんもガ

虎ノ門散歩事情(その2)

自分のかつての「虎ノ門と言えばこのイメージ」を撮ってきました。 中央合同庁舎第7号館です。 この辺りは「霞が関コモンゲート」と呼ばれています。 虎ノ門駅はちょっと前まで乗り換えができない駅でした。しかし虎ノ門ヒルズができた後に、日比谷線に駅が一つ追加される事になりました、そう、虎ノ門ヒルズ駅です。当時、神谷町に勤務していた私は複雑でした。1駅増えるのは結局到着時間のロスになるからです。そんな自分の都合とは無関係に工事が進んでいきます。 どんな風に進んでいったのかはよくわか

虎ノ門散歩事情(その1)

今回の街歩き現場は虎ノ門。散歩というよりも職場だったので必然だったのですが、それが縁で職場ではなくなった後もこの周辺はよく歩いています。 虎ノ門という場所、自分の中では長い間、霞ヶ関から続く省庁の合同庁舎が多い町のイメージでした。用がない人は全く行かない場所だと思います。日本初の超高層ビル「霞が関ビルディング」も虎ノ門駅が最寄り駅でしたね。 最近の大規模な再開発でこの周辺のイメージは変わりつつあります。 そんな場所に、2011年当時勤務していた会社のオフィスが移転しました

新宿散歩:新宿駅西口地区開発計画(その1)

今年の元旦の夕方に、ほんのちょっと新宿駅南口の地上に出た時に撮影した写真。 この時まだ開業前の東急歌舞伎町タワーが中央に写っていました。この辺では自分が一番高い超高層ビルだといわんばかりの存在感。都庁の方が高いですけどね。 このビルっていったいつ開業だっけ?と新宿のことを調べていたら、新宿駅周辺の再開発「新宿グランドターミナル計画」が始まっていることに気が付きます。常に再開発に目を向けているわけではないからめったに通らない場所の変化には気づけませんでした。 この計画で新宿

大手町二丁目常盤橋地区散歩その3(2023年9月その後〜着工まで)

今日、会社の人から「(私が)話していたあの新しいビルが着工したらしくて、式の様子がニュースで報道されてましたよ!」と言われまして。あのビルって何?と思ったらトーチタワーの事でした。耳を疑いました。着工って10月じゃなかったの?早まったの? 9月27日に起工式が行われて着工したそうです。確かに、先日見に行った時にはほぼ解体は終わっていたのです。だとしたら着工って何?何をもって着工というのだろう。その辺に関してはとんと疎い。建物の解体が終わり次の段階に移ったと言うことなのでしょ

大手町二丁目常盤橋地区散歩その2(2023年7月~9月)

2023年7月1日 日本ビルは解体工期は5月31日までになっていましたが、6月が過ぎても続いていました。7月に入りどうなったかというと・・・周辺に囲いはあるものの中を覗くと建物の解体は終わっていました。もう跡形もありません。そして景色に変化が。JRの線路が見えるし、走ってる電車(写真は中央線?)も見えるし、遮られていた向こう側のビルも見えるようになりました。この景色は解体が終わった今だけのものです。想像してください、あの日本一高いトーチタワーが完成したら、この景色はもう見るこ

大手町二丁目常盤橋地区散歩その1(2022年12月~2023年6月)

2022年10月1日に解体が始まった日本ビルと朝日生命大手町ビル。その様子を散歩しながら捕らえました。 2022年12月10日 日本ビルの南側(永代通り側)に仮囲いができていました。北側はまだそのままの姿が見えます。夜に撮影したせいか、朝日生命大手町ビルは真っ暗で廃墟感が漂っています。 2022年12月28日 朝日生命大手町ビルの低層部と高層部の一部にも仮囲いが出現。この低層部の屋上、庭園だったのですね。(たしかに、最初に撮影した2020年7月の写真を見ると緑があります)

解体が始まる前に(大手町二丁目常盤橋地区散歩)

今に始まったことではないですが再開発が著しいです。街を歩けば工事現場に当たるというほど多いです。ちなみに、これまで東京都で計画された市街地再開発の一覧がこちらに掲載されています。 市区町村毎に分かれて計画された順番に並んでいます。これを見ると、有楽町駅前(イトシア周辺)って計画から完了までにだいぶ時間がかかっていたんですね。そういえばCOCAレストランとかが移転したのもこれが原因だったっけ、なんてふと思い出したりして。 こちらのサイトの「事業中」が現在着工している再開発で