感染経路不明者の多くは新幹線や通勤電車・バス等、三密の公共交通機関で感染?
今、新型コロナウィルスの感染者の中で、感染経路不明者が、いつ、どこで感染してしまったのかが大きな問題となっています。
ただ、政府や自治体や専門家、そして、テレビのニュースなどのメディアでは、「感染経路不明」としか報道しません。
不思議だと思いませんか?
感染経路の分かっているものは、感染源をどうにかすれば解決しますが、
本当に問題視して、対処しないといけないのは、「感染経路不明」についてです。
当たり前のことを、今更ですが、感染経路不明の感染者も必ず、どこかで新型コロナウィルスに感染しています! これは間違いない事実です。
ここの究明を対策こそが、今、一番求められているのではないでしょうか?
そんな中、一番の問題なのに、政府やメディアで取り上げられない感染源があります。
それが・・・
新幹線
通勤電車
通勤バス
などの公共交通機関の車内での感染の拡大です。
一般の人は、マスクと消毒をすれば、大丈夫だと思っていますが、それはあくまでも、一予防手段に過ぎず、万全には、ほど遠い対策です。
もっとも求められるのは、密になる場所に、自ら足を運ばないようにすることしかありません。
僕は、先日、やむをえない事情で、新幹線で京都まで移動しました。
その車内で見た光景に、恐怖を感じました。
まず、思ったのは、
新幹線の車内放送で、新型コロナウィルスの感染拡大防止のアナウンスが流れていません。
もしかしたら、時間帯によって流しているのかもしれませんが、僕の記憶ではアナウンスはなかったです。
駅のホームから車内に入る入口にも消毒薬が設置されていません!
「えっ?」
不特定多数の多くの人が利用する新幹線の出入口に消毒薬すら置いていないのです。
それから、座席はソーシャルディスタンスが確保されてなく、通常の座席に、間隔を取らずに座るようになっています。
つまり、隣に全く知らない第三者が肩をすり合わせながら座るのです。
それから新幹線の席に座ると、多くの人が、背もたれをリクライニングさせると思いますが、そのノブには多くの不特定多数の人が触ります。
そしてこれらの懸念されることに追い打ちをかけるのが、
車内での、飲食、そしてお酒・アルコールを普通に飲んでいる光景です。
この時期ですからほとんどの乗客はマスクをしていますが、
新幹線のような長時間…昼や夜の時間帯では、マスクを外し、お弁当屋お酒を普通に食べたり、飲んだりしているのです。
車内は、完全に飲食店状態です!
僕は、新幹線の車内で過ごした時間、マスクを外さず、水分も食べ物もとらなかったのですが、多くの人は本当に無防備でした。有り得ない!
「こりゃあー感染するわな!」
率直な僕の気持ちです!
新型コロナウィスルの感染の経路は、飛沫感染(せきなどが飛んで菌がばらまかれる)と接触感染(手すりやドアなどの物に触れてその手を口や鼻を触る)があります。
新幹線の車内で、飲食をするときは、飛沫感染の恐れが大いにあります。
また、手すりやドアなどを触る行為で、接触感染してしまいます。
次に、通勤電車やバスですが、さすがに短時間なので、飲食をするためにマスクを外す行為はしないでしょうが、満員電車などでは、つり革や手すりなどの物を触らざるを得ませんし、完全に三密状態です。2m以内に何人が密集しているのでしょうか? 考えると恐ろしいです。
こういったリスクへの対処ですが、利用せざるを得ない利用者は、マスクをしっかりして、つり革や手すりを触らないようにし、また、下車後は、携帯用の消毒薬で手指の消毒と、マスクの交換か消毒をしなければ、感染を防ぐことなどできません。
また、新幹線や電車、バスなどを走らせるJRなどの運営者側には、公共交通機関を利用することは、今まで述べた感染リスクがあることを、常に車内放送や掲示し、車内への出入口に消毒薬を設置するなどの最大限の感染防止対策を施して欲しいと思います。
政府や地方自治体、専門家やメディアは、
「公共交通機関の利用をしないように!」とは言ってくれません。
一方で、GoToトラベルキャンペーンを進める政府が、もう一方で、国営にも似たレベルの公共交通機関を利用しないようにアナウンスすることは、矛盾と営業妨害に当たるから‥‥
でも、これだけ、感染経路不明者の感染者が増えてきている状況をみてみると、そんな悠長なことを言っている暇はないんですよね?!
今、求められるのは、ハッキリとした発信です!
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